子どもの読書習慣を伸ばす方法|不読率の最新調査と家庭でできる工夫

子どもの読書習慣を伸ばす方法|不読率の最新調査と家庭でできる工夫

スマホが手放せない時代でも、本のページをめくる時間は学びの土台をつくります。ところが最新の全国調査では、1か月に1冊も本を読まない高校生が半数を超え、小中学生でも本離れが進んでいます。

結論から言うと、子どもの読書習慣を育てるカギは、①本が自然に目に入る環境をつくる、②本人が読みたい本を選ばせる、③量より「毎日少しずつ」の頻度を大切にするの3つです。

ここでは全国と東京都の最新調査をもとに「なぜ読書が必要か」「どう習慣化するか」をやさしく解説。読書が苦手な子への処方箋、年齢別の本の選び方、電子書籍やアプリの活用術、よくある悩みへの答えまで網羅したので、ぜひご家庭でお役立てください。

目次

最新統計で見る読書冊数と不読率の推移

全国:高校生の不読率が5割を超える

全国学校図書館協議会が2025年6月に実施した「第70回 学校読書調査」によると、2025年5月の1か月間に読んだ本の平均冊数は、小学生12.1冊、中学生3.9冊、高校生1.4冊でした。1冊も読まなかった“不読者”の割合は、小学生9.6%、中学生24.2%、高校生55.7%で、すべての校種で前年より増えています。

校種平均冊数(2024年)平均冊数(2025年)不読率(2024年)不読率(2025年)
小学生(4〜6年)13.8冊12.1冊8.5%9.6%
中学生4.1冊3.9冊23.4%24.2%
高校生1.7冊1.4冊48.3%55.7%
出典:全国学校図書館協議会「学校読書調査」(第69回・第70回)。各年5月の1か月間の数値

特に高校生は1年で7.4ポイントも不読率が上がりました。小学生の段階では多くの子が本を読んでいても、学年が上がるにつれて本から離れていく構造がはっきり表れています。

東京都:低学年でも不読率が上昇

東京都教育委員会が2024年度(令和6年度)に実施した調査(2024年9月実施、都内公立学校の児童・生徒が対象)でも、各学年で不読率は上昇傾向にあります。高校2年生の不読率は36.3%で、前回調査(2022年度)より約3ポイント増加しました。

学年不読率(2022年度)不読率(2024年度)
小学1年4.5%7.6%
小学3年4.6%7.4%
小学5年5.1%7.4%
中学2年10.3%11.6%
高校2年33.4%36.3%
出典:東京都教育委員会「令和6年度 子供読書活動推進に関する調査」

注目したいのは、小学1年生の不読率が2022年度の4.5%から7.6%に上がっている点です。本離れは中高生だけの問題ではなく、低学年から始まりつつあります。年齢とともに本離れが進む構造は全国・都とも共通で、家庭と学校の二重アプローチが欠かせません。

子どもが本を読まない理由

同じ東京都の調査では、本を読まなかった子どもにその理由も聞いています(複数回答)。

  • 読みたい本がなかったから:39.9%
  • 本を読むことに興味がないから:39.4%
  • 本を読む時間がなかったから:31.3%
  • 文章を読むこと、字を見ることが嫌いだから・面倒だから:20.3%

最も多いのは「読みたい本がなかった」です。つまり、読書が嫌いというより、自分に合う本に出会えていない子が多いということ。本選びを手伝うことが、家庭でできる一番の近道だと分かります。また、本を読んでいる子は読んでいない子に比べ、「家の中に本がある」と答えた割合が高い(88.1%と59.0%)という結果も出ており、家庭の環境が読書に影響していることがうかがえます。

読書が育む5つの力と“1年半の学力差”

読書が鍛える代表的スキルは①語彙力②想像力③集中力④共感力⑤学力の五つです。

OECD(経済協力開発機構)が国際学習到達度調査PISA 2009のデータを分析した報告では、「楽しみのために毎日読書する」15歳の生徒は、そうでない生徒に比べ、平均して約1年半分の学校教育に相当する読解力の差があったとされています。同じ報告は、読む力の差を分けるのは読書に費やす時間の長さよりも、「毎日楽しんで読んでいるかどうか」だと指摘しています。

