オプティマイザーとミニマリストの違い【最適化がポイント】

オプティマイザーとミニマリストの違い【最適化がポイント】
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オプティマイザーの概念は徐々に浸透しつつある

オプティマイザーという言葉を聞いたことがありますか?

メンタリストDaiGoさんが紹介したことで広まりつつある考え方です。

今回は、オプティマイザーの考え方とミニマリストとの違いについて書きます。

オプティマイザーとは【最適化する人】

オプティマイザーのもともとの単語である「optimize(オプティマイズ)」は

  • 最適化する
  • 最適な状態にする

という意味を持ちます。

そこから「optimizer(オプティマイザー)」をそのまま直訳すると

  • 最適化する人
  • 最適な状態にする人

つまり、オプティマイザーとはあらゆる物事を最適化するために行動している人のことを指します。

オプティマイザーとミニマリストの違い

オプティマイザーと似たような考え方でミニマリストという言葉も有名ですが、この2つの考え方には少し違いがあります。

それぞれの考え方を比べてみました。

オプティマイザー思考

  • 不要なものがあることで効率・生産性が落ちるのであればそれを排除する。
  • 不要なものであっても効率・生産性に影響がないものであれば排除しない(無視しておく)。
  • 不要なものであっても効率・生産性を上げてくれるものであれば残しておく。むしろ増やす。

ミニマリスト思考

  • 生活に不要なものは徹底的に排除する。

主な考え方はこんな感じ。

オプティマイザーは、不要なものをいっさいがっさい捨てるというわけではなく

  • 自分が求めている目的・結果に対して悪影響があるのであれば捨てる。
  • 不要だけど悪影響が出ないものは無視(捨てるという手間を省く)。
  • 不要だけど良い影響をもたらすものは保持しておく・増やしていく。

といった考え方です。

一方、ミニマリストは使わないもの・不要なものは排除するという思考法なので、実践しようとすると

「頑張って無駄なものを減らしていったら、かえって不便になっていた。」

という状況にもなり得ます。

おもちゃのコレクションを例にすると、違いが分かりやすいです。

ミニマリストは、生活必需品ではないおもちゃのコレクションを「不要」と考えて捨てる場面がしばしばあります。
(もしくは「不要なもの」を「不要である」と思えるような努力をします。)

それに対してオプティマイザーは、たとえ生活に必要のないものであったとしても、おもちゃのコレクションを飾っておくことによってメンタル面などで良い影響が出て、結果として仕事にも良い影響があると判断すれば捨てることはしません。

むしろ「おもちゃのコレクションが増えれば仕事でもさらに生産性が上がると」考え、あえておもちゃのコレクションを増やすということもあり得るわけです。

オプティマイザーとミニマリストは「不要なもの」として分類する基準が異なるだけであって、根本的な考え方は似ているように思います。

オプティマイザーとミニマリストは様々な見方ができる

オプティマイザーとミニマリストについてはいろいろな考え方があり、

「不要なものを捨てるというミニマリストの考えはオプティマイザーの一手段に過ぎないので、オプティマイザーはミニマリストの上位互換といえる。」

という考えと

「不要なものを完全に捨てきれなかった人、つまり不完全なミニマリストがオプティマイザーになる。

という考え方ができます。

どちらの言葉も大筋での意味合いは認識されていますが、まだ定義がきちんと確立されていないのが現状です。

例えば、「私はミニマリストだけどおもちゃのコレクションはプラスになるので捨てないですよ」

という人がいた時に、その人をミニマリストと呼ぶのかオプティマイザーと呼ぶのかという基準も、人によって異なってきます。

特に、ミニマリストの概念は既に世間に広まっていたりするので、その中で、それぞれのミニマリストの考え方があると思います(流派みたいな)。

今後の動向にも注目したいですね。

生活を最適化するために

オプティマイザー、ミニマリスト、どちらを目指すにしても参考になりそうな情報を書いておきます。

僕が『最適な状態』を目指して実践していること

僕が生活の最適化を目指して実践していることは下記のとおりです。

  • 在宅で仕事する割合を増やした(通勤時間の削減、ストレスの軽減)
  • 人間関係の取捨選択を意識した(無駄な交際費の削減、メンタル面の向上)
  • 家電は「手間の削減度合い」に着目して買い揃えた(労力と家事に使う時間の削減)

などなど。

他にも細かいことで実践していることはありますが、次の機会にご紹介したいと思います。

ちなみに「今より会社に近くてスーパーや病院も近いアパートに引越す」なんてのも、最適化の一環ですよね。

代表的なオプティマイザーとミニマリスト

オプティマイザー、またはミニマリストの生活を実践したいという方は、その道のプロ(?)の方の情報が参考になるかもです。

代表的なオプティマイザー:メンタリストDaiGoさん

メンタリストDaiGoさんは「オプティマイザー」という言葉を広め、実践している第一人者(?)です。

「読書」という趣味を楽しみながら、それをそのまま「仕事」に活かしているという意味では、かなりの上級者。

生活、労働、趣味すべてにおいて最適化を体現している方です。

下記のYouTube動画が参考になると思います。
やればできるを、ラクして早く!に変えるオプティマイザー入門

代表的なミニマリスト:ミニマリストしぶさん

ミニマリストしぶさんは、まだ若いですがミニマリスト生活を実践・情報発信をしており、株式会社ミニマリストの代表でもあります。

下記のブログが参考になります。
ミニマリストしぶのブログ

考え方次第では『超・人生術 』 かも

無駄を最適化 or 最小限にすることができるのって、「物」だけじゃなくて

  • 時間
  • お金
  • 体力
  • 人間関係

などなど、多岐にわたりますよね。

オプティマイザーもミニマリストも、上手く実践することができれば人生の幸福度がかなり上がってくる『超・人生術』とも言えるのではないでしょうか。

まとめ【オプティマイザーとミニマリストの違い】

最後に、ふと思ったことを書きます。

「100均の便利グッズも

ミニマリストにとっては不要だけど

オプティマイザーにとっては必要」

という点では、両者の意見が別れて違いが分かりやすいかもですね。

あなたはどちらを実践しますか?

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