卒業間近になると、在校生が中心となって「卒業生を送る会」の準備に追われる学校も多いでしょう。今までお世話になった先輩たちに感謝を伝え、思い出に残る会を演出したいですよね。
本記事では、そんな「卒業生を送る会」を盛り上げる出し物や企画を、定番から一工夫加えたものまでご紹介します。
先に結論をお伝えすると、送る会を成功させるポイントは「感動系」と「盛り上がり系」の出し物をバランスよく組み合わせることと、準備・練習の負担を現実的な範囲におさめることの2つです。この記事では、出し物のアイデアに加えて、当日のプログラム例、準備スケジュールの目安、学年別のおすすめ、音楽や写真を使うときの注意点まで解説します。
卒業生を送る会とは?三送会・六送会との違い
卒業生を送る会は、在校生が卒業生に感謝の気持ちを伝え、門出を祝うための学校行事です。卒業式の前、2月〜3月上旬ごろに行う学校が多く、学校によって呼び方が異なります。
- 六送会(6年生を送る会):小学校で使われることが多い呼び方
- 三送会(3年生を送る会):中学校・高校や、部活動単位の送別会で使われることが多い呼び方
- 予餞会(よせんかい):高校などで使われる、卒業前に開く送別会の呼び方
呼び方は違っても、「在校生が主役になって卒業生をもてなす」という目的は同じです。卒業式が厳粛な式典なのに対し、送る会は出し物やゲームで笑ったり、思い出を振り返って感動したりできる、自由度の高い行事といえます。
卒業生を送る会のプログラム例と準備スケジュール
当日のプログラム例(60分の場合)
出し物を考える前に、会全体の流れを決めておくと、どこに何分使えるかがはっきりします。以下は体育館で行う60分の会の一例です。学校の規模や持ち時間に合わせて調整してください。
| 時間の目安 | 内容 |
|---|---|
| 5分 | 卒業生入場(花のアーチなど) |
| 5分 | 開会のことば・在校生代表あいさつ |
| 20分 | 在校生の出し物(学年・クラスごと) |
| 10分 | ゲーム・クイズ |
| 7分 | スライドショー・ビデオレター |
| 5分 | 卒業生からの出し物・お礼のことば |
| 5分 | プレゼント贈呈・閉会のことば |
| 3分 | 卒業生退場 |
盛り上がるゲームを中盤に、感動系のスライドショーや贈呈を後半に置くと、会全体にメリハリが生まれ、最後に気持ちが高まった状態で締めくくれます。
準備スケジュールの目安
| 時期 | やること |
|---|---|
| 1〜2か月前 | 実行委員の決定、会のテーマ・プログラムの大枠決め、ビデオレターの依頼 |
| 1か月前 | 出し物の内容と担当の決定、写真集め、プレゼントの準備開始 |
| 2〜3週間前 | 出し物の練習、スライドショーの編集、装飾品の製作 |
| 1週間前 | 進行表の完成、通しリハーサル、音響・映像機器のチェック |
| 前日〜当日 | 会場設営、最終確認、片付けの担当確認 |
とくにビデオレターや写真集めは、相手の都合に左右されるため、早めに動き出すのが失敗しないコツです。
スムーズな進行を目指すためのコツ
まずは進行表を作ろう
企画会議で決定した内容をもとに、当日の流れや担当を明記した進行表を作成しておくと安心です。特に、音響や照明の切り替えが必要な場面では、担当者をはっきり決めておくことが重要です。
リハーサルをしっかり
本番当日の「想定外」を防ぐためにも、最低でも一度はリハーサルを行いましょう。舞台装置や道具の位置、音響チェックなど、当日の段取りを再確認しておくことで、落ち着いて本番を迎えられます。
準備や練習の負担を見極める
たとえば演劇は練習に時間がかかったり、大規模な装飾品が必要な出し物は製作に手間がかかります。現実的に取り組める範囲かを見極めることも大切です。
司会の台本を用意する
司会は会の雰囲気を左右する大切な役割です。アドリブに頼らず、次のような台本を用意しておくと、緊張しても落ち着いて進行できます。
【開会】
「ただいまより、卒業生を送る会を始めます。卒業生の皆さん、大きな拍手でお迎えください」
【出し物の紹介】
「続いては、○年生による合唱です。○年生は、卒業生への感謝の気持ちを込めて練習してきました」
【閉会】
「卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。これで卒業生を送る会を終わります」