なお、最新のOECD PISA 2022では、日本の15歳の読解力の平均点は516点で、OECD加盟国の中で2位と高い水準でした。ただし、先ほどの調査のとおり高校生の不読率は上がり続けており、この水準を保てるかは読書習慣にかかっていると言えるでしょう。こうしたデータは「読書=成績アップ」のイメージを裏付けるだけでなく、家庭学習の優先順位を見直す指標にもなります。

物語への没入で脳が活性化する仕組み

カナダ・ヨーク大学(トロント)の心理学者レイモンド・マー氏は、86件の機能的MRI研究を分析し、物語を理解するときに働く脳のネットワークが、他人の考えや気持ちを推し量るときに働くネットワークと大きく重なっていることを示しました(2011年)。

平たく言えば、物語を読んで登場人物の気持ちを想像することは、現実の人の気持ちを考える練習にもなり得るということです。実際、娯楽としての読書に関する研究をまとめた分析でも、小説などのフィクションを読む人は共感性や他人の心を推し量る力がわずかに高い傾向が報告されています(ノンフィクションでは同じ傾向は見られませんでした)。効果は大きくないものの、物語読書は対人スキルの“筋トレ”にもなると考えられます。

読書が苦手な子への4ステップアプローチ

  1. 選択肢を増やす ― 絵が多い児童書や図鑑、ライトノベル、マンガ学習シリーズなど入口を広げ「読書は楽しい」を体感させます。
  2. 読む量を可視化 ― 15分タイマーで「ここまで読めた!」を毎日記録し、小さな達成感を積み上げます。
  3. アウトプットを絡める ― 読後に4コマ漫画や1行レビューを書くと、文章理解が“自分の言葉”へ定着。
  4. 環境スイッチ ― 寝る1時間前に室内照明を暖色にし、テレビとゲーム機は電源ボタンを親が管理。読書だけが選択肢になる空間をつくります。

ポイントは、いきなり「学年相当の本」を求めないことです。読む力に自信がない子には、1〜2学年下の本や、短い話が集まった本から始めると「最後まで読めた」という体験を積めます。好きなゲームやスポーツ、キャラクターに関する本など、本人の興味から入るのも効果的です。

文字を読むこと自体がつらそうなとき

何度試しても文字を追うのがつらそう、読み間違いや読み飛ばしが極端に多いという場合は、やる気の問題ではなく、文字の読み書きに困難がある「読字障害(ディスレクシア)」などの可能性もあります。無理に読ませ続けず、担任の先生やスクールカウンセラー、かかりつけの小児科に相談してみましょう。オーディオブックや読み上げ機能を使えば、文字を読むのが苦手でも物語や知識に触れることができます。

親子で続ける読書習慣づくり7つのコツ

  1. 寝る前10分の読み聞かせ:1日の終わりの決まった時間にすると、歯みがきと同じように習慣になりやすくなります。
  2. 書店で1冊自分で選ばせ購入:自分で選んだ本は「読みたい」という気持ちが強く、最後まで読み切りやすくなります。
  3. 週末は家族読書タイム:家族全員がテレビやスマホを消して、それぞれ好きな本を読む時間をつくります。
  4. リビングに低い本棚を置き視界に本を配置:子どもの目の高さに表紙を向けて並べると、手に取るきっかけが増えます。
  5. 読了シールで“見える化”:読み終えた本の数だけシールを貼り、がんばりを目に見える形にします。
  6. 読後感想を言葉で交換:書かせるのではなく、食卓での会話で「どこが面白かった?」と聞く程度で十分です。
  7. お気に入りフレーズを家族掲示板へ:心に残った一文を書いて貼ると、言葉への関心が高まり、家族の会話のきっかけにもなります。

