
職業訓練の事務コースってどんなこと学ぶの?

事務系のコースでは主に簿記・会計やパソコンについて学ぶよ。
この記事では、訓練校の運営に携わってきた立場から、職業訓練の事務コース(一般事務・経理事務)で学ぶ内容と、修了後の就職の実情をまとめました。
先に結論をまとめると、次のとおりです。
- 学ぶのは簿記とパソコン(Word・Excelなど)が中心。日商簿記やMOSなどの資格取得を目指す
- 3ヶ月程度の短期コースは簿記3級、6ヶ月程度の長期コースは簿記2級までが目安
- 20代なら未経験でも事務職に就けている方は結構いる。30代は資格と行動量しだい。40代からはかなり少ない
- 事務職は求人に対して希望者が多い職種。職種の幅を少し広げられるかが就職のカギ
職業訓練の事務コースとは【簿記とパソコンを無料で学べる】
職業訓練とは
職業訓練は、就職を目的としてスキルを身につけることができる訓練制度。
主に失業中(求職中)の方が対象となっており、無料で通うことができます。
(テキスト代・検定受験料などは自己負担)
また、要件を満たせば月10万円の給付金をもらいながら通うことも可能です。
給付金(職業訓練受講給付金)の主な要件は、「本人の収入が月8万円以下」「世帯全体の収入が月30万円以下」「世帯全体の金融資産が300万円以下」「訓練実施日すべてに出席する(やむを得ない理由がある場合でも8割以上)」など(2026年10月時点・厚生労働省の案内より)。失業保険を受給できる方は、失業保険を受けながら通うことになります。
受講を希望される方はお近くのハローワークで相談してみてください。
一般事務コースと経理事務コースの違い
事務コースは、大きく「一般事務」と「経理事務」に分かれていることが多いです。コース名や内容は訓練校によって違いますが、僕が携わっていた訓練校を例にすると次のようなイメージ。
| 一般事務コース | 経理事務コース | |
|---|---|---|
| 訓練期間 | 3ヶ月程度 | 6ヶ月程度 |
| 簿記 | 商業簿記(3級レベル) | 商業簿記+工業簿記(2級レベルまで) |
| パソコン | Word・Excelの基礎 | Word・Excelの応用、PowerPointまで |
| 向いている人 | 早く就職したい方、事務の基礎を広く身につけたい方 | 経理や会計事務所など、専門性のある事務を目指したい方 |
「とにかく早く働きたい」なら短期の一般事務、「時間をかけてでも経理の仕事に就きたい」なら長期の経理事務、という選び方でOKです。
このほか、事務系の職業訓練には医療事務や介護事務のコースもあります。厚生労働省の令和6年度の実績では、医療事務分野の就職率は公共職業訓練(委託訓練)で77.9%、求職者支援訓練で70.0%と、一般的な事務系よりやや高めでした。病院や介護施設で働くイメージが持てる方は、そちらも候補に入れてみてください。
事務職の種類と、活かせるスキル
ひとくちに事務職といっても、仕事の中身は職種によって違います。どの事務を目指すかで、選ぶコースや力を入れる科目も変わってきます。
| 職種 | 主な仕事 | 訓練で学ぶ内容との関係 |
|---|---|---|
| 一般事務 | 書類作成、データ入力、電話・来客対応、備品管理など | Word・Excelがそのまま役立つ |
| 営業事務 | 見積書・請求書の作成、受発注の処理、営業担当のサポート | Excelに加えて、簿記3級の知識があると伝票や請求の流れを理解しやすい |
| 経理事務 | 伝票の起票、入出金の管理、月次・年次決算の補助 | 簿記が必須。求人では2級を求められることが多い |
| 会計事務所の補助 | 顧問先の記帳代行、決算・申告書類の作成補助 | 簿記2級レベルの知識が土台になる |