出し物ごとに「どんな気持ちで準備してきたか」を一言添えると、見ている卒業生にも在校生の思いが伝わりやすくなります。
当日のトラブルに備える
- 時間が押したとき:あらかじめ「短縮できる項目(ゲームの回数など)」を決めておくと、慌てずに調整できます。
- 機材トラブル:プロジェクターや音源が動かない場合に備え、データを複数の端末に保存し、予備のケーブルを用意しておきましょう。
- 欠席者が出たとき:司会やセリフのある役は、代わりに担当できる人を決めておくと安心です。
印象に残る入場&退場の演出
花のアーチ入場
内容
- カラフルな紙花などで装飾したアーチを在校生が持ち、卒業生がくぐって入場する。
ポイント
- 先輩とつながりが深い下級生が卒業生を迎え入れる形にすると、自然な流れで演出できます。小学校では1年生が担当することが多いですが、中学校や高校では「後輩全員で拍手をしながら迎え入れる」「学年ごとにメッセージボードを掲げる」などのアレンジも可能です。
- BGMやナレーションで特別感を演出するとさらに盛り上がります。
キャンドルサービス退場
内容
- 卒業生が退場する際に、ロウソクやLEDキャンドルを灯し、幻想的な雰囲気を演出。
ポイント
- 実際にろうそくの火を使う場合は安全面に十分注意し、学校の規則や会場の使用ルールを必ず確認しましょう。火気厳禁の場合はLEDキャンドルなどを利用するのがおすすめです。
- 会場を完全に暗くするのが難しい場合は、「ステージだけ暗くする」「通路部分にLEDキャンドルを並べる」などの工夫で雰囲気を演出できます。安全面を最優先に、どの程度照明を落とせるか検討しましょう。
一人ずつ名前を呼んで入場
内容
- 司会が卒業生の名前と「将来の夢」「得意なこと」などのひとこと紹介を読み上げ、一人ずつ入場してもらう。
ポイント
- 卒業生全員が主役になれる演出で、人数が少ない学校や部活動の三送会にとくに向いています。
- 紹介文は事前に卒業生本人や担任の先生に確認しておくと、内容の間違いや本人が嫌がる紹介を防げます。人数が多い場合は、クラスごとの入場にして時間を調整しましょう。
会場がひとつになるパフォーマンス系
合唱や歌の披露
内容
- 思い出深い合唱曲や、その年に流行したポップスを合唱やハンドクラップで盛り上げる。
ポイント
- ピアノやギターなど生演奏の伴奏を入れると一体感がぐっと高まります。
- 歌詞に合わせて簡単な振り付けを取り入れると、会場全体で楽しめるパフォーマンスに。
- 曲選びに迷ったら、「旅立ちの日に」「YELL」(いきものがかり)「3月9日」(レミオロメン)など、卒業シーズンの定番曲から選ぶと、卒業生も口ずさめて一体感が生まれます。
ダンスパフォーマンス
内容
- ポップな曲やアイドルソングなどを取り入れたダンスを披露。フォーメーションダンスや全員でそろった動きは見応えがあります。
ポイント
- 衣装や小物をそろえると、ステージがより華やかに。
- 時間がない場合はサビの部分だけをメドレー形式でつなぐのも方法のひとつ。
- お手本の動きを撮影して共有しておくと、全員がそろわない日でも各自で練習でき、合同練習の回数を減らせます。
劇やペープサート
内容
- 卒業生の思い出を題材にしたオリジナル劇や、紙人形を使ったペープサートなど。
※ペープサート:表と裏に異なる絵が描かれた紙人形を使って演じる人形劇
ポイント
- セリフやストーリーに卒業生のエピソードを織り交ぜると、見ているほうも思い出が蘇り感動が高まります。
- 低学年でも取り組みやすいペープサートは、準備物が比較的軽く、舞台転換もシンプル。
呼びかけ
内容
- 「運動会で見せてくれた、かっこいいリレー!」「修学旅行のお土産話!」のように、卒業生との思い出を一人ずつ、または全員で声をそろえて呼びかける。
ポイント
- 道具がほとんどいらず、短い練習時間でも形になりやすい定番の出し物です。
- 最後に合唱へつなげる構成にすると、自然に感動的な流れが生まれます。
楽器演奏で彩りをプラス
リコーダー合奏
内容
- 授業で慣れ親しんだリコーダーで簡単な曲を合奏。
ポイント
- リコーダー演奏は比較的練習がしやすい反面、大きい会場だと音が届きづらいこともあります。会場の広さや音響環境に応じてマイクを使う、またはキーボードや小型アンプの導入を検討すると聞こえやすくなります。
