【ネタ集】借り物競争&借り人競争の盛り上がるお題一覧【より楽しむための運営のコツも】
運動会や体育祭といえば、徒競走やリレー、玉入れなどの定番種目が思い浮かぶかもしれませんが、実は「借り物競争」や「借り人競争」も毎年大きな盛り上がりを見せる人気種目。最近では、結婚式の二次会や会社のレクリエーション、忘年会など多彩なイベントでも取り入れられています。今回は、そんな「借り物競争」と「借り人競争」をさらに楽しく、盛り上げるために、幅広いお題や運営のコツをご紹介します。定番からちょっと難易度の高いもの、意外性のあるものまで、ぜひ参考にしてみてください。
借り物競争とは?楽しむための基本ルール
借り物競争は、コース上に置かれた封筒やカードなどに書いてある「お題」に沿った物を観客や周囲から借りてきて、ゴールまで持って行く競技です。お題によっては見つけるのに苦労する場合もあり、チームメンバー同士で協力し合ったり、周りの人に声をかけたりする過程が大きな盛り上がりポイント。
- ルールの一例
- スタート地点(またはスタートとゴールの間)でお題が書かれた紙を引く
- 指定された物を探して借りる
- 借りた物を持ってゴールする
- ゴール後、借りた方に必ず返却
最近はアレンジルールも豊富で、チーム対抗や個人戦、制限時間を設けるなど、自由度の高さも魅力です。
借り物競争を盛り上げるお題一覧
日用品
誰もが持っている、身近で借りやすい日用品はまずハズレがない定番お題。難易度を上げるために、あえて季節性のあるものや普段あまり持ち歩かないものを盛り込むのもアリです。
基本アイテム
- ハンカチ
- タオル
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
- メガネ
- メガネケース
- サングラス
- 帽子
- マスク
- メモ帳
- ボールペン
少しレア度の高いもの
- 歯ブラシ
- くし/ヘアブラシ
- ひげそり(カミソリ)
- つめ切り
- 耳かき
- 制汗スプレー
- 虫よけスプレー
- 常備薬(風邪薬など)
季節ネタを活かす場合
- 【冬】手袋、マフラー、カイロ、ニット帽
- 【夏】日焼け止め、扇子、サングラス、うちわ
- 【雨天】折りたたみ傘、レインコート
電化製品
比較的高価な物が多いので、取り扱いに気を使う必要があります。誰でも持っていそうなスマホから、ちょっと難しめのアイテムまで入れるとバリエーションが広がります。
電化製品
- スマホ
- タブレット
- ノートパソコン
- 充電器
- カメラ
- 腕時計(スマートウォッチ含む)
- 音楽プレーヤー
お金・カード類
会場によっては扱いに注意が必要です。個人情報が含まれるものもあるため、事前に「個人情報の取り扱いルール」を周知し、ゴール後の返却を徹底しましょう。
定番のお金系(注意が必要)
- 500円玉、100円玉
- 1円玉30枚(集めないと達成できない形にするのも面白い)
カード系(特に注意が必要)
- 免許証
- 健康保険証
- マイナンバーカード
- 診察券(○○病院の診察券など)
- 会員証(スポーツジムやショップなど)
衣類
衣類そのものを借りる場合、その場で脱がなければならない場合も。恥ずかしさや衛生面に配慮しつつ、臨機応変に運営しましょう。
衣類
- シャツ
- パーカー
- ジャケット
- 靴
- 靴下
- ネクタイ
- ベルト
「サイズが合わない!」というハプニングも盛り上がる要素の一つです。
学校にあるもの(体育祭や運動会向け)
校舎内への立ち入りが可能なら、学校ならではのアイテムをお題にするとユニークです。先生や生徒が「あれどこだっけ?」と探す過程も思い出に。
学校にあるもの
- チョーク
- 黒板消し
- 大三角定規(美術室や数学準備室にあるもの)
- 試験管(理科室)
- サッカーボール(部活備品)
- プリント用紙(○○先生のプリント 等)
運動会で使うもの
運動会特有のグッズをお題にすると、テーマ感がアップ。保護者や観覧者が持っていそうなものも追加すると難易度に幅が出ます。
競技アイテム
- 玉入れの玉
- リレーのバトン
- カラーコーン
- フラフープ
- ストップウォッチ
観客が持っていそうなアイテム
- 座布団
- 日傘
- うちわ
- 水筒
- ペットボトル
- 折りたたみ椅子
モノの特徴をお題にする
形容詞や特徴を指定し、当てはまる物を借りてくるというルールにするのも一興。具体的なアイテムを限定しないぶん、参加者の発想力が試されます。
モノの特徴をお題にする
- 丸いもの
- 四角いもの
- 赤いもの(青・黄など色指定)
- 硬いもの/柔らかいもの
- 面白いもの
- 危ないもの(安全管理を徹底)
この場合、何をもって「面白い」や「危ない」と判断するか、審査員やMCが必要になると盛り上がります。
借り人競争のお題&盛り上げポイント