これらを組み合わせると自然とページをめくるリズムができ、兄弟で刺激し合える環境も整います。

中でも効果が大きいのが、本棚の置き場所と大人が読む姿です。子ども部屋の奥の本棚より、リビングなど家族が集まる場所に表紙が見えるように本を置くほうが、手に取る回数が増えます。また、親がスマホを見ている横で「本を読みなさい」と言っても説得力がありません。週末の家族読書タイムには、大人も自分の本や雑誌を開きましょう。

感想を聞くときは「どうだった?」より、「一番ドキドキした場面はどこ?」「自分が主人公だったらどうする?」のように具体的に聞くと、子どもが答えやすくなります。感想を書かせるのが目的ではないので、会話で十分です。

忙しい家庭でも読書時間をつくる1日の例

「読む時間がない」という子も多いので、生活の中に短い読書時間を組み込む例を紹介します。合計しても1日20〜30分程度で、まとまった時間は必要ありません。

タイミング読書の例
朝の支度が終わったあと図鑑や短いお話を5分だけ
習い事や病院の待ち時間カバンに入れた文庫本や電子書籍
宿題のあとゲームの前に好きな本を10分
寝る前画面を消して読み聞かせ、または自分で読書

読書嫌いを招く、やってはいけない関わり方

よかれと思ってしたことが、かえって本から遠ざける原因になることもあります。

  • 読書を罰や義務にする:「ゲームをした罰に本を読みなさい」と言うと、読書は嫌なものだと覚えてしまいます。
  • 選んだ本を否定する:「そんな本より名作を読みなさい」と口を出すと、自分で選ぶ楽しさが失われます。
  • 読んだあとに内容をテストする:「主人公の名前は?」と確認ばかりすると、読書が試験のようになってしまいます。
  • 冊数を他の子と比べる:比べるなら過去の本人と。先月より1冊増えたら、それを一緒に喜びましょう。

年齢別おすすめ本とステップアップ術

子どもの発達に合わせて、本の種類と大人の関わり方を変えていきましょう。

年齢向いている本大人の関わり方
0〜2歳布絵本、擬音(オノマトペ)が楽しい絵本膝に乗せて読み聞かせ。同じ本の繰り返しも大歓迎
3〜5歳繰り返し文型の物語、昔話読み聞かせのあとに「どれが好きだった?」と話す
6〜8歳(小学校低学年)写真図鑑、読み物入門、短いお話集読み聞かせを続けつつ、子どもが読む番もつくる
9〜12歳(小学校高学年)冒険ファンタジー、科学マンガ、シリーズもの本選びを本人に任せ、図書館や書店に一緒に行く
中学生ヤングアダルト、社会派ノンフィクション、映像化作品の原作口出しを控え、大人がおもしろかった本をさりげなく置いておく

シリーズ作品で“続きが気になる”動機を作ると冊数が伸び、司書や書店員に相談して背伸び本を混ぜると語彙と読解力が段階的に飛躍します。

読み聞かせは「字が読めるようになったら終わり」と考えがちですが、小学生になっても続ける価値があります。自分で読める本より少し難しい本を耳から楽しむことで、語彙や物語の世界が広がるからです。子どもが「もういい」と言うまで、無理のない範囲で続けてみてください。

読み聞かせを楽しくするコツ

  • 上手に読もうとしない:声優のような演技は必要ありません。ゆっくり、はっきり読むだけで十分です。
  • 途中の質問を歓迎する:子どもが話しかけてきたら、いったん止めて会話を楽しみましょう。物語を理解しようとしているサインです。
  • 本は子どもに選ばせる:何度も同じ本を選んでも、それが今のお気に入りです。
  • 交代で読む:小学生なら1ページずつ親子で交代して読むと、聞く楽しさと読む練習を両立できます。