- 合唱やダンスと組み合わせると、よりバラエティに富んだステージに。
先生方による演奏・合唱
内容
- 職員バンドや合唱など、先生たちが協力して出し物を披露。
ポイント
- 普段は見られない先生方の姿が見られるため、生徒にとって特別感があります。
- 曲選びのバリエーションは幅広く、合唱曲から懐かしのヒットソングまで自由度が高いのも魅力。
卒業生の思い出を共有する演出
スライドショー
内容
- 卒業生の写真や動画を集め、合唱曲やピアノBGMに乗せて上映。
- スライドに文字を入れたり、ナレーションを加えると分かりやすく心に響きます。
ポイント
- 写真を時系列で並べると、成長の過程がわかり感動が倍増。
- 部活や行事、普段の学校生活をバランス良く取り入れると飽きさせません。
- 写っている回数に偏りが出ないよう、卒業生全員が少なくとも1回は登場するかチェックしましょう。長さは5〜7分程度にまとめると、最後まで集中して見てもらいやすくなります。
ビデオレター
内容
- 異動してしまった先生や卒業生の旧担任の先生からお祝いメッセージを録画してもらい、会で上映。
ポイント
- 早めにアプローチして撮影や編集の時間を十分に確保。
- 動画が難しい場合は音声メッセージや手紙でもOK。サプライズ効果が高く感動を誘いやすい。
僕と私の成長記録
内容
- 幼少期や入学当初の写真を映し、現在の姿と比べる。
- 「この写真は誰?」クイズ形式にすると会場が盛り上がる。
ポイント
- 一人ずつ紹介すると時間がかかる場合は、仲良しグループでまとめる方法も。
- 写真にプチプロフィールを添えれば、より個性が伝わり親近感アップ。
思い出ギャラリー(掲示)
内容
- 会場の入口や廊下に、卒業生の行事の写真や在校生からのメッセージカードを掲示する。
ポイント
- ステージの持ち時間を使わずにできるので、プログラムが詰まっているときにも取り入れやすい演出です。
- 会の前後に卒業生が自由に見て回れるよう、卒業式の日まで掲示を残しておくと喜ばれます。
笑顔があふれるゲームやクイズ
学校や卒業生にまつわるクイズ
内容
- 学校の歴史や先生のエピソード、修学旅行先の思い出、卒業生へのアンケート結果などをクイズ形式にして会場全体で楽しむ。
ポイント
- ○×クイズにして会場を2つのエリアに分け、移動してもらうと参加型で大盛り上がり。
- 意外なエピソードを出題すれば驚きや笑いも誘えます。
問題の例
- 「○年生が修学旅行で訪れた場所は、次のうちどれ?」(三択)
- 「卒業生アンケートで『一番楽しかった行事』の第1位は運動会である。○か×か?」
- 「この声はどの先生でしょう?」(先生に録音してもらった声を流す)
- 「○○先生が子どものころになりたかった職業は?」(事前に先生に取材する)
卒業生へのアンケートは、送る会の1か月ほど前までに取っておくと、問題作りに余裕が持てます。特定の誰かが笑いものになる問題は避け、全員が楽しめる内容にしましょう。
全員参加ゲーム
内容・例
- じゃんけん列車:勝負に勝った人の列に繋がっていく定番ゲーム。
- 進化じゃんけん:勝つたびに人間の成長過程に沿って赤ちゃんから大人に進化していく、なりきりゲーム
- ボール送り:縦列に並び、先頭の人が頭の上から後ろの人へボールを渡し、最後尾に到達したら、今度は股の下から前の人へボールを戻していくゲーム。速く戻したほうが勝ち。
ポイント
- 体を動かすので、準備運動的な意味合いも含めて導入しやすい。
- 途中で脱落があるゲームは、なるべく最後まで多くの人が参加できるルール設定にするとよいでしょう。
卒業生 vs 在校生の対抗戦
内容
- 綱引き、大縄跳び、リレー、ドッジボールなどで、卒業生チームと在校生チーム(または先生チーム)が対決する。
ポイント
- 体格差がある場合は、在校生の人数を多めにする、卒業生にハンデをつけるなど、勝負が白熱するルールにすると盛り上がります。
- 部活動の三送会では、引退した先輩と現役部員の試合形式にするのも定番です。けがのないよう、事前にルールと安全面を確認しておきましょう。
イベントを締めくくるサプライズ
くす玉割り
内容
- 会の終盤にくす玉を割り、「卒業おめでとう」「ありがとう」などのメッセージを華やかに披露。
