「Let’s goooo」は、単なる「行こう」という誘い文句ではありません。「よっしゃー!」「キター!」「やったぜ!」といった、興奮や喜び、気合いを爆発させるスラングです。
日本語では「いくぞおおお!」といった表現がイメージしやすいかもしれません。
スポーツ観戦、FPSなどのオンラインゲーム、SNSのリプライ欄で頻繁に見かけるこの言葉。本記事では、ネイティブが使う「Let’s goooo」の正確なニュアンス、かっこいい発音のコツ、場面別の正しい使い方を徹底解説します。
「Let’s goooo」の本来の意味と日本語訳
学校で習う「Let’s go(行きましょう)」と、SNSやスラングとして使われる「Let’s goooo」は、似て非なるものです。その決定的な違いは、言葉に込められた「熱量」と「タイミング」にあります。
母音の「o」が伸びることで感情が強調される
「o」の数が増えるほど、その人のテンションが高いことを示します。「go」だと冷静な指示や提案に聞こえますが、「goooo」と伸ばすことで、抑えきれない感情の昂ぶりを視覚的にも表現しているのです。
日本語に翻訳する場合、文脈によって以下のように変化します。
- 成功した瞬間:「やったぜ!」「見たか!」
- 期待が高まる時:「キター!」「待ってました!」
- 気合いを入れる時:「いくぞ!」「やってやる!」
単純な「移動」の意味では使われない
このスラングは、物理的にどこかへ移動する際に使うことは稀です。あくまで精神的な高揚感を表す感投詞(Interjection)に近い役割を果たします。
例えば、ゲームで強敵を倒した直後や、推しのアーティストが新曲を発表した瞬間に使われます。そこに「場所の移動」という概念はなく、心のボルテージが上がっている状態そのものを指しているのです。
ネイティブっぽい「Let’s goooo」の発音とコツ
文字で見ると簡単そうですが、ネイティブのようにクールに発音するには少しコツがいります。カタカナ英語の「レッツゴー」から脱却するためのポイントを押さえましょう。
「レッツゴー」ではなく「レスゴウ」や「レッゴー」
ネイティブの会話、特に若者言葉やヒップホップの文脈では、「Let’s」の「t」と「Go」の「g」が繋がり、音が変化します。表記としては “lezgo” や “lessgo” と書かれることもあります。
- Les-gou(レスゴウ):ラッパーのDaBabyなどの影響で広まった発音。「s」の音を強調して繋げるスタイル。
- Lez-go(レッゴー):より一般的で短縮された発音。「ツ」と言わず、勢いよく言い切るイメージ。
アクセントの位置で意味が変わる
通常のスラングとして使う場合、アクセントは後半の「goooo」に強く置かれます。「Let’s」は短く、「goooo」を長く強く引くことで、感情の爆発を表現できます。
逆に、「Let’s」を強く読むと、通常の「さあ、行くよ」という勧誘のニュアンスが強くなるため、使い分けには注意が必要です。
シーン別「Let’s goooo」の正しい使い方【例文あり】
この言葉はTPOを選びます。ビジネスメールやフォーマルな場では不向きですが、以下のシーンでは最高のコミュニケーションツールとなります。
ゲーム・eスポーツ(FPSや格闘ゲーム)
最も頻繁に使われるのがゲームシーンです。TwitchやYouTubeの配信でも、海外ストリーマーが叫んでいるのをよく耳にするでしょう。
- 逆転勝利した時:“We won! Let’s goooo!”(勝った!よっしゃー!)
- レアアイテムが出た時:“Finally got it! Let’s goooo!”(ついにゲットした!キター!)
自分のプレイに対する自画自賛だけでなく、味方のナイスプレーを称える際にも使えます。
スポーツ観戦・応援(NBA・サッカー)
応援しているチームが得点を決めた時や、試合に勝った瞬間のチャント(掛け声)として使われます。
- ゴールが決まった瞬間:“What a goal! Let’s goooo!”(なんてゴールだ!最高だぜ!)
- 試合開始前の気合い入れ:“Big game today. Let’s goooo boys!”(今日は大事な試合だ。いくぞお前ら!)
