占いの種類を徹底解説!あなたに合うのはどれ?【悩み別比較表付き】

占いの種類を徹底解説!あなたに合うのはどれ?【悩み別比較表付き】

占いの種類を徹底解説!あなたに合うのはどれ?【悩み別比較表付き】

「占いを試してみたいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない…」と感じていませんか?

この記事では、数ある占いの中から自分にぴったりのものを見つけられるよう、代表的な占いの種類とそれぞれの特徴を、初心者の方にも分かりやすく解説します。

この記事を読み終える頃には、あなたの悩みや目的に合った占いがきっと見つかるはずです。

目次

占いの種類は大きく3つに分けられる

世の中にはたくさんの占いがありますが、実はその方法は大きく「命術(めいじゅつ)」「卜術(ぼくじゅつ)」「相術(そうじゅつ)」という3つのカテゴリーに分類できます。
※流派や著者によっては風水を「環境学」として分類したり、数秘術を卜術寄りに扱ったりと、分類が異なる場合もあります。

なんだか難しそうに聞こえるかもしれませんが、中身はとてもシンプルです。

  • 命術(めいじゅつ): あなたの「設計図」を見る占い
  • 卜術(ぼくじゅつ): 「今、どうする?」のヒントをくれる占い
  • 相術(そうじゅつ): 「形」から状態や未来を読む占い

この3つの違いを知っておくだけで、無数にある占いがスッキリ整理され、自分に合ったものを選びやすくなります。例えば、自分の生まれ持った才能や長期的な運勢を知りたいなら「命術」、特定の相手の今の気持ちや、今日の運勢を知りたいなら「卜術」、そして自分の手相や部屋の状況から運気を知って改善したいなら「相術」といった具合です。

まずはこの大きな分類を頭の片隅に置きながら、それぞれの具体的な占術を見ていきましょう。

あなたの運命を読み解く「命術(めいじゅつ)」の種類

命術は、生年月日や生まれた場所など、基本的には変わることのない情報をもとに、あなたの性格や才能、そして人生全体の大きな流れを読み解く占術です。

例えるなら、あなたという人間の「取扱説明書」や「人生の設計図」を見るようなもの。

長期的な視点で自分自身を深く理解したい、自分の生まれ持った宿命やポテンシャルを知りたい、という場合に非常に役立ちます。一度占っておくと、人生の様々な場面で指針になるでしょう。

西洋占星術(ホロスコープ)

テレビや雑誌でおなじみの「12星座占い」は、実はこの西洋占星術のごく一部を抜き出したものです。

西洋占星術では、あなたが生まれた瞬間の太陽、月、惑星などの天体の配置図である「ホロスコープ」を作成し、そこから性格や才能、運命を読み解きます。

一般的に知られるのは太陽星座ですが、本格的な鑑定では感情を表す「月星座」や思考を表す「水星星座」、生まれた瞬間の東の地平線を示す「アセンダント」などを組み合わせます。

さらに、天体同士の角度関係を示す「アスペクト」、ホロスコープを12区分した「ハウス」も鑑定精度に大きく影響します。

相手の生年月日が分かれば、相性を占うことも得意な占術です。

四柱推命

東洋占術の代表格であり、その緻密さと的中率の高さから俗に「占いの帝王」とも呼ばれる四柱推命です(ただし「帝王」の呼称は後世の俗称で、公的な史料での裏付けは限定的です)。

生まれた「年・月・日・時」の4つの柱をもとに「命式(めいしき)」という表を作成し、持って生まれた性格、能力、運勢などを詳細に鑑定します。その複雑な理論体系から、古くは権力者が重要な決断を下す際に参考にしたとも言われています。

あなたの強みや弱み、仕事運、金運、結婚の時期、人生の好調期や注意すべき時期など、かなり具体的な事柄まで占えるのが特徴です。自分の特性を客観的に理解し、人生のバイオリズムを知ることで、より戦略的に人生を歩みたい人におすすめです。

数秘術(ヌメロロジー)

数秘術は、生年月日や名前(アルファベットに変換)を特定の計算式で足し合わせ、1桁の数字(または11, 22, 33などのマスターナンバー)を導き出して占う方法です。