ポイント
- 割る瞬間にBGMを流すなど演出を加えると盛り上がります。
- 記念写真の撮影タイミングとしても最適。
メッセージブックや色紙の贈呈
内容
- 在校生から卒業生一人ひとりへのメッセージを寄せ書きした色紙やアルバムをプレゼント。
ポイント
- 手描きのイラストやシール、写真などを貼ってオリジナリティを出しましょう。
- 当日サプライズで渡すと、卒業生にとって一生の宝物に。
- あまり関わりのなかった卒業生へのメッセージに迷う在校生もいるので、書き方の例を事前に共有しておくとスムーズです。
寄せ書きのメッセージの書き方や例文は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
卒業生一人ひとりへの表彰状
内容
- 「いつも笑顔で賞」「部活がんばったで賞」など、卒業生一人ひとりの良いところを表した手作りの表彰状を贈る。
ポイント
- 笑いと感動の両方を生みやすく、卒業生の人数が少ない学校や部活動の送る会にとくに向いています。
- からかいに受け取られる内容は避け、本人が誇らしく思える賞名にしましょう。
賞名のアイデアや文面の例は【おもしろ文例集】ユーモアたっぷりな「がんばったで賞」の賞状の書き方と作成アイデアを参考にしてください。
卒業生からの出し物
卒業生は基本的に“送られる側”ですが、「最後に何か伝えたい」と思う子も多いはず。過度な負担にならない範囲で、以下のようなアイデアも取り入れると良いでしょう。
- 卒業生の合唱やスピーチ
- 全員で合唱曲を披露したり、代表生徒が感謝の言葉を述べる。
- 群読(詩の朗読)
- 短い詩や文章を全員で朗読し、想いを声で表現する。
- 在校生へのアドバイス発表
- 「最高学年になったら大変なこと」「部活を続けるコツ」など、卒業生だからこそ伝えられる言葉を後輩に贈る。
- 学校や後輩への記念品の贈呈
- 手作りの掲示物や、部活で使う道具など、残された人が使えるものを贈る。
卒業生の出し物は、卒業式の練習と重なって準備の時間が取りにくい時期です。担任の先生と相談し、短い練習で発表できる内容にとどめましょう。
三送会の保護者代表あいさつ例文|部活の卒業・引退向け長め・短め・場面別小学校・中学校・高校別のおすすめ出し物
同じ出し物でも、学年や学校段階によって向き・不向きがあります。練習にかけられる時間や、得意なことに合わせて選びましょう。
| 学校段階 | おすすめの出し物 | 選ぶときのポイント |
|---|---|---|
| 小学校低学年 | 花のアーチ入場、呼びかけ、ペープサート、合唱 | セリフや動きが少なく、全員で参加できるもの |
| 小学校高学年 | 劇、リコーダー合奏、クイズ、スライドショー | 企画・進行を任せると主体性が育つ |
| 中学校 | ダンス、クイズ大会、ビデオレター、合唱 | 部活や委員会単位で出し物を分担しやすい |
| 高校 | 有志バンド・ダンス、ムービー上映、表彰状の贈呈 | 生徒の自主性に任せつつ、時間と内容を事前に確認 |
低学年は「上手に見せる」ことより「一生懸命さが伝わる」ことが大切です。高学年や中高生は、卒業生と過ごした具体的な思い出を盛り込むと、より心に残る出し物になります。
音楽・写真・動画を使うときの注意点
送る会では、BGMやスライドショーなどで音楽・写真を使う場面が多くあります。トラブルを防ぐために、次の点を押さえておきましょう。
- 会場で曲を流す・演奏するだけなら原則OK:営利を目的とせず、観客から料金を取らず、演奏する人に報酬を払わない学校行事であれば、市販の曲を演奏・上映することは著作権法第38条の範囲で認められています。
- 動画サイトやSNSでの公開は別扱い:市販の曲が入った会の様子やスライドショーをインターネットで公開すると、この例外の範囲を超える可能性があります。公開する場合は学校の方針を確認しましょう。
- 写真の扱いに配慮する:スライドショーに使う写真は、本人が嫌がりそうなものを避けましょう。会場外への持ち出しやSNS投稿は、学校のルールに従うことが大切です。
- 歌詞カードや楽譜の配布は別に確認:曲を演奏することと、歌詞や楽譜をコピーして配ることは扱いが異なります。配布する場合は、学校の担当の先生に確認してから行いましょう。