SNS(TikTok・X・Instagram)でのコメント
SNSでは、ポジティブなニュースや期待していた発表に対するリアクションとして使われます。誰かが良い報告をした際のリプライとしても優秀です。
- 友人の合格報告に対して:“You passed? Let’s goooo!”(合格したの?やったじゃん!)
- 待望の新作発表に対して:“Season 2 confirmed. Let’s goooo!”(シーズン2決定だ。楽しみすぎる!)
似た意味のスラングとの違いを比較
英語には似たようなフレーズがいくつかありますが、それぞれニュアンスが異なります。状況に合わせて使い分けることで、より自然な英語表現になります。
| フレーズ | 主な意味・ニュアンス | 使用タイミング |
|---|---|---|
| Let’s goooo | 興奮、歓喜、気合い | 勝利時、成功時、盛り上がり最高潮の時 |
| Here we go | さあ始まるぞ、行くぞ | 開始直前、準備完了時 |
| We got this | 俺たちならできる、大丈夫だ | 不安な時、励まし合う時 |
| Hell yeah | その通り、最高だ | 強い同意、喜び(少し汚い言葉) |
「Let’s goooo」は、この中でも特に「感情の爆発力」が強い言葉です。冷静な開始の合図なら「Here we go」、仲間を励ますなら「We got this」を選ぶのが賢明です。
元ネタはどこから?スラングとしての起源と歴史
このフレーズの歴史は意外に古く、軍事やスポーツの現場から、現代のインターネット・ミームへと進化を遂げました。
1940年代〜:軍事とスポーツでのルーツ
実は「Let’s Go」を士気高揚のために使う文化は、20世紀半ばには既に存在していました。例えば、1940年代の米海軍の募集ポスターには「Fight, Let’s Go!」というスローガンが使われており、1950年代以降はスポーツチームの応援歌や掛け声としても定着していきました。
つまり、インターネットが普及するずっと前から、「人々を鼓舞し、興奮を高める言葉」としてアメリカ文化に根付いていたのです。
2020年頃:DaBabyとネットミームによる爆発的普及
現代のSNSやゲーム界隈でこれほど爆発的に広まったきっかけは、2020年前後のインターネット・ミームです。
特に影響を与えたのが、アメリカのラッパーDaBaby(ダベイビー)です。彼の楽曲(「VIBEZ」など)やイントロでの特徴的な「Let’s go!(lessgo)」というアドリブがTikTokやTwitter(現X)でネタ化(ミーム化)され、世界中の若者の間で「盛り上がりの合図」として再定義されました。
現在では、元ネタを知らない層も含め、ゲームやSNSにおける「勝利」「歓喜」を表す共通言語として完全に定着しています。
使用上の注意点とコミュニケーションのコツ
どんな魅力的な表現にも、適切な使いどころは存在します。
- 場の雰囲気を読もう:
フォーマルな会議や静かな集まりなど、堅苦しい雰囲気の中では控えたほうが無難です。むしろ、カジュアルな場や仲間同士での盛り上がりの瞬間に使うと効果的です。 - 使いすぎに注意:
同じ表現を何度も連続して使いすぎると、一層の強調が逆効果となる可能性もあります。アクセントとして適宜取り入れるのがポイントです。
参考:言葉のインフレ・デフレとは?「神対応」や「婉曲表現」が伝わらない理由 - 相手との距離感を意識:
年齢や文化背景、現場の雰囲気を踏まえ、自然なタイミングで使用することで受け入れられやすくなります。
まとめ
「Let’s goooo」は、歴史ある掛け声が現代のネット文化と融合して生まれた、パワフルな表現です。
- 意味は「よっしゃー!」「キター!」「やったぜ!」
- 発音は「レスゴウ」「レッゴー」と勢いよく、語尾を伸ばして。
- 1940年代からの歴史を持ち、2020年頃のミームで世界的に再ブレイクした。
ポジティブなエネルギーを伝えたい時、この言葉は最高のスパイスになります。海外の友人と遊ぶ時やSNSで、ぜひタイミングを見計らって使ってみてください。








