
職業訓練の面接ってどんなこと聞かれるの?服装や合格のコツは?

面接では就職意欲の有無や真面目さなどをチェックされているよ。服装はなるべくスーツがおすすめ。
この記事では、職業訓練の面接に受かるコツや実際の質問例・回答のポイントを紹介。
先に結論をいうと、職業訓練の面接で見られているのは主に次の3つです。
- 就職意欲があるか
- 訓練内容を把握しているか
- 訓練を最後までやり遂げられるか
どの質問も、結局はこの3つを確かめるためのもの。「訓練で学んだことを活かして就職したい」という軸で答えを用意しておけば、大きく外すことはありません。
面接官はどのような点を評価・判別しているのか、訓練校側の視点で解説していきます。よく出る質問には、それぞれ「質問の意図」「回答のポイント」「回答例」をセットで載せているので、自分用の回答を作るときの参考にしてください。
職業訓練の面接の流れと当日の状況
面接当日の流れ
まずは面接当日の流れについて。
会場ではまず挨拶・選考試験の流れについての説明等があります。
(その際、合否通知封筒への宛名記入をお願いされることもあります)
その後、下記の順で選考試験を実施。
1.筆記試験(20分程度)
2.面接(5分~10分程度)
筆記試験は、訓練の種類によっては60分行う場合もあります。
なお、選考の方法はコースによって異なり、面接のみで筆記試験がないコースもあります。自分が受けるコースの選考方法は、募集案内(コースのチラシ)で確認しておきましょう。
また、選考試験は午前中に行われることが多いです。
(日程や駐車場の場所などは事前にチェックしておいてください)
面接時の状況
訓練校にもよりますが、面接は訓練校側2人(面接官1人、記録係1人)と応募者1人で行われる場合が多いです。
基本的には個人面接で、時間は1人あたり5~10分程度。
(まれに15分~20分になることもあります)
応募人数が多い時は、時間の都合上3人同時面接など複数同時面接を行うケースもあり。
5~10分で複数の質問に答えるので、1つの回答に使える時間は30秒~1分くらいです。長く話すよりも、要点を短く伝える準備をしておくほうが評価につながります。
職業訓練校の面接で見られるポイント
面接では主にどのような点を見られるのか?というポイントについて。
こういうとアレなのですが、訓練校側の利益を考えてみると理解しやすいかもしれません。笑
就職意欲の有無
面接では主に「就職意欲があるか」という点を見られます。
これ、最優先事項といっても過言ではありません。
そもそも職業訓練が実施されるのは、就職率の改善という命題があるので。
訓練校側は「本当に就職意欲があるか?」という点をかなり重視しています。
訓練内容を把握しているか
訓練内容を把握しているか、という点もチェックされます。
取得できる資格や、それを活かしてどのような職種が目指せるかなど。
「どんな内容か分からないけど受講したいです!」
では通らないですよね。
例えばカリキュラム内容にエクセルの授業がある場合、エクセルの操作方法は分からなくても
- エクセルとは何か?
- 主にどんな業務に使われているか?
