【卒業・部活引退】あまり関わりのない・親しくない先輩へのメッセージを書く時のポイント:例文・テンプレあり

【卒業・部活引退】あまり関わりのない・親しくない先輩へのメッセージを書く時のポイント:例文・テンプレあり

【卒業・部活引退】あまり関わりのない・親しくない先輩へのメッセージを書く時のポイント:例文・テンプレあり

卒業や部活動・サークルの引退シーズンになると、寄せ書きやメッセージカードを書く機会が増えます。しかし、「ほとんど話したことがない先輩」「顔と名前がいまいち一致していない先輩」に対しては、どんな言葉を書けばいいのか迷う方も多いはず。

そんなときでも、同じ団体に所属したご縁を大切に、最低限の気遣いを込めてメッセージを書くと先輩はきっと喜んでくれます。ここでは、失礼なく、かつ好印象を与えるメッセージのコツや例文、NG例、SNSでメッセージを送る場合の注意点までを幅広く解説します。

目次

メッセージを書く前に押さえたい基本

  1. あいさつ・お祝い・感謝を最初に
    • 「卒業おめでとうございます」「引退お疲れさまでした」など、まずはポジティブな言葉を入れましょう。
    • 共通の行事があれば「○○大会、本当にお疲れさまでした!」のように加えるとより具体的で伝わりやすいです。
  2. 些細なエピソードや印象は大切
    • 会話が少なくても、先輩が頑張っている姿を見たり、周囲から話を聞いたりしていることがあるはず。
    • 「練習に真剣に取り組む姿勢が印象的でした」「○○祭での先輩の発表がすごく印象に残っています」のように書くと、相手も自分の活躍を覚えていてくれたと感じられます。
  3. 今後の決意や応援の言葉を添える
    • 「私も先輩を見習って頑張ります」「次のステージでもご活躍されることを応援しています!」といった一言を付け加えると、メッセージ全体が前向きなものになります。
  4. シンプル・短めでもOK
    • とくにほとんど接点がない場合は、無理に長文を書こうとせず、短いメッセージでも十分気持ちは伝わります。
    • よく知らないエピソードを使ってしまうと、嘘っぽくなるので注意しましょう。

迷わず書ける!メッセージ作成のテンプレート

「何を書けばいいかわからない」という人向けに、簡単にカスタマイズできるテンプレートを用意しました。

基本テンプレート

先輩、〇〇おめでとうございます!(または、お疲れさまでした)
〇〇での先輩の姿がとても印象的でした。(エピソードや具体的な印象)
これからも〇〇での活躍をお祈りしています!(応援の言葉)

テンプレートを使ったカスタマイズ例

例1(運動部の先輩向け)

○○先輩、卒業おめでとうございます!
試合での先輩のプレーがいつもカッコよくて憧れていました。
私も来シーズンは先輩のように堂々と戦いたいと思います!

例2(文化系サークルの先輩向け)

○○先輩、引退お疲れさまでした!
舞台での先輩の表現力に感動しました。
私ももっと成長できるように頑張ります!

このテンプレートに、自分の活動や先輩とのエピソードを加えるだけで、オリジナルのメッセージが簡単に作れます。

あまり関わりのない先輩への「NG」例

ここでは、避けたほうがよい書き方をいくつか紹介します。NG例を知っておくと、実際に書くときに迷わずに済みます。

  1. 曖昧な記憶で書く
    • 例:「たしか○○大会で優勝してましたよね?」(実は違う)
    • 曖昧な情報を使うと間違えている可能性があり、相手に失礼になることも。確実に合っている情報だけにしましょう。
  2. 社交辞令すぎて嘘っぽい
    • 例:「先輩がいるだけで私たちの人生が180度変わりました!」
    • 大げさな表現や、明らかに現実味がないお世辞は控えめに。誠実さが大切です。
  3. 過度に長文すぎる
    • 例:A4用紙1枚分以上の思いを詰め込みすぎる…
    • 長文は本当に親しい相手でない限り負担になることも。特に寄せ書きの場合、メッセージをたくさん書くスペースもないことが多いので注意しましょう。
  4. 無理やり作ったエピソードを書く
    • 例:「初対面のとき、すごく優しくしてもらったのが忘れられません」(実際は接点なし)
    • 完全な“捏造”は避けましょう。仮に盛り上がる言葉でも、事実と異なると失礼になりかねません。

様々な活動内容を意識した例文

部活・サークルと一口に言っても、体育会系から文化系、文化祭の実行委員や吹奏楽部、ダンスサークルなどさまざま。いろいろなシチュエーションに応用できる文例を紹介します。ぜひ、自分の活動内容に合わせてアレンジしてみてください。

例文1(体育会系:部活の先輩)

「先輩、卒業おめでとうございます。
試合での先輩のプレーがいつもカッコよくて憧れていました。
あまり話せなかったのが残念ですが、私も来シーズンは先輩のように堂々と戦いたいと思います!」

