新しいiPhoneを選ぶとき、「自分に合ったサイズはどれだろう?」と悩んだ経験はありませんか。
ポケットにすっぽり収まるコンパクトなモデルが良いのか、それとも動画やゲームを大画面で楽しみたいのか、人によって最適なiPhoneのサイズは異なります。
この記事では、初代iPhoneから最新のiPhone 16シリーズまで、歴代機種の本体サイズ(高さ・幅・厚さ)と画面サイズを網羅した比較表をご用意しました。
サイズごとの特徴や、どんな人におすすめなのかも詳しく解説していきます。
この記事を読めば、あなたにぴったりのiPhoneがきっと見つかるはずです。
歴代iPhoneのサイズ比較一覧表【最新iPhone 16まで】
ここでは、初代iPhoneから最新のiPhone 16シリーズまで、本体サイズと画面サイズを一覧表にまとめました。ご自身の持っているモデルや、気になっているモデルと見比べてみてください。
表示上の都合により、一部四捨五入して表示しています。
例:iPhone 16 Pro = 6.27インチ → 6.3インチ
参考:Apple公式サイト – iPhoneのモデルを比較する
iPhoneはどのサイズが人気?自分に合う選び方
全機種のスペックを見ると、かえって迷ってしまうかもしれません。ここでは、現在のiPhoneのラインナップでどんなサイズが人気なのか、そして自分に合ったモデルをどう選べば良いのかを解説します。
選び方のポイントは、主に「携帯性」と「画面の見やすさ」の2つです。
片手での操作性や、ポケットや小さなバッグへの収まりやすさを重視するなら、6.1インチ〜6.3インチの標準モデル(iPhone 16やiPhone 16 Proなど)が最もバランスが取れており、多くの人に支持されています。大きすぎず小さすぎず、日常使いでストレスを感じにくいサイズ感といえるでしょう。
一方で、動画視聴やゲーム、複数のアプリを同時に使うといった作業効率を重視するなら、6.7インチ〜6.9インチの大型モデル(iPhone 16 PlusやiPhone 16 Pro Maxなど)がおすすめです。画面が大きい分、迫力ある映像体験ができ、文字や写真も細部まで見やすいのが魅力。バッテリー容量も大きい傾向にあるため、外出先で長時間使う方にも安心です。
過去には「mini」シリーズのようなさらにコンパクトなモデルも人気でしたが、現在は中古市場がメインとなります。自分のライフスタイルを想像しながら、「何を一番優先したいか」を考えると、理想のサイズが見えてきますよ。
【サイズ別】iPhoneモデル解説!特徴とおすすめな人
一覧表だけではイメージしにくい方のために、サイズ感を3つのグループに分けて、それぞれの特徴とどんな人におすすめかを解説します。
コンパクトサイズ(5.4インチ以下)
このグループには、iPhone 13 mini/12 miniやiPhone SEシリーズ、さらに古いiPhone 5sなどが含まれます。最大の魅力は、なんといってもそのコンパクトさ。女性や手の小さい方でも片手で楽に操作でき、親指が画面の隅々まで届きます。ズボンのポケットに入れても邪魔にならず、常に身軽でいたい方には最適な選択肢です。
特にiPhone 13 miniは、小さいながらもパワフルな性能と高品質なカメラを備えており、「小さいスマホが良いけど性能に妥協はしたくない」というニーズに見事に応えてくれます。携帯性を最優先するなら、このサイズ感がベストでしょう。
標準サイズ(5.8インチ~6.3インチ)
現在のiPhoneの主流となっているのが、この標準サイズです。iPhone 16やiPhone 16 Proなどがこのグループに属します。持ちやすさと画面の見やすさのバランスが絶妙で、多くのユーザーにとって「ちょうどいい」サイズ感を提供してくれます。
Webサイトの閲覧やSNSのチェック、メッセージのやり取りといった日常的な操作で不便を感じることはほとんどありません。動画やゲームもそれなりに楽しめ、どんな用途にも無難に対応できる万能さが人気の秘訣です。どのサイズにすべきか迷ったら、まずはこの標準サイズを基準に考えると失敗が少ないかもしれません。初めてスマートフォンを持つ方にも、自信を持っておすすめできます。
大画面サイズ(6.5インチ~6.9インチ)
iPhone 16 PlusやiPhone 16 Pro Maxに代表される大画面モデルは、エンターテイメント体験を格上げしてくれる存在です。映画やYouTubeを観れば、その迫力と没入感に驚くことでしょう。ゲームをプレイする際も、表示される情報量が多く、より快適な操作が可能です。
また、画面が大きいということは、キーボードも大きく表示されるため、文字入力がしやすいというメリットもあります。ビジネスシーンで長文のメールを作成したり、複数のアプリを切り替えながら作業したりする方にとっても、作業効率の向上が期待できます。本体が大きく重くなる点は考慮が必要ですが、それらを上回る満足感を得られるはずです。
iPhoneの「画面サイズ」と「本体サイズ」の違いとは?