などのようなことはおよそ把握しておく必要があります。
内容を全く把握していないと「本当に就職意欲があるのかな?」という疑念を持たれかねません。
何より、受講しはじめてから「思ってたのと違った」となり、モチベーションの低下につながってしまいます。
訓練を最後までやり遂げられるか
訓練を「欠席せずに最後まで続けられる状況にあるか」という点も、重要な判断材料になります。
体調を崩しがちで欠席ばかりしないか。
子供の行事や発熱時など、欠席されないか。
などなど。
また、経済的理由で辞めたりしないかなどやんわりと聞かれる場合もあります。
なぜかというと、
「給付金が入らなくなった」
「金銭的に通い続けるのが厳しくなった」
などの理由で自主退校されるケースがあり、訓練校側はこれを警戒する為です。
ちなみに、求職者支援訓練の受講者などが対象の「職業訓練受講給付金」は、原則としてすべての訓練実施日に出席していることが支給要件です。やむを得ない理由で欠席した場合でも、支給単位期間ごとに8割以上の出席率が必要とされています(厚生労働省の案内より。詳しい取扱いはハローワークで確認してください)。
つまり、欠席が増えると受講者本人の生活にも直接ひびくわけで、訓練校が「休まず通えるか」を気にするのは受講者のためでもあります。
「(職業訓練に通うことに対して)家族の理解があり、受講終了までサポートしてもらえる」旨を伝えられると良いでしょう。
例えば「子供の発熱時は夫や両親に対応してもらえます」といった具合です。
自己紹介・自己PRのコツと回答例
職業訓練の面接は、就職面接と同様に自己紹介・自己PRがつきもの。
面接の一番はじめに「それでは自己紹介・自己PRをお願いします」と振られるパターンが多いです。
(まれに面接の最後に振られる場合もあります)
いつでも喋れるようしっかり準備しておく
よくあるのが、面接開始してすぐに「自己PRをお願いします」と言われて固まってしまうケース。
質問に対する答えは持ち合わせていても「自分で喋りを組み立てる」って意外と難しいんですよね。

緊張もあるしね^^;
しょっぱなから自己紹介・自己PRを振られることも多いので、心の準備をしておきましょう。
経歴や就職意欲・真面目さを「簡潔に」話す
自己紹介のコツは「長くなりすぎず、簡潔に」です。
自分の経歴や就職意欲・真面目さなどアピールできることを簡潔に話すのがコツです。
面接では「正確な日本語」よりも「簡潔な日本語」が話せるよう意識するといいです。
全て正確に話そうとして、逆に言葉が出なくなったりヘンテコな日本語になってしまうケースもあるので。
通常の敬語が使えれば問題ありません。
「一言一句チェックされる」ということはほとんどないので、固くなりすぎず臨んで下さい。
自己紹介・自己PRの回答例
自己紹介・自己PRは、次の順番で組み立てると簡潔にまとまります。
- 名前
- これまでの経歴(職種と年数をざっくり)
- 目指している職種と、訓練で学びたいこと
- 自分の強み(真面目さ・継続力など)と意気込み
質問例:
「それでは自己紹介・自己PRをお願いします。」
回答例
「○○○○と申します。これまで約5年間、飲食店で接客の仕事をしてきました。今後は長く続けられる事務職に就きたいと考えていますが、パソコンや簿記の知識が足りないため、こちらの訓練で基礎から学びたいと思い応募しました。前職では5年間、遅刻や欠勤をせずに勤めてきましたので、訓練も最後まで休まずやり遂げる自信があります。よろしくお願いいたします。」
これで30~40秒ほど。長くても1分以内におさめるのが目安です。
経歴をすべて話す必要はありません。詳しく知りたい部分は面接官のほうから質問してくれるので、「経歴→目指す職種→訓練で学びたいこと」がつながっていれば十分です。
職業訓練の面接でよく出る質問例と回答例【質問の意図・回答のポイント付き】
ここからは、面接でよく出る質問例と「質問の意図」・回答のポイントを具体的に紹介していきます。
まずは、よく出る質問と面接官が確かめたいことの一覧です。
| よく出る質問 | 面接官が確かめたいこと |
|---|---|
| 志望動機 | 給付金や資格だけが目的ではないか |
| 遅刻・欠席せず通えるか | 最後まで通いとおせるか |
| 就職活動の状況 | 就職に向けて実際に行動しているか |
| 訓練内容の理解 | 訓練に対する誤解・勘違いがないか |
| 修了後に就きたい仕事 | 訓練内容と希望職種がつながっているか |
| 他の受講生との関係 | トラブルを起こさないか |
| 前職の退職理由 | 訓練を続けられるか、人柄 |
| 訓練中に就職が決まったら | 就職意欲の強さ |
| 就職が決まらなかったら | 就職までの道筋を立てられているか |
| 訓練期間中の生活費 | 経済的な理由で退校しないか |
| 通学方法・通学時間 | 無理なく通える状況か |
回答例はあくまで「型」です。そのまま暗記するのではなく、職種名や資格名、自分の経歴に置き換えて使ってください。
職業訓練を受けようと思った理由は?(志望動機)
質問例:
「このコースを受けようと思ったのはなぜですか?」
質問の意図
給付金目的ではないか?
