地方の飲食店が成果を出すWeb集客戦略
全然お客さん入らないなぁ。SNSに写真も載せてるのに、なぜ?
飲食店経営は楽じゃないですよね。
とりわけ、集客は売上げに直結する重要項目でありながら、なかなか難しいのが現実。
最近だとコロナ禍の影響もあり、多くの飲食店が厳しい経営状況を余儀なくされました。
あなたのお店も、少なからず影響を受けたのではないでしょうか。
でも、ほんの少しの工夫でそんな状況を打破し黒字化できるかもしれません。
この記事では、飲食店が赤字脱却し行列を作る為の集客戦略を解説。
特に、地方の飲食店において効果を最大化する「Web集客」に絞ってお伝えします。
もしよろしければ最後までお付き合いください。
Web集客に力を入れる重要性
まず伝えたいのが、地方の飲食店経営者こそWeb集客に力を入れるべきということ。
なぜなら、都会のお店に比べて広告費が安く済むことが多く、差別化も図りやすいので。
さらに、どの広告の成果がより大きいのかをデータ分析することができ、より効果の高い集客方法に移行できるのもメリット。
立地の悪さをカバーし、効果を最大限に発揮できるのがWeb集客なのです。
様々なWeb集客の方法
一口にWeb集客といっても、様々な方法があります。
- お店のHPを持つ
- クチコミサイトに登録する
- SNS運用する(Twitter、Instagram、Facebook等)
- リスティング広告を出す(Google広告、Yahoo広告等)
などなど。
ちなみにリスティング広告とは、検索結果画面に表示される下記の赤枠部分のような広告。
有料ではありますが、手っ取り早く見込み客にリーチすることが可能。
リーチしたい相手に合わせた方法を探す
それぞれの広告予算や呼び込みたい客層に合わせた集客方法を選ぶと、効率良く集客に繋げることができます。
「予算があるならリスティング広告」
「若い女性にリーチしたいならインスタグラム」
といった感じ。
ちなみに、インスタ集客を考えている方はこちらの記事も参考にどうぞ。
『地方の飲食店の為のインスタ集客術【失敗しないWebマーケティング戦略】』
もちろん、最初は効果測定のため全て試して、より効果が出た方法へとシフトしていくのもありです。
その場合は、全部に手を出しすぎて中途半端になってしまわないように注意。
情報を届けたい相手は明確か。
届けたい相手に情報が届いているか。
今一度じっくり考えて、集客方法の方向性を決めましょう。
固定客やリピーターを作る施策
新規のお客さんを集めるだけでなく、一度来店してもらった方にリピーターになってもらう施策も必要です。
「LINE登録お願いします」だけでは物足りない
よくあるのが「LINEの友達登録お願いします」と呼びかけるだけの方法。
全く効果がないという訳ではありませんが、これだけだと弱い。
次回の来店に繋げるには、お客さんにとっての具体的なメリットを分かりやすく明示する必要があります。
そこで、もっと踏み込んだ活用法を紹介します。
「LINE ショップカード」機能を使う
「LINE ショップカード」という機能を使えば、お客さんを自然にリピート誘導することができます。
LINE ショップカードは、LINEの公式アカウントが無料で提供している「スタンプカード」のような機能。
お店にQRコードを置いておけば、お客さんはLINEでコードを読み取るだけでスタンプが溜まっていくというもの。
「LINE ショップカード」のメリット
LINE ショップカード機能を使うと、リピート率の向上が期待できます。
例えば、
「2回目は大盛り無料」
「4回来店したらトッピング無料」
といった具合で設定しておけば、お客さんにとっての具体的なメリット提示になります。
しかも、実際にポイントカードを持ち歩く必要がないので
- 財布の中がかさばらない
- ポイントカードを家に忘れることがない
さらに、ポイントの有効期限が近くなると通知が行くようになっているので、失効のリスクも減ります。
これだけお客さんにとってメリットが揃っていれば、登録してくれるハードルはグンと下がります。
ひいては、リピート率の向上に繋がるんです。
【無料】初心者でも簡単にできる集客施策
とはいえ、いきなりLINE ショップカードの設定を構築するのは難しい・面倒臭いというのが本音ですよね。
まずは簡単にできることから集客の施策をはじめるのもありです。
例えば下記のような施策なら、無料で簡単に実行可能。
- クチコミサイトに店舗を登録
- Googleビジネスプロフィールに登録
これらの施策を行うことで、手っ取り早く集客チャネルを増やすことができます。
クチコミサイトに登録する
一番簡単なのが、クチコミサイトへの店舗登録。
今の時代、クチコミサイトに登録されていないお店だと怪しんでしまう人もいます。
機会損失を無くすためにも、登録は必須。
まずは、主要サイトの一つである【エキテン】
月間650万人以上のユーザーが利用するサイトで、あなたのお店の魅力をPRできます。
Googleビジネスプロフィールを利用する
クチコミサイトに登録したら、次はGoogleビジネスプロフィールへの登録も済ませておきたいところ。
Googleビジネスプロフィールとは
店舗の情報を登録し、Googleの検索結果やGoogleマップにお店の情報を表示させられるサービス。無料で利用可能。
実際の表示例はこんな感じ。
検索結果に自分のお店情報が表示されるようになります。
見たことある方も多いはず。
ちょっとしたホームページ代わりにもなりますね。
苦手ならプロに頼むのもアリ
「とにかくWeb関連は苦手」という方はプロに頼むのもおすすめです。
地域に根差したWeb集客コンサル(または代行)サービスは珍しくありません。
例えば、沖縄ならSEO沖縄.comというサービスがあります。
まるっとプロに依頼したほうが大きく改善できる場合もあります。
まとめ【地方の飲食店の為のWeb集客戦略】
大事なのは自身のお店に適した改善施策を行うことです。
また、施策を行う際は常にPDCAを回し、改善し続けることも重要。
なにかと厳しい社会情勢ではありますが、上手く対処して乗り越えましょう。
ではでは~。