ちなみに簿記3級で学ぶのは、お店や会社の日々の取引を帳簿につける「商業簿記」の基本。2級になると、商業簿記の範囲が広がるのに加えて、製造業の原価計算を扱う「工業簿記」が加わります。2級のほうが学習量はかなり多いので、長期コースでも気を抜けません。
事務コースの特徴や傾向
まずは事務コースの特徴や傾向をザっと解説。
女性に人気
職業訓練の事務コースは女性に人気で、クラスの7~8割が女性ということも珍しくありません。
これは全国の数字でも同じで、厚生労働省の令和6年度の実績では、事務系のコースが含まれる「営業・販売・事務分野」の受講者のおよそ8割が女性でした。
受講生の方に人気の理由を聞いてみたことがあるのですが、やはり事務職は土日休みの職場が多く働きやすい・育児と両立しやすいという声が多かったです。

もちろん男性の方も通えますので、お気兼ねなくハローワークでご相談を。
ただ、男性の場合は「男性なのに事務職は難しいんじゃない?」などとハローワーク職員に詰められることもあるようなので、質問にはきちんと答えられるように準備しておくといいです。
「なぜ事務職なのか」「これまでの経験をどう活かすのか」「経理など専門性のある事務を目指すのか」あたりを整理しておくと、訓練相談でも選考の面接でも答えやすくなります。
パソコン操作も学ぶ
通常、事務コースのカリキュラム内にパソコンの授業も組み込まれています。
パソコンの基本操作やワード、エクセル、パワーポイントといったオフィスソフトなどなど。
他には簿記や電卓、訓練校によっては税法について学ぶこともあります。
事務職に限らずとも身につけておきたいスキルばかりですね。
なお、「簿記は要らないのでパソコンだけしっかり学びたい」という方は、パソコンコースのほうが合っています(記事の最後にリンクを置いています)。
資格・検定について
事務コースでは、主に簿記の資格とパソコン関連の資格取得を目指します。
簿記の資格は大きく分けて日商簿記検定(日本商工会議所)と全経簿記能力検定がありますが、日商簿記検定を扱っている訓練校が多いようです。
参考:簿記検定の種類と違いを徹底比較!就職に有利なのはどれ?
日商簿記の3級・2級には、決まった日に行われる「統一試験」(年3回。2026年度は6月・11月・2月)と、テストセンターのパソコンで受ける「ネット試験」の2つの方式があります。ネット試験は休止期間を除いて随時受験でき、結果もその場で分かります。どちらで合格しても資格の価値は同じです。
受験料は3級が3,300円、2級が5,500円(税込・2026年度。申込方法によって事務手数料が別途かかります)。訓練の受講料は無料でも、検定の受験料は自己負担なので、受ける検定の数だけ出費があることは頭に入れておきましょう。
パソコン関連の資格は、ワードやエクセルなどのオフィスソフト系が主で、MOS検定やサーティファイの検定があります。
※どの資格を扱うのかは訓練校によって異なります。
職業訓練の事務コースから事務職に就職できる?
就職先の例
職業訓練の一般事務・経理事務コースを受講するとどんな会社に就職できるのか、気になるところですよね。
事務コースを卒業した方の実際の就職先の例をいくつか紹介します。
就職先の例
- 塗装会社内での事務
- 司法書士事務所内での事務
- 市役所・公立学校での事務
- コールセンター内で電話・メールサポート
- Webサイト制作会社でのWebライター
- ITサービス会社でのデータ入力
- 保険会社での営業や営業事務
- 会計事務所
などなど。
見てのとおり、「事務」といっても業種はバラバラですし、コールセンターや営業、Webライターなど事務以外の仕事に就く方もいます。
未経験からの就職は難しい?

職業訓練を受講すれば未経験からでも事務職に就けるの?