資格を取りたいだけではないか?
回答のポイント
単に「資格が欲しいから」、「無料で学べるから」と答えるのはNG。
また、「親にすすめられたから」、「友人に紹介されたから」という主体性のない回答ももちろんNGです。
「資格・スキルを習得してこの職種に就職したい」
「就職したいけど、このスキルが足りていないから学びたい」
など、就職を見据えた上で自分に足りないスキルを補いたいという旨を伝えるのが大事です。
組み立て方は「目指す職種→足りないスキル→このコースで学べること」の順番。受講申込書に書いた志望動機と食い違わないようにしておきましょう。
回答例
「事務職への就職を目指して活動していますが、求人の応募条件にあるエクセルや簿記の知識が不足していると感じています。こちらのコースではパソコンと簿記の両方を基礎から学べると知り、応募しました。訓練でスキルを身につけ、修了後は経理事務の仕事に就きたいと考えています。」
遅刻や欠席をせずに最後まで通いきれますか?
質問例:
「遅刻や欠席をせずに最後まで通いきれますか?」
質問の意図
遅刻・欠席をせず最後まで通いとおせるか。
回答のポイント
「はい」と答えないとマイナス評価に繋がってしまう質問ですね。
とはいえ、嘘をついてまで「はい」と答えるのはおすすめしません。
もちろん遅刻・欠席をしない為の努力は必要ですが、どうしても遅刻・欠席せざるをえない事情がある場合は正直に伝えたほうが、後々トラブルにならずに済みます。
ちなみに、この質問の回答としては「はい+その根拠」を伝えるのがコツ。
回答例
「はい、遅刻や欠席をせずに通えます。昔から体調を崩すことが少なく、前職でも遅刻・欠勤はありませんでした。」
お子さんがいる方や通院などの事情がある方は、事情とあわせて「どう対応するか」まで伝えると安心してもらえます。
回答例(事情がある場合)
「はい、通えます。小学生の子供がいますが、急な発熱のときは近くに住む両親にみてもらえるよう相談してあります。家族も訓練に通うことを応援してくれています。」
これまでの(現在の)就職活動状況は?
質問例:
「これまでの(現在の)就職活動状況について教えてください」
質問の意図
就職に向けて具体的に行動しているか?
(就職意欲はあるか?)
回答のポイント
「求職中だよ!」とツッコみたくなるかもしれませんが。笑
具体的にどのように就職活動を行ってきたか?という問いです。
この質問は、本当に就職する気があるのかを見極める為のものでもあります。
「就職したいけど何も行動していません」だと説得力に欠けてしまいますね。
ベストなのは「今回の訓練と関連性のある職種で数社へ応募しているが、○○の資格・スキルが無いため上手くいっていない」という状態。
回答例(応募している場合)
「ハローワークで紹介を受け、事務職の求人に3社応募しました。ただ、いずれもパソコンスキルや実務経験の不足で採用には至りませんでした。まずは訓練で必要なスキルを身につけてから、あらためて応募したいと考えています。」
求人への応募をしていない場合でも「求人誌や求人検索などで情報収集している」など、就職に向けて実際に活動していることを伝える必要があります。
回答例(まだ応募していない場合)
「まだ応募には至っていませんが、ハローワークの求人検索で事務職の求人を調べています。多くの求人でワード・エクセルの操作が応募条件になっていたため、まずは訓練でスキルを身につける必要があると考えました。」
応募した社数などは、事実をそのまま伝えてください。受講申込の際にハローワークで相談した内容と食い違うと、かえって不自然になってしまいます。
訓練の内容を理解していますか?