借り人競争は、物ではなく「人」を借りる(連れてくる)競技です。周囲への声かけや交渉力が試されるため、コミュニケーションが活発になりやすいのが魅力。同時に、恥ずかしさや「まさかこの人を借りに行くとは…!」といったサプライズ感も楽しめます。
借り人競争のお題を決める際には、見た目だけでパッと判断できる要素を含めると盛り上がりやすくなります。たとえば、生まれた日や血液型などは外見からは分からず、いくらでも誤魔化しが利きます。周囲の人も、見ていてあまり面白くないと感じるはず。
一方で、「夏生まれっぽい人」や「O型っぽい人」のように“っぽい”を加えると、想像や雰囲気で選べるため、見ている人も楽しめるわけです。つまり、参加者や観客がすぐにピンときて『あ~、なるほど!』と思えるようなお題にするのがポイントです。
例:
NG「7月25日生まれの人」→OK「夏生まれっぽい人」
NG「O型の人」→OK「O型っぽい人」
○○を身に着けている人
一目でわかるアイテムを身につけている人を探すのが定番。年齢・性別を足すとさらに難易度UP。
- メガネをかけている人
- 帽子をかぶっている人
- 腕時計をつけている人
- ジャージを着ている人
- リュックを背負っている人
- 【難易度UP例】「赤い帽子をかぶった女性」「黒いリュックを背負った先生」など
体型や体格にまつわるお題
外見からわかる特徴を借りる場合は、極端な表現にならないように配慮が必要です。
- 背の高い人/背の低い人
- 太っている人/痩せている人
- 脚が長い人
- 筋肉ムキムキな人
- 肌が日焼けしている人
- 髪の毛が長い人
あまりにも失礼にならないように、言い回しを工夫すると良いでしょう。
立場や肩書のある人
イベントに参列している、偉い人や有名な人をお題にすることで、一種の「来賓紹介」的な効果も。
- 校長先生/園長先生
- 教頭先生/学年主任
- PTA会長
- 社長/部長/課長
- スポンサーの代表者
「○○っぽい人」という主観的お題
大きく盛り上がる反面、ジャッジが難しいことも。審査員を置いて「その理由」を発表してもらうとさらに面白くなります。
- 料理が上手そうな人
- 足が速そうな人
- 英語が話せそうな人
- サッカー選手っぽい人
- バンドマンっぽい人
- お酒に強そうな人
- ダンスが上手そうな人
- オタクっぽい人
- 仕事ができそうな人
- モテそうな人
- 有名人の○○に似ている人
- 明るそうな人
ただし、ネガティブなものや他人を傷つけるお題は避けるのが無難です。
愛が生まれる!? 素敵なお題
イベント自体がドラマチックになる演出として、恋愛や好意にまつわるお題を入れると印象深い思い出になることもあります。
- 好きな人/大切な人
- 彼氏・彼女にしたいと思う人
- 結婚相手にしたい人
- イケメン/美女
ただし、当人同士が嫌な気持ちにならないよう、周りの雰囲気をしっかり見極めることが大切です。
イベントを成功させるための運営のコツ
事前準備と注意点
- お題リストを早めに用意する
季節や参加者の層(年齢や性別、関係性など)を考慮して、お題を選定しましょう。 - 借りられる範囲を明確にする
競技エリアから抜けられる範囲、校舎内への立ち入り可否、貴重品や個人情報を扱ってよいかなど、事前にルールをはっきり決めておく必要があります。 - ケガや破損のリスク対策
・貴重品や高価なもの(スマホ、カメラなど)は、取り扱い方に注意してもらう。
・衣類などを借りる際は衛生面・プライバシー面に配慮する。
お題のバランスを決めよう
- 易しめ(誰でも持っていそうな日用品)
- ちょっと難しい(特定の人だけが持っている)
- ハイリスク(高価品や個人情報が含まれる)
それぞれを程よく混在させると、難易度にメリハリが出て参加者も飽きません。
審査員やMCの役割
- 審査員: 「これはお題に合っているのか?」を判定したり、時間短縮のために複数名でチェックしたりします。
- MC(司会進行): 借り物や借り人の面白エピソードを引き出し、会場を沸かせる存在。結果発表を盛り上げるのもMCの腕の見せどころです。
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まとめ:借り物&借り人競争で最高の思い出を作ろう
借り物競争と借り人競争は、単なる運動競技にとどまらず、コミュニケーションやチームワークを深める絶好のチャンス。お題選びひとつで、イベント全体の雰囲気がグッと華やかになります。
- 季節や参加者層を考えたお題を選ぶ
- 難易度やリスクのバランスをとる
- ルールを明確にして事故やトラブルを防ぐ
- 司会や審査員で盛り上がりを後押し
これらのポイントをしっかりおさえれば、運動会はもちろん、学校行事、会社のパーティー、結婚式の二次会など、どんなシーンでも盛り上がるでしょう。ぜひ、今回紹介したお題や運営のコツを参考にして、参加者全員が笑顔になれるイベントを作り上げてくださいね。