これから需要が減る仕事の特徴を予測
あれ?僕の仕事、もう無くなっちゃう?
不安定で景気の悪いこの時代。自分の仕事は安泰といえるのか、気が気じゃないですよね。
この記事では、これから需要が減っていくと思われる仕事の特徴を予測。
そして、仕事に困らない為の「今からできる対策」についても紹介します。
電子化されやすい仕事
一つ目は、電子化されやすい仕事です。
紙媒体を扱う業界
例えば、紙媒体を扱う業界。
具体的には新聞・書籍関連の仕事などなど。
既に淘汰されてしまったものだと「街の写真プリント屋さん」がありますね。
携帯のカメラ・スマホカメラが普及してからは、ほとんど見なくなりました。
電子化される前の媒体に、いかに付加価値をのせるかが課題になってきそう。
AIに代替されやすい仕事
AIや機械に代替されやすい仕事も、これから需要が減ると予測されます。
保険の営業職
例えば、生命保険や自動車保険などの営業職。
ネット上で保険のAI診断を行い最適なプランを見積・加入できるようになったため、じりじりと営業人員の仕事を圧迫しています。
接客・接遇の面で、人間にしかできない付加価値をのせられるかが課題。
銀行員
銀行員の需要も、減る傾向にありますね。
現に、フィンテック(金融と情報技術を融合したテクノロジー)の導入や、メガバンクによる大規模リストラ計画も報じられています。
運転手・配達員
AI技術の進歩により自動運転も普及してきましたね。
タクシー運転手や宅配サービスの仕事も油断できません。
中国では無人タクシーの試み、Amazonはドローン宅配の試みを既に実施しています。
法整備や技術インフラなど課題はありますが、運転の”無人化”の流れは加速中です。
単純作業の仕事
業種に関わらず、単純作業のみの仕事は、需要が減るはず。
単純であればあるほど、何者かに取って替わられやすいからです。
「何者か」というのは、例えばAI、機械、人件費の安い労働力(外国人など)。
データ入力・工場作業員
代替されやすい仕事として、データ入力や工場のライン作業などが挙げられます。
その他マニュアルに従ってこなすだけの仕事も、基本的に需要は減っていきそうです。
「自分の仕事、需要減るかも…」と思った時の対策方法
既に需要の減る業界や職種での仕事をしている場合、どうすれば良いのでしょうか。
「知識も経験も無いけど、需要のある仕事に転職だー!」
と意気込むのもいいですが、それだと少しリスクが高いかと。
軸ずらし転職
そこで紹介したいのが、”軸ずらし転職“。
ザックリいうと、経験のある職種もしくは業種どちらかに軸を置き、転職の軸をずらしていくというキャリアアッププラン。”転職の達人”ことmotoさんが提唱している方法です。
詳しくは以下の動画をご覧ください。
年収を上げる“軸ずらし転職”の考え方
年収アップの基本戦略「軸ずらし転職」について解説
AIを味方につける仕事を選ぶ
これからは、まさにAI化の時代と言われています。
様々な仕事がAIに代替されるということは、逆にいえばAIを扱う仕事の需要が増えていくということ。
具体的には、AIエンジニアやAIプランナーなどです。
他にも、AIを活用した新たな仕事はどんどん増えてくることが予測されます。
時代に合わせたスキルを身につけよう
歴史を振り返ると、効率化の繰り返しにより今の時代まで来ています。
例えば大昔、狩猟時代から農耕時代になったのは「食糧確保のプロセスを効率化」した結果。
産業革命の時代にはラッダイト運動なんてのもありましたが、工業化が進んだことにより結果的に新たな仕事が生み出され、生産性もかなり向上しました。
※ラッダイト運動:機械の登場により失業を恐れた人達が機械を破壊した運動
時代の変化に目を光らせ、その時必要とされるスキルを見極めることが大事。
例えば…
- 狩猟時代→槍を扱うスキル
- 農耕時代→農具を扱うスキル
- 工業時代→機械を扱うスキル
- 情報時代→PCやスマホなどの端末を扱うスキル
- AI時代→AIを扱うスキル
といった感じですね。
必要とされる仕事を予測し、先手を打ってスキルを身につけましょう。
『2023年最新|これから需要が増える仕事を大予測!将来性のある業界や職種を徹底解説』
まとめ【これから需要が減る仕事の特徴と「失業しない為の対策」】
いつ職を失ってもおかしくない時代。
常に学び続け、場合によっては転職も視野に入れる必要がありそうです。
臨機応変に動いてしっかり生き残っていきたいですね。
もしもの時は、職業訓練を受けるという選択肢もありますよ。
こちらの記事も参考にしてみて下さい。