Macが重い・遅いと感じたときのチェックポイントと高速化テクニック

Macが重い・遅いと感じたときのチェックポイントと高速化テクニック

Macが重い・遅いと感じたときのチェックポイントと高速化テクニック

Macを使っていて「動作が重い」「起動に時間がかかる」「アプリの切り替えが遅い」と感じたら、まずは原因を特定し、適切に対処することが大切です。この記事では、Spotlightの再インデックスやアクティビティモニタの活用方法、メモリを最適化するコツなどを中心に、Macを軽快に使うためのポイントを解説します。

最初に確認したい基本的なチェックポイント

Macの再起動

  • ポイント: 長時間Macをスリープやログイン状態で使い続けると、システムリソースが逼迫しやすくなります。
  • 対策: 定期的に再起動するだけでも、メモリ使用状況がリセットされ、軽快に動作することがあります。

OSやアプリのアップデート確認

  • ポイント: 古いバージョンのOSやアプリを使い続けると、動作が不安定になったり速度が低下する場合があります。
  • 対策:
    • macOS Ventura以降: 「システム設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で最新のmacOSかどうか確認。
    • macOS Monterey以前: 「システム環境設定」→「ソフトウェアアップデート」または「App Store」からアップデートを確認。
    • アプリもMac App Storeや各アプリ提供元のサイトでアップデートしてください。

参考:Mac をアップデートする方法(公式)

ディスクの空き容量を確認

  • ポイント: ディスク容量が極端に少ないと、Macの動作に支障が出やすいです(仮想メモリ不足など)。
  • 対策: 「このMacについて」→「ストレージ」で容量を確認し、不要なファイルやアプリを削除して空き容量を確保しましょう。

参考:Macストレージの空き領域を増やす(公式)

Spotlightの再インデックスで検索を軽快に

Spotlightはファイルやアプリを手早く探すために便利な機能ですが、インデックスに不具合があると検索速度の低下やシステム全体の重さの原因になることがあります。

Spotlightのインデックスを再作成する手順

  1. システム設定(またはシステム環境設定)を開く
    • macOS Ventura以降: アップルメニュー () → 「システム設定
    • macOS Monterey以前: アップルメニュー () → 「システム環境設定
  2. “SiriとSpotlight” あるいは “Spotlight” を選択
    • OSバージョンによって名称や配置がやや異なります。
  3. プライバシー関連の設定を開く
    • Ventura以降では「Spotlight」を選んだあと、さらに詳細メニューを探す場合があります。
  4. インデックスを再作成したいフォルダやディスクを一度“検索対象外”に追加し、再度削除
    • 追加すると「ここは検索に含めないで」と認識されるため、取り除いたタイミングで再インデックスが開始されます。

参考:Spotlight のインデックスを再作成する方法(公式)

再インデックスに伴う注意点

  • 再インデックスはシステムリソースを大きく消費するため、一時的に動作が重くなる場合があります。
  • インデックスの再作成が完了すると、検索速度が向上し、Spotlightによる負荷が緩和されます。

アクティビティモニタでリソース使用状況をチェック

Macが遅い原因を突き止めるうえで欠かせないツールが「アクティビティモニタ」です。CPUやメモリ、ディスク、ネットワークなど各種リソースの使用状況をリアルタイムに確認できます。

アクティビティモニタを開く

  • 「Launchpad」→「その他」フォルダ → 「アクティビティモニタ
  • またはSpotlightで「アクティビティモニタ」と入力し検索

CPUタブ

  • %CPUが高いプロセスやアプリが、Macを重くしている主な要因となりがちです。
  • 不明なプロセスがCPUを大量消費している場合は、ウイルスやマルウェアを疑うことも必要です。

メモリタブ

  • メモリ圧力のグラフが黄色や赤だと、メモリ不足でパフォーマンスが低下している可能性があります。
  • 「メモリ使用量」の多いアプリを特定して、使用しないものは終了しましょう。

エネルギータブ / ディスクタブ / ネットワークタブ

  • エネルギータブ: 消費電力の多いアプリを特定(MacBookシリーズなどではバッテリー持ちにも関係)。
  • ディスクタブ: ディスクの読み書きが多いアプリを確認し、動作の重さとの関連を調べる。
  • ネットワークタブ: 大量データを送受信しているアプリを特定。

参考:アクティビティモニタの使い方(公式)