例文2(文化祭やイベント系)

「今年の文化祭でのステージ、本当に迫力がありました!
裏方での準備も相当大変だったと聞いていますが、先輩の頑張りを陰ながら見ていました。
またいつかお話しできる機会があれば嬉しいです!」

例文3(吹奏楽・音楽サークルなど文化系)

「先輩の演奏を初めて聴いたとき、鳥肌が立ちました。
レッスンのときは直接指導していただく機会がなかったのが心残りです。
引退後も、ぜひ私たちの演奏を聴きに来てくださいね!」

例文4(ダンスや演劇などパフォーマンス系)

「舞台での先輩の存在感は本当に素晴らしかったです。
表情や動きの細かいところまで勉強になりました。
いつか先輩みたいに堂々とステージに立てるよう頑張ります!」

上記のように、活動内容に合わせて「どんな場面を見ていたか」を具体的に書くと、よりリアルなメッセージになります。

先輩との関係性別メッセージ例

1. ほとんど話したことがない先輩向け

「先輩、卒業おめでとうございます! あまりお話しする機会はありませんでしたが、 〇〇で活躍されている姿を見て、私も頑張ろうと思いました。 これからのご活躍を応援しています!」

2. 数回話したことがある先輩向け

「先輩、引退お疲れさまでした! ○○のときにお話ししたことがとても印象に残っています。 先輩の○○なところ、素敵だなと思っていました。 これからも頑張ってください!」

3. グループ内で関わりのあった先輩向け

「○○先輩、ご卒業おめでとうございます! 一緒に○○の活動をしたとき、本当に楽しかったです。 先輩から学んだことを活かして、これからも頑張ります! またお会いできるのを楽しみにしています!」

関係性に合わせて、適切な長さや内容を選ぶと、より自然で心のこもったメッセージになります。

SNSやメッセージアプリで送る場合の注意点

近年では、紙の寄せ書きだけでなく、LINEやInstagramのストーリー、X(旧Twitter)のDMなどで先輩にメッセージを送ることも増えています。オンラインならではの利点・注意点を押さえておきましょう。

  1. 短縮バージョンを意識する
    • ストーリーやSNSの投稿では、長い文章だと最後まで読まれないことも多いです。できるだけ要点をまとめて、コンパクトに一言か二言で収めるのが◎。
    • 例:「先輩、本当にお疲れさまでした!いつものかっこいい姿、憧れてました。卒業後も頑張ってください!」
  2. スタンプや絵文字の使いすぎに注意
    • 気軽なやり取りができる反面、乱用しすぎると軽く見られる可能性も。先輩との距離感に合わせてほどほどに。
  3. 後から見返されることを意識する
    • SNSやメッセージアプリはスクリーンショットで残されやすいです。失礼な表現や、強すぎる口調にならないように気をつけましょう。
  4. 相手のアカウントを確実に把握しているか確認
    • 相手がSNSを使っていない場合や、アカウントを非公開にしている場合もあるので、適宜他の先輩や同級生に確認してから送ると安心です。

具体的なメッセージ例文(SNS向け短縮バージョン)

  • LINE 「○○先輩、卒業おめでとうございます!
    直接あまりお話しできなかったけど、部活での先輩の姿、いつも刺激になってました。
    新天地でも応援してます!」
  • Instagramストーリー(テキスト量が少なめ) 「○○先輩、卒業おめでとうございます!
    部活を引っ張る姿がカッコよかったです。
    これからも応援してます!」
  • X(旧Twitter) DM 「先輩、引退お疲れさまです!
    いつも堂々としたプレーが印象的でした。
    私もあんなふうに戦えるように頑張りますね!」

まとめ

あまり関わりがなかったり、ほとんど会話をしたことがない先輩にメッセージを書くときでも、以下のポイントを押さえておけば安心です。

  1. 基本は短くてもOK
    • 無理に長文にする必要はなく、シンプルな感謝や応援で十分気持ちは伝わります。
  2. 具体的なエピソードや印象があればしっかり書く
    • 大会・文化祭・合宿など共通の体験を盛り込むと、先輩も「そういえばあのとき…」と懐かしんでくれるでしょう。
  3. NG例を避けて誠実さを意識
    • 曖昧な記憶に基づく内容や大げさすぎるお世辞はかえって不自然。等身大の感謝や称賛が大切です。
  4. SNSならではの書き方にも注意
    • スマホ画面で読むことを考え、文章はコンパクトに。スタンプや絵文字の多用は送る相手との距離感次第。

いずれの場合も、最初に「先輩、お疲れさまでした」「ご卒業おめでとうございます」というようなねぎらいやお祝いの言葉を添え、最後に「今後も応援しています」「またお会いできるのを楽しみにしています」など前向きなメッセージを入れることで、十分に好印象を残すことができます。

部活・サークルやイベントなど、さまざまなシーンで活用していただき、より素敵な卒業シーズン・引退シーズンを過ごしてくださいね。

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