この導き出された「運命数(ライフパスナンバー)」などから、その人の本質的な性格や才能、使命を読み解きます。

古代ギリシャの数学者ピタゴラスがその基礎を築いたと伝えられていますが、現代の数秘術は19世紀以降に発展した考え方も多く含まれています。

計算方法が比較的シンプルなので、自分の本質や潜在能力、人生で何を大切にすべきかをシンプルに、そして深く理解したい人に向いています。

今この瞬間の答えを導き出す「卜術(ぼくじゅつ)」の種類

卜術は、タロットカードやコイン、サイコロといった道具を使い、そのとき偶然に出た結果から「今、この瞬間」の状況や近い未来、特定の問題に対するアドバイスを導き出す占術です。

命術が長期的な運命を見るのに対し、卜術は「相手は今、私のことをどう思っている?」「この企画、進めるべき?」といった、刻一刻と変化する状況や、具体的な悩みに対して答えを出すのが得意です。

いわば「天からのアドバイス」を受け取るような占術で、日々の選択に迷ったときの道しるべとなります。

タロットカード

大アルカナと呼ばれる22枚と小アルカナと呼ばれる56枚、合計78枚のカードを使って占うのがタロット占いです。

引いたカードの絵柄が持つ象徴的な意味や、カードの向き(正位置・逆位置)、そして展開方法(スプレッド)を組み合わせて、相談内容の現状、原因、相手の気持ち、未来の結果、そして対策などを深く読み解いていきます。

特に、人の気持ちや物事の背景にある心理を探るのが得意とされています。恋愛や仕事、人間関係など、特定の悩みについて具体的なアドバイスが欲しいときや、自分の深層心理と向き合いたいときに、大きなヒントを与えてくれるでしょう。

易(えき)

※易(えき):書籍や講座では「易経(えききょう)」「易占(えきせん)」とも表記されます。

「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という言葉の語源にもなった易は、古代中国で生まれた非常に歴史の古い占術です。

筮竹(ぜいちく)と呼ばれる50本の竹の棒を使う方法が伝統的ですが、より手軽な3枚のコインを使う方法も広く知られています。これらを用いて「卦(け)」という64種類のシンボルを導き出し、その意味から物事の吉凶や今後の成り行き、どう対処すべきかを判断します。

YES/NOがはっきりと出やすく、非常に具体的な答えを得られるのが特徴です。何かを始めるべきか、やめるべきか、岐路に立たされていて明確な判断材料が欲しい人に向いています。

ルーン占い

ルーン占いは、古代ゲルマン民族が使用していた「ルーン文字」が刻まれた石や木片、カードなどを使って行う占いです。

ルーン文字は単なるアルファベットではなく、一つひとつが神聖で魔術的な意味を持つとされています。基本となる「エルダーフサルク」は24文字で構成されます。袋の中からルーンを一つ、あるいは複数取り出し、その文字が示すメッセージからアドバイスを受け取ります。

タロットよりもシンボルの数が少なく、よりストレートで力強いメッセージが特徴です。何か新しいことを始めるときの後押しや、シンプルで核心をついたお守りのようなアドバイスが欲しいときに、力を貸してくれるでしょう。

形あるものから運勢を読み取る「相術(そうじゅつ)」の種類

相術は、手相や人相、家の間取りなど、目に見える「形」から、その人の性格や健康状態、現在の運気、そして未来の可能性などを読み解く占術です。

命術と違うのは、その「形」は生まれ持ったものでありながら、その後の生き方や環境によって変化していく可能性がある、という点です。

つまり、今の自分の状態を知るバロメーターであり、努力次第で未来を変えていける可能性を示唆してくれるのが相術の面白いところです。

手相占い

占いの種類の中でも特にポピュラーなのが手相占いです。手のひらに刻まれた線(生命線、感情線、知能線など)の長さや濃さ、手のひらの丘の膨らみなどから、その人の性格や健康運、恋愛傾向、才能などを読み解きます。

