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初心者がクラウドワークスで発注する際の注意点

クラウドワークスとは、業界大手のクラウドソーシングサービス。
ザックリいうと「仕事が欲しい人」と「仕事を依頼したい人」をマッチングするサービスです。
クラウド上でのやりとりになるので、仕事もデジタル完結できるものがほとんど。
- HP作成
- 記事作成
- データ入力
- システム開発・改修
などなど。
簡単に登録できるので、副業で稼ぎたい人・仕事を依頼したい人に人気です。
>>クラウドワークス
ですが、仕事を発注する際はうまく立ち回らないと
「何万円も払ったのに満足のいく成果物が得られなかった」
なんてことになりかねません。
僕も実際にWebサービスの開発を発注してみたので、その時に気付いた注意点を紹介します。
注意点1:募集内容は明確に記載
仕事を発注する際の基本かもですが、
「実際にどういったものを作ってほしいのか?」
を明確にしておく必要があります。
でないと、クラウドワーカーが発注内容をしっかり理解できず下記のようなリスクあり。
- 契約後に認識のズレが発覚
- 依頼内容について質問攻め
- 仕事がうまく進まず低評価
- そもそも応募者が増えない
などなど。
例えば僕はWebサービスの開発を発注しましたが、システムの細かい挙動まで固まらないまま契約してしまったので、契約後にかなり細かい事柄まで質問されてしまいました。

みたいな。
見事にその「曖昧な部分」について質問され、いきなり宿題を出された気分でした笑
逆の立場で考えてみると、曖昧な部分があるまま成果物を作り終えてしまえば、そこがトラブルの原因になりかねないので当然なんですよね。
そこは僕の考えが甘かったかなと、反省。
Webサービスの開発を依頼したいなら、サービスのイメージ、とりわけシステム面のイメージをかなり細かい部分まで完成させておく必要があります。
それが無理そうなら、要件定義、内部設計なども含めて依頼したいとあらかじめ明記しておいたほうが無難かと。
「自分は何が欲しいのか?」成果物をはっきり定義し、募集時に明示しましょう。
同時に「どうしてそれが欲しいのか?」という背景を伝えておくのもおすすめ。
新しい提案をしてもらえる可能性があるので。
注意点2:応募者のプロフィールと実績は必ず見る
クラウドワークスで「○○システムの開発」などの募集を出すと、その仕事を受けたいというワーカーさんから応募があります。
その際、応募者のプロフィールは必ず確認しましょう。
具体的には、評価、実績件数、過去の案件の種類など。
- 評価:過去に低評価はないか?ある場合はどのような案件か?
- 実績件数:これまでの実績が少ない人だと評価が高くても注意が必要。
- 過去の案件の種類:自分が今回発注したい案件と、似たような内容か?
今回の案件のスペシャリストといえるか?という視点でみると良いかもです。
例えばWebサービスの開発なら、「主な開発言語は何か?」というのも大事な要素ですね。
トラブルを防ぎ、お互いが満足いくプロジェクトにする為にも、応募者のプロフィールをしっかりチェックしましょう。

注意点3:ステルス外国人に注意
プロフィールを見ると日本人っぽいけど、実は外国人だった!
というケースにも注意が必要かと。
プロフィール上は日本人ぶっている(日本人っぽい苗字をわざと表記するなど)けど、実は外国人であることが多々あります。
相手が外国人だと、やりとりできる日本語が日常会話程度だったりして、コミュニケーションのハードルが少し上がるんですよね。
ところどころ日本語がおかしかったり、細かいニュアンスが伝わりにくかったり。
Webサービス開発の案件だと、専門的な言葉を使うことも多いので特に不便。

注意点4:報酬低すぎ提案は要注意
クラウドワークスでプロジェクトの応募者を募った時、提案される金額は様々。
その時、応募者からの提示金額が相場より低すぎる場合は注意が必要です。
なぜなら、募集内容を誤解している恐れがあるから。
もしくは、品質に自身がなくて低価格に設定しているという可能性もあるからです。
どちらにしてもリスクが高いですね。
もちろん、単純に相場を把握していないケースや実績作りの為に低く設定している可能性もありますが・・。
ちなみに僕は「10万円くらいで見積もりをお願いします。」と募集文に記載したのですが、応募者さんからの提示額は7000円台~50万円越えのものまで様々でした。
なるべく安い金額で依頼したいという気持ちも分かりますが、確かな見極めも必要。
注意点5:予算は多めに用意しつつ少なめに提案
発注の為の予算は多めに用意しておいて、募集文では少なめに記載しておくのがおすすめ。
これは、相場よりも高額で発注してしまうのを防ぐ為の施策だったりします。
僕の場合だと、最大で予算20万円ほどを想定していましたが、募集文では10万円程度での見積をお願いしました。
結果、中間の15万円ほどで契約が成立しました。
特にシステム開発とかだと、内容によって金額がピンキリなので相場が把握しにくいですよね。
他の開発案件をひと通り見れば、予算がある程度決められるかと思います。
どうしても相場が分かりにくい場合はクラウドワークスのコンシェルジュに発注相談してみるのもあり(無料)。
>>クラウドワークス
注意点6:基本はスムーズな対応
さて。
良さげなクラウドワーカーさんとマッチングしたら、スムーズに対応しましょう。
こちらの対応が遅れるほど、プロジェクトの進捗も滞ってしまうので。
仮払いを迅速に済ませることはもちろん、契約後もしっかり連携。
質問への回答もなるべく早く、分かりやすく。
自分も同じプロジェクトのメンバーであるという意識をもってしっかり連携しあうことで、より満足度の高い成果物ができあがるはずです。
注意点7:検収はぬかりなく行う
成果物が納品されたら、検収作業をぬかりなく行いましょう。
検収とは、納品された成果物が当初の要件を満たしているかを確認すること。
一言でいえば納品物の最終チェックのようなものです。
後でトラブルにならないよう、細かい部分までしっかり確認すべし。
検収が終わったら検収完了の操作や評価も忘れずに!
新しいスタートを切ろう【Webサービスの公開・運営】
一連のプロジェクトが完了したら「終わったぁ~!」って気持ちになりますね。
これで満足してしまいがちですが、ここでの終わりは同時に始まりを意味します。
今回のプロジェクトで得た成果物をもとに、やりたいことがあったはず。
僕の場合「作ってもらったWebサービスをもとに新サイトを公開・運営をスタート」しました。
当初の目的、もともとやりたかったことを再認識し、確実にスタートを切りましょう!
まとめ【クラウドワークス初心者がWebサービス開発を発注する際の注意点】
クラウドワークスで仕事の発注を行う際に大事なのは
- 目標を明確にし、
- 適切な人材と手を組み、
- 終始しっかり連携していく。
ということに尽きるかと。
僕にとっては貴重な経験でした。
普段はクラウドワークスで受注しているのみの方も、発注側の経験をしてみることをすごくおすすめします~。
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