一概にはいえないけど…正直なところ、年齢によって就職の実現度は大きく変わってくる。
例えば、20代であれば未経験でも事務員として就職できている方は結構います。
経験則ではありますが、一般常識があって見た目が派手過ぎなければわりとすんなり内定を貰えている印象です。
30代からは就職の難易度が上がりますが、それでも事務職に就けている方は実際にいました。
30代で事務職へ転職できた方々の特徴としては、訓練期間中にしっかり資格を取り、精力的に就職活動をしていた点です。
40代から未経験で事務職に就けている方は、正直かなり少ない印象。
(もちろん「絶対無理」というわけではありませんが)
コールセンターでの電話サポートや保険の営業など、事務にこだわらず「職種の幅」を少し広げることで対応する方が多かったです。
なかには知り合いのツテで事務職に就いた方も居ましたが…
人脈という意味では、これこそ40代の強みともいえるかもしれません。笑
年代ごとの傾向を表にまとめると、次のとおりです(あくまで僕の経験則です)。
| 年代 | 未経験から事務職への就職 | ポイント |
|---|---|---|
| 20代 | 就職できている方は結構いる | 一般常識と落ち着いた身だしなみ |
| 30代 | 難易度は上がるが、実際に就けている方はいる | 訓練期間中の資格取得と、精力的な就職活動 |
| 40代以降 | かなり少ない | 職種の幅を広げる。人脈も活かす |
データで見る事務コースの就職率と事務職の求人倍率
国の公表データも確認しておきます。厚生労働省の令和6年度の実績から、事務系のコースが含まれる「営業・販売・事務分野」の数字を抜き出しました。
| 項目(令和6年度) | 営業・販売・事務分野 |
|---|---|
| 求職者支援訓練(実践コース)の応募倍率 | 1.03倍 |
| 求職者支援訓練の就職率(雇用保険に加入する就職) | 61.8% |
| 同上(雇用保険に加入しない就職も含む) | 77.6% |
| 公共職業訓練(委託訓練)の就職率 | 70.7% |
出典:厚生労働省 ハロートレーニングの実施状況(令和6年度)
6~7割台の方が就職できていますが、これは職種を問わない就職の割合。事務職に就けた人の割合ではない点に注意してください。
同じ資料で公共職業訓練の年齢別の就職率を見ると、この分野は20代後半~40代が73~76%ほど、50代前半が70.1%、50代後半が64.5%。40代でも就職率そのものは大きく下がっていません。
「40代から未経験で事務職に就けている方は少ない」のに就職率は下がっていない。これはつまり、多くの方が事務以外の職種も含めて就職先を決めているということで、僕が現場で見てきた印象とも一致します。
背景にあるのは、事務職の求人の少なさです。例えば愛知労働局の公表資料(2026年7月分)では、全職業の有効求人倍率が1.09倍なのに対し、事務の職業は0.40倍。求職者5人に対して求人が2件しかない計算になります。地域によって数字は違いますが、事務職が狭き門だという傾向は似ています。
事務職への就職に近づくために訓練中にやること
狭き門をくぐるために、訓練期間中に意識しておきたいことを4つ挙げます。
- 資格は訓練期間中に取り切る:修了後に1人で勉強を続けるのは大変です。授業と試験のタイミングが合っている訓練中がいちばん受かりやすい
- 修了を待たずに応募を始める:30代で事務職に就けた方の共通点は、行動量の多さでした。訓練の後半には求人のチェックと応募を始めておく
- 前職の経験を活かせる業界から探す:販売の経験があれば小売・卸の営業事務、建設業の経験があれば建設会社の事務など。「業界を知っている未経験者」は採用する側にとって安心感がある
- 事務に近い職種も候補に入れる:営業事務、受付、コールセンター、データ入力など。まず入社してパソコンや電話応対の実務経験を積めば、次の転職で「事務経験あり」として応募できる
事務コースのカリキュラム例
実際のカリキュラム例も表にしてみました。
うちの訓練校では3ヶ月程度の短期コースを「一般事務コース」として基礎的なカリキュラムにしており、
6ヶ月程度の長期コースは「経理事務コース」として、より専門的なことを学ぶカリキュラムにしています。
カリキュラム例
| 一般事務コース | 経理事務コース | 検定試験を受験するタイミング | |
|---|---|---|---|
| 1ヶ月目 | ・就職支援 ・電卓の使い方 ・商業簿記 ・パソコン基礎概論 | ・就職支援 ・電卓の使い方 ・商業簿記 ・パソコン基礎概論 | |
| 2ヶ月目 | ・文書作成(ワード)基礎 ・表計算(エクセル)基礎 ・商業簿記 | ・文書作成(ワード)基礎 ・表計算(エクセル)基礎 ・商業簿記 | ・ワード検定受験 ・エクセル検定受験 |
| 3ヶ月目 | ・商業簿記 | ・商業簿記 | ・簿記検定受験(3級) |
| 4ヶ月目 | ・文書作成(ワード)応用 ・表計算(エクセル)応用 ・商業簿記Ⅱ ・工業簿記 | ・ワード検定受験(上級) ・エクセル検定受験(上級) | |
