母子家庭「お金がない」から抜け出そう【シングルマザー応援】
母子家庭だと働く時間も限られるし、お金が無くて辛いわ。もっと余裕ある生活をしたい…。
一人で仕事も家事も育児もこなすのって、とてつもなく大変だよね。尊敬です。
こんにちは。
しんすーです。
今回は、母子家庭の「お金がない問題」を解決していく方法をご紹介。
「食費を切り詰めよう」的な、きつい割に効果の薄い方法ではなく根本的な安定を目指します。
この記事を読むメリット
- 母子家庭の「お金がない」を解決する方法が分かる
- お金だけでなく時間も手に入れて人生が豊かになる
公的支援を受ける
母子家庭における”お金がない問題”を解決したいなら、まずは公的支援を余すことなく利用し尽くすことが大事。
申請すれば支援が受けられるのに、漏れているものはありませんか?
公的支援にはざっくり下記のようなものがあります。
母子家庭世帯が知っておきたい公的支援
- お金が貰えるタイプの支援
- お金の負担が減るタイプの支援
- お金を貸付けてくれるタイプの支援
- 子供の教育をサポートするタイプの支援
下記の参考記事に目を通しておけば一通り把握できます。
1.と2.の参考記事
>シングルマザー必見!母子家庭を支援する手当と助成金制度まとめ
3.の参考記事
>母子父子寡婦福祉資金貸付金制度
4.の参考記事
>母子家庭の生活費の実態は?ひとり親・シングルマザーをサポートする公的制度まとめ
自治体が独自の支援策を打ち出している場合もあるので、役所に出向いて相談してみるのもあり。
「公的支援の利用」は、お金の問題を安定的に解決できるとっておきの方法です。
養育費をしっかり請求
別れた元パートナーから、養育費をしっかり貰うことも大切。
「私のケースでは養育費貰えないわ。」
などと思い込んで、請求を諦めていませんか?
例えば、相手が「養育費を払わなくていいなら離婚してあげる」といって離婚した場合であっても、その決めごと自体が無効であるケースもあります。
相手が「他の人と再婚するからもう養育費は払わない」と言ってきた場合でも、必ずしも支払い義務が消滅するわけではありません。
「あの時約束してしまったから」という理由で養育費を貰えていない方は、まずは専門家に相談してみることで活路がひらけます。
あの手この手で養育費支払いから免れようとする相手に、実親としての義務をまっとうしてもらいましょう。
親に頼ることも重要
お金の問題を解決していく為には、自身の親にサポートしてもらうことも重要です。
経済的に楽になるだけでなく、子供の急な発熱時などに面倒を見てもらえるので。
つまり、仕事に打ち込みやすくなり収入アップの可能性が広がるんです。
とはいえデメリットもありますが。
実親と同居するメリット
- 経済的に楽になる
- 仕事がしやすくなる
- 家事・育児に余裕が出る
実親と同居するデメリット
- 自由度が下がる
- 小言を言われる場合がある
- プライベートな空間を保ちにくい
上記のとおりデメリットもありますが、少なくともお金の問題については楽になるはず。
同居できない・したくないという場合は、実家のすぐ近く(歩いて行ける距離)に住むなど妥協策も模索してみてください。
母子家庭の「お金がない問題」を自力で解決
母子家庭でお金がないという状況から抜け出す為には、自分自身で行動を起こすことも大事。
能動的に動いて、安定した生活を手に入れましょう。
生活費を徹底的に見直す
「お金がない」問題から抜け出すには、生活費を徹底的に見直すことが必要です。
ただし、育ち盛りの子供の食費を削るとか、塾・習い事の費用を削るとかはしたくないですよね。
手っ取り早く支出を抑えたいなら、固定費(家賃、保険料など)を見直すべし。
例えば、スマホを大手キャリアから格安SIMに乗り換えるのも一つの手。
簡単な手続き一つで、毎月5000円ほどの通信費の節約ができます。
「なるべく生活環境に影響(負担)を与えず節約に繋げる」ことが長続きするポイントです。
時給単価を上げる
収入を上げたいと考えたときに、母子家庭だと残業などでの対応は難しいですよね。
労働時間を増やせば、そのぶん家事や子育てに支障が出てしまいます。
なので、限られた時間の中で収入を上げるには「一時間あたりの労働対価」を押し上げる必要あり。
つまり、時給アップが大事。
資格手当のある会社で働いているなら、勉強して資格取得を目指すのが吉。
もしくは、時間単価の高い職種に転職するのも一つの手です。
手に職をつける・スキルアップする
新しいスキルを身につけて収入を安定させるのもおすすめ。
スキルを習得して収入が上がると、何より自己肯定感のアップに繋がります。
職業訓練なら無料でスキルを身につけられますよ。
職業訓練受講給付金の手続き方法と「厳しい審査を通すコツ」|求職者支援訓練の条件とは
キャリアを尊重してくれる相手と再婚する
パートナーの経済力はあるに越したことはないですが、金銭面で相手に依存しすぎると経済ハラスメントを受けるリスクが出てきてしまいます。
また、経済的依存が進むと、万がいち結婚生活がうまくいかなかった時に(離婚などの)選択肢を選びにくくなるのも難点。
女性のキャリアを理解・尊重し、応援してくれる相手を見つけるのがポイントになるかと思います。
どちらにしても、経済的に自立したうえで再婚する・もしくは再婚した後でもいいので経済的に自立できるよう努めるのが大切です。
お金がない時に注意したいこと
お金がない時こそ気を付けたいことがあります。
- 詐欺に注意
- メンタルを安定させる
この2点を意識しておかないと、苦しい生活から抜け出しにくくなるかも。
詐欺に注意
人間は、お金がない時ほど正常な判断ができなくなるといいます。
「1日30分、スマホ一台で月20万稼ぐ方法!」
みたいな怪しさ全開の商材でも、買ってしまうこともあるんです。
心の隙を狙った詐欺に要注意。
メンタルを安定させることも必要
独りで家事も育児も仕事もこなしていると、体力面だけでなくメンタル面でもかなりの負担がかかりますよね。
精神的な負担が続くと、焼け食いしたり、ネットショッピングで衝動買いしてしまったり、さらにお金が減っていきます。
「心の隙を埋めるため、男性に貢いでしまう」なんてことも。
生活を安定させる為には、無理しすぎないことも大切です。
シングルマザーの不安を解消する方法|経済面・孤独や寂しい時の対処など
まとめ【母子家庭のお金がない問題をスパッと解決する7つの方法】
まずは自分に合った方法を一つずつ実践していくのがおすすめ。
経済的な余裕をもつことで、精神の安定にも繋がります。