質問例:
「この訓練の内容を理解していますか。」
「今回の訓練で学びたいことはなんですか。」
質問の意図
訓練に対する理解に乖離がないか。
回答のポイント
訓練内容に対する誤解・勘違いがあると、就職に繋がりにくかったりモチベーションが続かなかったりするので、それを防ぐ為の質問です。
(「思ってたのと違った」など)
回答例
「はい、訓練については自分でも調べていて、理解しています。事務職(職種名)に必要なワードやエクセル・簿記について学習し、日商簿記○級(取得可能な資格名)の取得を目指します。」
また、基本的には希望職種と訓練内容には整合性がなければいけません。
例えば、希望職種がコテコテのITエンジニアなのに
「パソコン基礎コース」みたいな訓練だと、現実味がないですよね。
希望職種が「一般事務」なのに
「介護ヘルパー基礎コース」みたいな訓練だと、そもそも関連性がありません。
訓練内容をしっかり理解し、就職までを見据えたうえで応募していることが伝わるよう、事前に訓練内容を把握しておきましょう。
ちなみに、訓練カリキュラムに「パソコン」と「簿記」の授業があるのに「簿記だけ学びたい」というような、「これだけ学びたいアピール」はマイナス評価となってしまいます。
訓練修了後はどんな仕事に就きたいですか?
質問例:
「訓練修了後は、どのような仕事に就きたいと考えていますか?」
質問の意図
訓練内容と希望職種がつながっているか。
就職後のイメージを持てているか。
回答のポイント
志望動機とセットで聞かれやすい質問です。
「まだ決めていません」「訓練を受けながら考えます」だと、就職意欲が弱く見えてしまいます。
職種名まで具体的に答え、訓練で学ぶ内容をどう活かすかを一言そえましょう。志望動機で話した職種と同じであることも大事です。
回答例
「経理事務の仕事に就きたいと考えています。訓練で学ぶ簿記とエクセルの知識を活かし、まずは仕訳入力や請求書の作成などの業務から経験を積んでいきたいです。」
様々な年代・職歴の人とうまくやっていけますか?
質問例:
「訓練期間中、様々な年代の人ともうまくやっていけますか?」
質問の意図
訓練期間中、他の人とトラブルを起こさないか。
回答のポイント
訓練では様々な年代・職歴の人が一緒に授業を受けることになります。
「揉めごとを起こさず過ごしていける」
「前職でも様々な年代の人と上手くコミュニケーション取れていた」
という点が伝わればOK。
また、「様々な年代の方から学べることはどんどん吸収していきたい」と伝えられれば尚良いでしょう。
回答例
「はい、問題ありません。前職では学生のアルバイトから60代のパートの方まで、幅広い年代の方と一緒に働いていました。訓練でも、年代や経験の違う方から学べることを積極的に吸収していきたいと思います。」
前職の退職理由を教えて下さい
質問例:
「前職の退職理由を教えてください。」
質問の意図
訓練をしっかり続けられるか。性格等の確認。
回答のポイント
退職理由なので「嘘をついて下さい」とまでは言えませんが…
前職への不満などネガティブな発言ばかりを長々と羅列してしまうと、マイナスな印象を与えかねません。
「トラブルメーカーやクレーマーになるかも」と警戒されてしまうので、なるべくネガティブな言い回しは避けるのが吉。
前職では人間関係でトラブルを起こしたことがなく、前向きにキャリアアップを目指しているため退職したという旨が伝わると、好印象を与えやすいです。
回答例
「前職では販売の仕事をしており、職場の人間関係にも恵まれていました。ただ、長く続けられる仕事として事務職に挑戦したいという気持ちが強くなり、退職を決めました。」
体調不良や会社都合(契約満了・事業縮小など)で退職した場合は、事実を一言で伝えたうえで「今は問題なく通える」ことを付け加えればOKです。
回答例(体調不良で退職した場合)
「体調を崩したため退職しましたが、現在は回復しており、医師からも就労に問題ないと言われています。訓練にも毎日通える状態です。」
訓練中に就職が決まったらどうしますか?