本選びで失敗しないコツ

「読みたい本がない」を減らすには、本選びの段階で子どもに合う一冊を見つけることが大切です。

  • 難しさを「5本指」で確かめる:本の途中を1ページ開いて読み、分からない言葉が出るたびに指を1本折ります。0〜1本なら楽に読める本、2〜3本ならちょうどよい挑戦、5本なら今は難しすぎる本の目安です。
  • 最初の数ページを試し読みする:書店や図書館で冒頭を読んで、続きが気になるかどうかを本人に判断させます。
  • プロに相談する:図書館の司書や書店の児童書担当は、年齢や好みを伝えると合う本を紹介してくれます。
  • 推薦リストを参考にする:学校で配られるブックリストや、青少年読書感想文全国コンクールの課題図書など、年齢別に選ばれた本のリストも手がかりになります。

途中で「つまらない」と言い出した本は、最後まで読ませなくてもかまいません。合わない本を我慢して読むより、次の本に移ったほうが「読書は楽しい」という気持ちを保てます。

電子書籍・オーディオブックの賢い取り入れ方

電子書籍で読む子どもは確実に増えています。東京都の調査では、読んだ本の中に電子書籍があった高校2年生は33.7%で、2019年度の25.6%から増加しました。学年が上がるほど、自分のスマホやタブレットで読む割合が高くなります。

電子書籍は移動中や待ち時間に最適ですが、通知や眩しい画面は集中を阻害します。専用端末か通知オフ設定で「読書モード」を確保し、就寝1時間前からは紙か暖色画面に切り替えると睡眠リズムを守れます。多くの自治体が運営する「電子図書館」では、図書館の利用カードがあれば無料で電子書籍を借りられることもあるので、お住まいの地域で調べてみてください。

耳読書は目の疲れを軽減し、英語多読にも好相性。まずは無料体験があるAudibleなどで“耳と目のハイブリッド読み”を試してみましょう。紙の本を目で追いながら同じ作品を音声で聞くと、読むのが遅い子でも物語の流れについていきやすくなります。無料体験の期間や条件は時期によって変わるため、申し込む前に公式サイトで確認してください。

図書館・学校プログラムをフル活用

図書館の「おはなし会」や「ビブリオバトル*」は無料で参加できるものが多く、子どもが本に親しむきっかけになります。週1回の“図書館デー”を設定し、読書通帳(借りた本を記録できる通帳。導入している図書館で配布)にスタンプをためるとゲーム感覚で冊数が伸びます。公共図書館の利用カードは、子ども本人の名前で無料で作れるところがほとんどです。「自分のカードで自分が選んだ本を借りる」経験は、読書を自分ごとにする第一歩になります。最初の手続きは、お住まいの図書館の窓口で確認してみてください。

学校でも司書教諭が学年別ブックリストを配布している場合が多く、夏の読書感想文コンクールへ挑戦すれば目標が明確になりモチベーションが続きます。

*ビブリオバトルとは
京都大学で生まれた読書会で、参加者が各自お気に入りの本を持ち寄り、5分間の発表でその魅力を伝える、ゲーム感覚を取り入れた読書会です。発表後は質疑応答を行い、最後に参加者全員で「一番読みたくなった本」を投票し、「チャンプ本」を決定します。

読書管理アプリでモチベーションを可視化

無料アプリ読書メーターやブクログは読了冊数をグラフ化し、SNS感覚で感想共有できます。家族で月ごとの冊数を見せ合うと盛り上がり、他の読者の感想を読めば理解がより深まります。

数字が積み上がっていくのが見えると「あと一冊読みたい!」という気持ちが生まれ、習慣が続きやすくなります。なお、SNS機能のあるアプリは年齢制限が設けられている場合があります。小学生のうちは保護者のアカウントで一緒に記録する、紙の読書ノートを使うなど、年齢に合った方法を選びましょう。

国の推進計画と家庭の役割

国は2023年3月、2023〜2027年度を対象とする第五次「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画」を閣議決定しました。この計画では「不読率の低減」を基本的な方針の筆頭に掲げ、就学前からの読み聞かせや、学校図書館の活用などを進めるとしています。

ただ、前の第四次計画では小学生の不読率を2%以下にするなどの数値目標を掲げていたものの、達成されていません。先ほどの最新調査のとおり、むしろ不読率は上がっています。学校・図書館だけで本離れを止めるのは難しく、家庭での読書環境整備が不可欠です。親が本を楽しむ背中を見せることこそ、子どもの読書意欲を引き出す最大のカギと言えるでしょう。

子どもの読書に関するよくある質問

漫画は読書に入りますか?