メモリ消費を抑えて動作を快適にする

Macが重いと感じる大きな要因の一つは「メモリ不足」です。不要なアプリの常駐や大量のブラウザタブの放置など、見直すことでパフォーマンス向上が期待できます。

不要なアプリを終了する

  • 対策: 使っていないアプリは終了し、常駐アプリ(メニューバーに常に表示されるようなアプリ)も含めて再チェックしましょう。

ブラウザのタブ管理

  • 対策: 使っていないタブは閉じる、タブの一時停止(スリープ)機能を持つ拡張機能を利用するなどでメモリ使用量を抑えられます。

キャッシュやログファイルの削除

  • 対策: 不要ファイルを整理することでディスク容量やシステム負荷を軽減できますが、クリーナーアプリの中にはリスクのあるものもあるため注意が必要です。
    • 注意: 使用する場合は信頼できるアプリを選ぶ、もしくはApple公式のガイドを参考にマニュアルで不要ファイルを削除しましょう。

物理メモリの増設(Intel搭載の特定モデルのみ)

  • 対策: iMacやMac miniのうち、Intel搭載かつユーザーがメモリ交換可能なモデルであれば、メモリ増設ができます。
  • 注意: Apple Silicon(M1/M2) 搭載MacやT2チップ搭載モデルの一部ではメモリをユーザーが増設できない場合があります。事前にApple公式サイトやメーカーサポートで拡張性を必ず確認してください。

そのほかの高速化テクニック

起動時に自動起動するアプリを減らす

  • 対策:
    • macOS Ventura以降: 「システム設定」→「一般」→「ログイン項目」
    • macOS Monterey以前: 「システム環境設定」→「ユーザとグループ」→「ログイン項目」
      不要なアプリを外すだけで起動負荷が軽減され、起動時間の短縮が見込めます。

参考:Mac で起動時に開くアプリケーションを変更する(公式)

デスクトップを整理する

  • ポイント: デスクトップがファイルやフォルダで散乱していると、表示のたびに読み込みが発生し、動作に影響します。
  • 対策: フォルダに適宜まとめて整理しましょう。

SSDへの換装(主に古いIntel Mac対象)

  • ポイント: HDDを搭載している比較的古いMac(例: 2012〜2015年頃のiMacやMacBook Proなど)では、SSDに換装すると起動速度・アプリの読み込み速度が大幅に向上します。
  • 注意: 近年のT2チップ搭載モデルや、Apple Silicon(M1/M2)搭載MacではユーザーによるSSD換装が事実上不可のケースが多いです。作業する場合は事前によく確認し、安全に実施するか、専門業者に依頼してください。

セーフモードでの起動

  • ポイント: サードパーティ製の拡張機能や一時ファイルが原因の不具合を切り分けるのに有効です。
  • 起動方法の違い:
    • Intel Mac: 再起動時に Shiftキー を押し続けるとセーフモードで起動。
    • Apple Silicon (M1/M2) Mac:
      1. 完全にシャットダウンする。
      2. 電源ボタン(Touch IDボタン)を長押しして「起動オプションを読み込んでいます…」が表示されるまで待つ。
      3. 起動ディスクの選択画面で起動ディスクを選び、Shiftキー を押しながら「セーフモードで続ける」をクリック。

参考:Mac をセーフモードで起動する方法(公式)

まとめ

  1. Spotlightの再インデックス
    • 再インデックスを行うことで検索機能が改善し、システム全体への負荷が緩和される場合があります。
  2. アクティビティモニタの活用
    • CPU・メモリ・ディスク・ネットワークなど、どこに負荷がかかっているかを把握することで原因を特定しやすくなります。
  3. メモリ最適化
    • 不要なアプリやブラウザタブを閉じる、信頼できる方法でキャッシュやログを整理する。Apple Silicon搭載の最新Macではメモリ増設ができない点に注意しましょう。
  4. その他高速化テクニック
    • 起動項目の整理やデスクトップの整理、SSD換装(対象モデルのみ)などで大きく速度が改善することがあります。
    • セーフモード起動で原因を切り分けるのも有効です(IntelとApple Siliconで起動手順が異なるので注意)。

上記の方法を試すことで、Macの動作が改善される可能性が高いです。古いモデルほど「メモリ増設」や「SSD換装」の効果が大きい場合もありますが、ハードウェアの交換が難しい最新機種ではソフトウェア面の最適化が重要となります。ご自身のMacの型番やOSバージョンに合わせて、最適な方法を実行してみてください。きっと快適なMacライフを取り戻せるはずです。

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