質問例:
「訓練期間中に就職(内定)が決まったらどうしますか?」
質問の意図
就職意欲の強さを確認。
回答のポイント
訓練の最終目的は就職なので、基本的には「採用が決まればすぐにでも就職したい」と伝えるのが無難。
回答例
「訓練の目的は就職ですので、希望する職種で採用が決まった場合は就職したいと考えています。それまでは訓練に集中し、一つでも多くのスキルを身につけたいです。」
とはいえ、あまりにも早く就職されるとその後の委託費(訓練校が貰えるお金)が減ってしまうという側面もあります。
訓練校によって
「とにかく早く就職してほしい」
「訓練修了してから就職してほしい」
など、考え方はそれぞれ。
もし自分自身が「最後まで通いたい」という強い意志があるなら、次のように伝えるのもアリです。
回答例(最後まで通いたい場合)
「就職が第一の目的ですが、できれば訓練を最後まで受けてスキルを身につけたいと考えています。内定をいただいた場合は、まずは訓練修了まで待ってもらえるか内定先に相談してみます。」
訓練修了後、就職が決まらなかったらどうしますか?
質問例:
「訓練修了後、就職が決まらなかったらどうしますか?」
「年齢的に、この職種への就職は難しいのでは?」
質問の意図
自分なりに就職までの道筋を立てられているか。
回答のポイント
ちょっと意地悪な質問ですね。
臨機応変に活動し、何が何でも就職するという意志を見せるのがコツ。
回答例
「○○(職種名)への就職に向けて精一杯がんばりますが、状況に応じて職種や雇用形態など自分の可能性を狭めず、視野を広げて活動していきたいと思っています。」
「年齢的に難しいのでは?」と聞かれても、ムッとしたり黙り込んだりしないこと。厳しさは理解していると受け止めたうえで、どう動くかを答えれば大丈夫です。
回答例(年齢について聞かれた場合)
「未経験での転職が簡単ではないことは承知しています。そのぶん訓練で資格とスキルをしっかり身につけ、これまでの社会人経験もあわせてアピールしていきたいと考えています。」
訓練期間中の生活費は大丈夫ですか?
質問例:
「訓練期間中の生活面で、心配なことはありませんか?」
「ご家族は訓練に通うことに賛成されていますか?」
質問の意図
経済的な理由や家庭の事情で、途中で退校しないか。
回答のポイント
「見られるポイント」でも触れたとおり、金銭面の理由で自主退校されるケースを訓練校は警戒しています。そのため、生活面についてやんわりと聞かれることがあります。
収入や貯金の金額まで細かく話す必要はありません。「訓練期間中の生活の見通しが立っている」「家族の理解がある」という2点が伝わればOKです。
回答例
「はい、問題ありません。訓練期間中の生活費については家族とも話し合い、見通しを立てています。家族も訓練に通うことに賛成してくれていますので、最後まで通うことができます。」
ここで「給付金がもらえるので大丈夫です」とだけ答えるのは避けたほうが無難。給付金が目的だと受け取られかねないので、あくまで「生活の見通しは立っている」という伝え方にしましょう。
通学に関する質問
質問例:
「通学方法や、通学にかかる時間について教えてください。」
質問の意図
通学方法を確認したい。
回答のポイント
訓練校としては、駐車場を確保したり、手続きをする上で通学方法の確認が必要な場合がある為、この質問をされることがあります。
基本的には正直に答えれば問題ありません。
回答例
「自家用車で通学する予定です。自宅からは30分ほどで、本日も同じ道順で来ました。」
ただし、まだ通学方法が決まっていない場合は答え方に注意が必要。
良くない回答例:
「通学方法は全然決まっていません。時間も分かりません。」
これだと、本気で受講を考えていないような印象を与えかねないですよね。
回答例(まだ決まっていない場合)
「インターネットで通学路を調べたのですが、バスか自家用車で迷っています。どちらの場合も40分ほどで通えることは確認しています。」
と、調べた上で迷っていると伝えた方がいくらかマシです。
とはいえ、少しでも印象を良くしたいなら面接日までに通学方法は決めていた方がいいですよ。
【逆質問】面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれたら
ほとんどの場合、面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれます。
「特にありません」で終わらせるのも悪くないですが、ちょっとした就職意欲をアピールするのもおすすめ。
回答例(質問がない場合)
「丁寧にご説明いただいたので質問はありませんが、就職に向けてしっかり学んでいく所存です。ぜひ御校で学ばせていただければと思います。よろしくお願いいたします。」

もちろん、疑問に感じたことや不明点などあれば素直に質問して大丈夫。ただ、避けたほうがいい逆質問もあるんだ。
印象が良くなりやすい逆質問の例
質問をするなら、「受講する前提で準備したい」「就職につなげたい」という姿勢が伝わるものがおすすめです。
逆質問の例
「合格をいただけた場合、開講までに予習しておいたほうがいいことはありますか?」
「授業についていくために、自宅ではどのくらい復習の時間を取るとよいでしょうか?」
「修了生の方は、どのような職種に就職されることが多いですか?」
質問は1つ、多くても2つまで。面接時間は限られているので、いくつも続けて質問するのは控えましょう。
避けたほうがいい逆質問
印象を悪くしてしまうかもしれない、避けたほうがいい逆質問についても少し紹介させて下さい。
事前に調べれば分かることを質問する
募集要項や訓練校のホームページに載っている情報など、事前に調べれば分かる情報についての質問は避けたほうがいいです。
例えば
「訓練期間は何か月ですか?」
「どんな資格が取れますか?」
「あまり調べてないのかな?」と思われてしまうかも。
面接中に既に説明された内容を繰り返し質問する
既に説明を受けている内容を繰り返し聞き返すのも、マイナスな印象を与えてしまいます。
「話を聞いてなかったのかな?」なんて思われるかも。
訓練校側が答えにくい質問をする
訓練校側(面接官)が答えにくい質問をするのも、おすすめできません。
例えば
「今まで受講生からどのような苦情がありましたか?」
「修了生が就職した時の平均給与はいくらぐらいですか?」
などなど。
面接当日の持ち物や服装・身だしなみ
面接当日の持ち物や服装・身だしなみについても触れていきます。
持ち物はしっかり準備して忘れずに
面接当日は忘れものが無いようしっかり準備しておきましょう。
筆記用具や、ほか持参するよう指示されたものなどなど。
持参物は訓練校やコースによって違うので、募集案内や選考の案内に書かれているものを前日までにそろえておくと安心です。
また、車を利用する予定の方は駐車場の確認もお忘れなく。
駐車場を確保している訓練校もありますし、「近くのコインパーキングをご利用ください」としている訓練校もあるので、事前確認が大事です。
当日は時間に余裕をもって到着を。面接で「遅刻せずに通えます」と答えるのに、選考日に遅刻してしまっては説得力がなくなってしまいます。
服装【スーツ着用が無難】
服装や身だしなみについては特に決まりがあるわけではありません。
ですが、少しでも合格の可能性を高めたいのであれば、なるべく印象の良い格好をしたほうがいいですよね。
スーツという決まりはありませんが、やはりスーツが無難です。
スーツの準備が難しいようならビジネスカジュアルなど。

実は、面接によって「スーツ派が多数」の時と「私服派が多数」の時があるよ。目的は面接に合格することなので、「スーツだと浮きそう…」みたいな心配はしなくてOK。
ただ、Tシャツに半ズボンとか、サンダル履きなどはNGです。
まっさきに不合格候補に入ってしまいます。
頭髪・髪色など【派手過ぎず、清潔感を】
頭髪は乱れのないよう整え、ヒゲなども綺麗に剃っておきます。
男性ならなるべく黒髪、女性も派手過ぎない髪色が無難です。
その他、靴や化粧など全体的にいえることですが、派手過ぎず清潔感を意識すると良いでしょう。
面接の合格率が上がる?都市伝説について職業訓練校の視点で解説
実は、次のようなことを書いている記事を見かけました。
- 「訓練説明会に参加すると合格しやすくなる」
- 「訓練校に個別訪問すると合格しやすくなる」
これについて、訓練校側の視点で解説しますね。
「訓練説明会に参加すると合格しやすくなる」はホント?