| 5ヶ月目 | ・商業簿記Ⅱ ・工業簿記 ・プレゼンテーション(パワーポイント)実習 | ・パワーポイント検定受験 | |
| 6ヶ月目 | ・商業簿記Ⅱ ・工業簿記 | ・簿記検定受験(2級) |
表内に「電卓の使い方」というのがありますが、これは僕達が普段使うような四則演算などではなく、簿記・会計における計算の仕方や様々な機能の使い方を学びます。
また、僕の訓練校では一日を通して同じ授業が続くことがないように科目が半日ずつで分けられています。
午前は簿記、午後はPCの授業といった具合。
時間割の例
| コマ | 時間 | 科目 |
|---|---|---|
| 1時限目 | 9:10~10:00 | 商業簿記 |
| 2時限目 | 10:10~11:00 | 商業簿記 |
| 3時限目 | 11:10~12:00 | 商業簿記 |
| 昼休み | 12:00~13:00 | – |
| 4時限目 | 13:00~13:50 | 文書作成 |
| 5時限目 | 14:00~14:50 | 文書作成 |
| 6時限目 | 15:00~15:50 | 文書作成 |

授業が細切れすぎると頭の切り替えが追い付かないし、かといって一日中同じ授業だと疲れるからね。これぐらいが丁度いいかも。

ただ、受験前の一週間程度は受験予定の科目を全時限とおしてやることもある。笑
訓練校の裏話【カリキュラムについて】
ちなみに、うちの訓練校では
- 一般事務コースでは、一回の試験で日商簿記3級を目指す。
- 経理事務コースでは、一回目の試験で3級合格を目指し、二回目の試験で2級合格を目指す。
といったイメージでカリキュラムが組まれています。
短期のコースだと訓練期間中に検定を受けるチャンスが一回しかありませんが、長期のコースではなるべく二回受験できるようにしています。
訓練校側の話になるのですが…
簿記の試験日はどうしてもズラせない為、簿記試験日を中心として、そこから逆算して学習を終えられるようカリキュラム設計をしていました。
WordやExcelなどの資格試験は訓練校側で日程を決めることができるので、とにかく簿記優先のスケジュールという感じです。笑
なお、今は先ほど紹介したネット試験があるので、統一試験の日程と合わない場合や不合格だった場合でも、個人で申し込んで受験することができます。訓練中に受かり切れなかった方も、勉強した内容を忘れないうちに再挑戦してみてください。
簿記の授業でつまずかないためのコツ
事務コースで受講生の方が苦戦しやすいのは、パソコンよりも簿記のほうです。簿記は前に習った内容を土台にして次へ進む積み上げ型の科目なので、1日分の遅れを放っておくと、その先がまとめて分からなくなります。
- その日の内容はその日のうちに復習する:授業で解いた問題を、帰宅後にもう一度自力で解く
- 読むより手を動かす:簿記はテキストを読むだけでは身につかない。仕訳を実際に書いて、電卓をたたく
- 分からない所は早めに質問する:講師に直接聞けるのが通学の強み。放課後に教室を使える訓練校なら、そこで解決してから帰る
- 入校前に入門書を1冊ながめておく:「借方・貸方」「仕訳」といった言葉に慣れておくだけで、最初の数週間が楽になる
数学が苦手でも心配はいりません。簿記で使うのは足し算・引き算・掛け算・割り算くらいで、計算は電卓がやってくれます。必要なのは数学力より、ルールを覚えてコツコツ練習する根気です。
職業訓練の事務コースのメリット・デメリット
ここまでの内容を、メリット・デメリットとして整理します。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・受講料が無料。要件を満たせば給付金も受けられる ・簿記とパソコンをまとめて学べる ・検定の日程に合わせてカリキュラムが組まれている ・就職支援(応募書類の添削や面接練習など)を受けられる | ・平日の日中は毎日授業がある ・開講時期が決まっていて、選考もある ・事務職は求人が少なく、修了しても就職が保証されるわけではない ・テキスト代や検定受験料は自己負担 |
事務コースが特に向いているのは、次のような方です。
- 事務職に就きたいが、簿記やパソコンの知識・資格がない
- 独学だと続かないので、通学して強制的に勉強する環境がほしい
- 事務以外の職種も視野に入れつつ、どの仕事でも使えるスキルを身につけたい
事務コースを受講するまでの流れ
- ハローワークで求職申込みをして、訓練相談を受ける
- 気になるコースの説明会・見学会に参加する(実施している場合)
- ハローワークの窓口で受講申込書を提出する
- 訓練校で選考試験を受ける
- 合格したら、ハローワークで受講に必要な手続きをして入校
選考試験は筆記と面接が一般的です。申込みの締切は開講日よりかなり前に来るので、受講を考え始めたら早めにハローワークで開講予定を確認しておきましょう。
コース案内を見るときは、「訓練期間」「簿記は何級まで学ぶか」「目標にしているパソコン資格の種類」「訓練期間中に検定を何回受けられるか」をチェックするのがおすすめです。
職業訓練の事務コースでよくある質問
簿記もパソコンも初心者だけど、ついていける?