調査によって扱いが異なり、たとえば東京都の調査では漫画や雑誌は「本」に含めていません。ただ、家庭では漫画を入口として活用するのはおすすめです。学習漫画や、小説が原作の漫画から元の本へ進むなど、文字の多い本へ橋渡しする意識を持つとよいでしょう。低学年向けの選び方は、記事の最後で紹介している漫画の記事も参考にしてください。

スマホやゲームばかりで本を読みません

スマホやゲームを禁止するより、「寝る前の30分は画面を見ない」「その時間は本でも漫画でもいいから紙のものを読む」のように、読書が自然に選ばれる時間をつくるのが現実的です。ゲームの攻略本や、好きな動画のテーマに関する本など、今の興味とつながる本を用意しておくと手に取りやすくなります。

同じ本ばかり繰り返し読んでいますが大丈夫?

大丈夫です。気に入った本を繰り返し読むことで、言葉や表現が定着し、内容をより深く理解できるようになります。無理に新しい本へ変えさせず、同じ作者の別の本や、似たテーマの本をそっと横に置いておくと、自然に世界が広がっていきます。

読書感想文が苦手で、本まで嫌いになりそうです

感想文は「読書」とは別の「書く練習」と考えましょう。普段の読書では感想を求めず、楽しむことを優先します。感想文を書くときは、いきなり原稿用紙に向かわず、「心に残った場面」「自分ならどうするか」を親子で話してメモにすると、書く材料がそろって取りかかりやすくなります。

読書は1日何分くらいが目安ですか?

国などが定めた目安の時間はありません。前述のOECDの分析でも、読む力の差を分けるのは時間の長さより「毎日楽しんで読んでいるか」だとされています。まずは1日10〜15分を毎日続けることを目標にし、本人が夢中になって長く読む日があれば、それを止めずに見守りましょう。

読むのが遅いのが心配です

読む速さは、たくさん読むうちに自然と上がっていくものです。速く読ませようとせず、内容を楽しめているかを大切にしましょう。音読させると、どこでつまずいているか(知らない言葉が多いのか、文の区切りが分からないのか)が見えるので、少し易しい本に変えるなどの調整がしやすくなります。

本を次々に買うと費用がかさみます

すべてを買う必要はありません。公共図書館や学校図書館、自治体の電子図書館を中心に使い、何度も読み返すほど気に入った本だけを買う、という使い分けがおすすめです。図書館で人気の本は予約しておけば、順番が来たときに借りられます。

中学生になって急に本を読まなくなりました

部活や勉強、スマホの時間が増える中学生には、よくあることです。調査でも中学生から不読率が大きく上がります。「読みなさい」と言うより、話題の映画やドラマの原作、進路や趣味に関わる本など、本人が関心を持ちそうな本をリビングに置いておく程度の関わりが効果的です。読書は遊びと同じく、本人が楽しいと感じてこそ続きます。遊びを学びにつなげる考え方は、こちらの記事でも紹介しています。

遊びを通じた学習法|小中学生の年齢別おすすめ遊びと家庭でのコツ

まとめ:今日の1冊が未来を変える

最新の調査では、子どもの本離れは小学生から高校生まで進んでいます。一方で、本を読まない理由の多くは「読みたい本がない」ことであり、本との出会い方を工夫すれば変えられる余地があります。

大切なのは“量より頻度”。本が目に入る場所に置き、本人に選ばせ、まずは週末に親子で1冊から始めて、読めたら必ず褒める。ページを閉じたあと「どの場面が心に残った?」と聞けば対話が生まれ、読書が家族時間の一部になります。

スマホを置き、10分間だけ紙のページをめくる――その小さな一歩が、語彙・学力・人間力を伸ばし、子どもの未来を大きく開くのです。

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