まずは「訓練説明会に参加すると合格しやすくなる」について。
結論からいうと、説明会への参加が直接的な加点要素になる訳ではないですが、違う意味で有利になる可能性はあります。
面接では評価項目・評価基準がきちんと設定されているので、まっとうな訓練校であれば「説明会への参加の有無」を点数に反映することはありません。
とはいえ、選考試験について直接質問できるので、その点では有利になりえます。
- 「面接ではどのようなことを質問されますか?」
- 「筆記試験はどのような問題が出ますか?」
- 「今回、応募者数は多いですか?」
などなど、質問をすれば答えてくれる訓練校も。
説明会は、訓練校側からすればある意味「集客の場」です。
よっぽど答えにくい質問でなければ真摯に回答してもらえるはず。
また、説明会では学校の雰囲気や駐車場のことなど、細かいことにも気軽に質問ができるので、可能であれば参加しておくことをおすすめしますよ。
説明会で実際にカリキュラムの説明を聞いておけば、面接の「訓練の内容を理解していますか?」という質問にも、自分の言葉で答えやすくなります。
「訓練校に個別訪問すると合格しやすくなる」はホント?
「訓練校に直接連絡して、個別に見学や説明会を受けると合格しやすくなる」
という説も、上記と似ています。
面接への直接的な加点要素にはならないですが、自分のことを印象付けることはできるかも、という程度。
訓練校としては、応募者は少しでも多いほうがいいので、連絡をすれば個別に対応してもらえることがあります。
ただ、それはあくまでも通常の説明会の日程に都合がつかない場合に留めておきましょう。

訓練校の職員は、開校前は忙しかったりするからね。
また、個別訪問は一概にメリットばかりとは言い切れません。
個別に対応してもらうということは、その間ずっと振る舞いを見られるわけです。
ちょっとした言葉遣いも例外ではありません。
接する機会が多い分、細かなボロが出ないように注意する必要があります。
職業訓練の面接対策でよくある質問
回答例は丸暗記したほうがいい?
丸暗記はおすすめしません。
一言一句覚えようとすると、途中で一か所飛んだだけで頭が真っ白になりがちです。質問の聞かれ方が少し変わっただけで、答えられなくなることもあります。
覚えるのは「結論」と「その根拠」の2点だけでOK。あとは声に出して2~3回練習しておけば、本番でも自分の言葉で話せます。
志望動機は受講申込書と同じ内容でいい?
同じ内容で大丈夫です。むしろ、申込書と面接で話が食い違うほうが問題。
申込書の内容をもとに質問されることもあるので、提出前に内容を控えておき(コピーや写真など)、面接前に読み返しておきましょう。面接では、申込書に書ききれなかった具体的なエピソードを少し足すくらいがちょうどいいです。
緊張して言葉に詰まってしまったら?
「すみません、少し緊張しています」と一言ことわって、落ち着いてから話し直せば問題ありません。
先ほども書いたとおり、面接で一言一句チェックされることはほとんどなし。言葉に詰まること自体よりも、黙り込んでしまったり、質問と違うことを長々と話してしまうほうがマイナスです。
質問の意味が分からなかったときも、「恐れ入りますが、もう一度お願いできますか」と聞き返して大丈夫ですよ。
正直に答えると不利になりそうな質問はどうする?
嘘をつくのはおすすめしません。
通院や家庭の事情などは、入校後に必ず影響が出てくるもの。面接で隠して合格しても、あとでトラブルになってしまいます。
「事情+どう対応するか」をセットで伝えるのがコツです。「月に1回通院がありますが、訓練のない土曜日に予約するようにします」のように対応策まで話せれば、マイナス評価にはなりにくいです。
準備はしっかり!固くなり過ぎず面接に臨もう
訓練校側は「とにかく最後まで通いきって就職してほしい」と考えています。
面接では、そうならない要素を一つずつ潰していっているイメージですね。
面接前にやっておきたい準備は次のとおりです。
- 募集案内を読み込み、訓練内容・取得できる資格・目指せる職種を把握する
- 自己紹介・自己PRを1分以内で話せるようにしておく
- よく出る質問に「結論+根拠」で答えられるようにしておく
- 通学方法と所要時間、駐車場を確認しておく
- 持ち物と服装を前日までに準備する
準備をしっかり行い、固くなり過ぎず面接に臨みましょう。
職業訓練の就職率は何%?最新データと計算方法・訓練校の裏事情を解説