どちらも初心者向けに基礎から始まるので、受講はできます。ただ、2つを同時に学ぶぶん、毎日の復習は欠かせません。
パソコンにほとんど触ったことがない方は、いきなり長期の経理事務コースを選ぶより、短期の一般事務コースやパソコンの基礎コースから始めるほうが無理がないです。
簿記3級だけでも就職に役立つ?
3級は「お金の流れや帳簿の基本が分かる」ことの証明になり、一般事務や営業事務の応募では十分アピール材料になります。
一方、経理職や会計事務所を狙うなら、求人で2級を求められることが多いです。目指す仕事が経理寄りなら、2級まで学べる長期コースを選びましょう。
事務コースとパソコンコース、どっちを選ぶべき?
違いは簿記があるかどうかです。経理や営業事務など、お金や伝票を扱う仕事を考えているなら事務コース。簿記には興味がなく、WordやExcelを応用までじっくり学びたいならパソコンコースが向いています。
事務コースは簿記に多くの時間を使うぶん、パソコンの授業時間は同じ期間のパソコンコースより少なくなります。「パソコンが大の苦手」という方が事務コースを選ぶと、簿記とパソコンの両方で苦しくなりやすいので注意してください。
自宅で受講できるオンラインの事務コースはある?
求職者支援訓練には、自宅で受講できるeラーニングコースや、授業の一部をオンラインで行うコースがあり、事務系のコースが開講されることもあります。開講状況は地域や時期によって違うので、ハローワークで確認してみてください。
ただし、パソコンと通信環境は自分で用意するのが基本。簿記もパソコンも「その場で質問できるかどうか」で理解の速さが変わるので、初心者の方には通学のコースをおすすめします。
40代・50代でも受講できる?
受講に年齢制限は基本的にありません。
ただしお伝えしたとおり、未経験から事務職に就く難易度は年齢とともに上がります。前職の業界で事務を探す、事務に近い職種まで広げるなど、修了後の方向性をあらかじめ考えたうえで申し込むのがおすすめです。
働きながら受講できる?
通学のコースは平日の日中に毎日授業があるため、フルタイムで働きながら通うのは現実的ではありません。
一方、求職者支援制度は、収入が一定額以下のパートタイムで働きながら正社員への転職を目指す方なども対象としています。働き方によっては受講できる可能性があるので、ハローワークで相談してみてください。
まとめ【職業訓練を活用して事務職を目指そう】
前述していますが、職業訓練の受講は基本的に無料です。
事務職は人気が高く、訓練を修了すれば必ず就けるという仕事ではありません。それでも、簿記とパソコンの資格を訓練期間中に取り、早めに就職活動を始め、職種の幅を少し広げておけば、就職のチャンスは十分にあります。
「事務職に就職したいけど簿記やパソコンの知識がない」という方は、ぜひ活用してみてください。
職業訓練のパソコンコースとは?基礎・実践の違いと内容を解説【無料】