右手は「後天的な運命(現在の状況や未来)」、左手は「先天的な運命(生まれ持った資質)」を表すという見方が主流ですが、どちらの手を重点的に見るか、両手をどう組み合わせるかなどは流派によって解釈が異なります。自分の努力で線が変わることもあると言われ、定期的に見ることで変化に気づくこともできます。

人相・顔相占い

「顔は心の鏡」と言われるように、顔のパーツ(目、鼻、口など)の形や位置、ほくろなどから、その人の性格や運勢を判断するのが人相・顔相占いです。

顔の各部分は特定の年齢や運気を象徴すると考えられており(例:おでこは初年運、顎は晩年運)、その意味づけは流派によって詳細な違いがあります。人相も手相と同じく、年齢や経験、心の持ち方で変化していくものです。持って生まれた性質だけでなく、その人がこれまでどう生きてきたかが表れます。

風水

風水は、古代中国で発祥した「気」の流れを読み解き、土地や住居の環境を整えることで運を呼び込むための「環境学」です。

厳密には占いとは少し異なり、運勢を良い方向に導くという目的を持つ相術の一種として分類されることもあります。もともとは個人の家だけでなく、都市計画や墓選びにも用いられた壮大な学問体系で、インテリア術はその応用の一つです。

掃除や整理整頓で気の流れを良くすることも、風水の基本的な考え方です。努力しているのになぜか物事がうまくいかないと感じるとき、引越しや模様替えを機に運気を一新したいときに、環境面からアプローチできる開運術です。

どの占いがいい?悩み別・目的別おすすめ占い比較表

ここまで様々な占術を紹介してきましたが、「結局、私のこの悩みにはどれがいいの?」と思う方もいるでしょう。

そこで、あなたの目的や悩みに合った占いが一目で分かるように、簡単な比較表を作成しました。

悩み・目的おすすめの占術特徴
自分の本質や才能、人生のテーマを知りたい命術 (西洋占星術, 四柱推命, 数秘術)生年月日など変わらない情報から、あなたの設計図を読み解き、長期的な視点で自分を理解できる。
好きな人との相性を詳しく知りたい西洋占星術, 四柱推命お互いの生年月日から、性格や価値観の相性、縁の深さなどを具体的に見ることができる。
相手の今の気持ちを知りたい卜術 (タロット, ルーン)刻一刻と変わる人の気持ちや、目に見えない心理状況をカードなどから読み解くのが得意。
今の仕事、続けるべき?転職すべき?卜術 (タロット, 易), 命術 (四柱推命)卜術で「今」の判断材料を得つつ、命術で自分の適職や運気の流れを確認するのがおすすめ。
運気をアップさせたい、流れを変えたい相術 (風水, 手相), 卜術 (タロット)風水で環境を整え、手相で今の状態を確認。タロットで開運のための具体的な行動を知る。
AとB、どちらを選ぶべきか迷っている卜術 (タロット, 易)選択肢それぞれの未来を占ったり、どちらを選ぶべきか明確な指針を示してくれたりする。
人生の好調期や注意すべき時期を知りたい命術 (四柱推命, 西洋占星術)人生のバイオリズムを事前に知ることで、計画を立てやすくなり、チャンスを掴みやすくなる。

この表はあくまで一例です。実際には一つの占術で様々なことを占えますし、複数の占術を組み合わせて多角的に見ることで、より深い理解が得られることもあります。

まとめ:自分に合った占いを見つけて、人生のヒントにしよう

今回は、占いの種類を「命術」「卜術」「相術」の3つのカテゴリーに分けて解説しました。

  • 命術: 自分の設計図を知り、長期的な視点を得る
  • 卜術: 日々の具体的な悩みのヒントをもらう
  • 相術: 今の状態を知り、環境から運を整える

それぞれの占いに得意なことや特徴があり、どれが良い・悪いというものではありません。大切なのは、あなたの知りたいことや悩みに合わせて、最適なツールを選ぶことです。

占いは、未来を決めつけるものではなく、あなたがより良い人生を歩むための「ヒント」や「地図」のようなもの。

ぜひ今回の記事を参考に、気になる占いを見つけて、あなたの人生を豊かにするツールとして活用してみてください。

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