卒業生を送る会に関するよくある質問
Q. 出し物がなかなか決まらないときは?
「卒業生に何を伝えたいか」を先に決めると選びやすくなります。感謝を伝えたいなら合唱や呼びかけ、笑ってほしいならクイズやゲーム、思い出を振り返ってほしいならスライドショーというように、目的から逆算しましょう。卒業生にアンケートを取り、思い出に残っている行事を聞くのもおすすめです。
Q. 会の長さはどのくらいが目安?
学校全体で行う場合は、授業1〜2コマ分(45〜90分程度)で行うことが多いでしょう。部活動やクラス単位の送る会なら、30〜60分ほどでも十分です。長すぎると集中が続かないため、出し物1つあたりの持ち時間を決め、全体の時間から逆算してプログラムを組みましょう。
Q. 練習時間があまり取れない場合は?
呼びかけ、クイズ、スライドショー、色紙の贈呈など、全員そろっての練習が少なくて済む出し物を中心にしましょう。劇やダンスを入れる場合は、短いシーンやサビだけに絞ると負担を抑えられます。
Q. 卒業生の人数が少ない場合はどうする?
少人数なら、一人ひとりを紹介するスライドや表彰状、個別のメッセージなど、全員にスポットライトが当たる演出がしやすくなります。大人数向けのゲームより、卒業生と在校生が近い距離で話せる時間を作るほうが喜ばれることもあります。
Q. 予算をかけずに準備するには?
装飾は画用紙やお花紙で手作りし、くす玉も段ボールや紙で作れば費用を抑えられます。プロジェクターやスピーカーなどの機材は、学校の備品を借りられないか先生に相談しましょう。色紙やカードは、まとめて購入すると準備の手間も減らせます。
Q. 卒業生に感動してもらうにはどうすればいい?
感動を生むのは、豪華な演出よりも「自分たちのことを見てくれていた」と感じられる具体的なエピソードです。行事での活躍、下級生へのやさしさなど、卒業生との実際の思い出を出し物やメッセージに盛り込みましょう。会の後半に、ビデオレターや色紙の贈呈などの感動系の演出を置くのも効果的です。
Q. 保護者は参加するもの?
学校の送る会は在校生と卒業生、先生で行うことが多く、保護者が参加するかどうかは学校によって異なります。部活動の三送会では、保護者会が主催したり、保護者代表があいさつをしたりする場合もあります。
まとめ
卒業生を送る会は、在校生・卒業生・先生方が一緒に作り上げる“最後の大イベント”です。
- スムーズな進行とリハーサル
- 感動系と盛り上がり系を組み合わせた、バランスの良いプログラム構成
- 練習時間や学年に合った、無理のない出し物選び
- 安全面や学校ルールへの配慮
これらを心がけることで、感動的かつ楽しい催しを実現できます。思い出に残る素敵な時間を提供し、卒業生が「この学校に通えてよかった」と笑顔で旅立てるよう、ぜひ今回のアイデアを参考にしてみてください。きっとあたたかい拍手と感謝の気持ちがあふれる素敵な会になることでしょう。
部活の三送会スピーチ例文|在校生・卒業生の贈る言葉と話し方のコツ