iPhoneを選ぶ際、「画面サイズが大きいから本体も大きい」と単純に考えてしまいがちですが、実は少し注意が必要です。注目すべきは「ベゼル」と呼ばれる、画面の周りにあるフチの部分。このベゼルの幅によって、本体サイズが同じでも、実際に表示される画面の大きさが変わってくるのです。
例えば、ホームボタンがあった時代のiPhone 8 Plus(5.5インチ)と、全面ディスプレイのiPhone 13 mini(5.4インチ)を比べてみましょう。画面サイズは近いですが、本体の高さはiPhone 8 Plusが約158mmなのに対し、iPhone 13 miniは約131mmと、2cm以上もコンパクトです。
これは、ホームボタンをなくしてベゼルを極限まで細くした「フルスクリーンデザイン」の恩恵です。最近のモデルは、本体サイズを抑えつつも、画面占有率を高めることで大画面化を実現しています。そのため、昔のiPhoneから機種変更する際は、画面サイズ(インチ)の数字だけでなく、本体の高さや幅もしっかり確認することが、使い始めてからの「思ったより大きかった…」という失敗を防ぐコツになります。
ケースを付けると大きさは変わる?購入時の注意点
iPhoneを傷や衝撃から守るために、ほとんどの方がケースを装着して使用しますよね。しかし、このケースが意外と「大きさ」に影響を与えることを忘れてはいけません。特に、MIL規格(ミルきかく)に準拠したような耐衝撃性の高いケースは、頑丈な分、厚みや幅がかなり増すことがあります。
せっかくコンパクトなモデルを選んだのに、ゴツいケースを付けたら片手で操作しにくくなった、なんてことも。逆に、薄さを重視したスリムなケースであれば、iPhone本来のデザインやサイズ感を損なわずに保護できます。
購入前には、できれば家電量販店などで、実際に気になるモデルのモック(見本品)を手に取ってみることを強くおすすめします。自分の手の大きさに対してしっくりくるか、ポケットに入れたときの収まり具合はどうかなどを確認しましょう。その際、ケースを装着した状態をイメージしながら触ってみると、より現実的なサイズ感を把握できますよ。デザインや色だけでなく、「サイズ感」という視点も忘れずに、最終的な判断を下してください。
まとめ
今回は、歴代iPhoneのサイズを徹底比較し、自分に合った選び方について解説しました。
- 携帯性重視なら「コンパクトサイズ」
- バランスを求めるなら「標準サイズ」
- エンタメや作業効率なら「大画面サイズ」
という3つの基準を軸に、一覧表で具体的な数値を見比べながら、ご自身の使い方に最適な一台を見つけていただけたでしょうか。
iPhoneは、今や私たちの生活に欠かせないパートナーです。毎日手にするものだからこそ、スペックや機能だけでなく、自分の手にしっくり馴染む「サイズ」にもこだわって選んでみてください。この記事が、あなたのiPhone選びの一助となれば幸いです。