ブログでトレンド記事を書いてPVを伸ばすコツ
トレンド記事って稼げるの?書いてみたい!
稼げるかどうかは場合によるけど、比較的PVは伸びやすいよ。
この記事では、トレンド記事を書く際のコツや書いた後にやっておきたいことを解説します。
トレンド記事とは
そもそもトレンドとは、世の中の注目を集めているもののこと。
トレンド記事とは、話題になっているものや注目を集めているものについて取り上げた記事のことです。
芸能ニュースや新商品情報、季節イベント(クリスマス等)関連の記事をイメージすると分かりやすいかと思います。
トレンド記事の特徴
トレンド記事は「PV数を稼ぎやすいが一過性のものである」と言われています。
(トレンド時期を過ぎるとPVが元に戻る)
効果が長続きしないので資産性が無いとされていますが、“PV爆増期間”がどれだけ持続するかはケースにより様々です。
トレンド記事を書くと稼げる?
トレンド記事を書けばお金が稼げるかというと、正直ジャンルや内容によるとしか言いようがありません。
(これを言ってしまうと元も子もないですが。笑)
ただ、あえていうなら稼げるトレンド記事を狙って書くというのは難しいです。
例えば、とある芸能人の不倫が発覚したからといってそれを記事にしたところで、PVは稼げても大きな収入に繋げる可能性は低いですよね。
(Googleアドセンスで小銭程度なら稼げるかもしれませんが)
一方、生放送や特番で芸能人がとある商品について言及したり、新サービスが取り上げられたりすると
「○○のテレビでやってたサービスってどんなの?登録方法や購入方法を解説」
みたいな感じで記事を書いてマネタイズ(収益化)できるわけです。
収益に繋がるようなトレンド記事は狙っているメディアも多く、わりとセンスが問われます。
トレンド記事の書き方・コツ
トレンド記事の書き方やコツを、いくつかのパターンに分けて解説していきます。
トレンドを察知してから書く時の方法
まずはいち早くトレンドを察知して記事を書く時の方法です。
既にトレンドの波が起きはじめてから書くことになるので、スピード勝負になります。
【リサーチ】いち早くトレンドを察知するために
下記のようなツールを利用すると、自分がまだ気づいていないトレンドを早めに察知することができます。
Googleトレンド
→Googleの検索急上昇ワードやトレンドを調べることができる。
Twittrend(ついっトレンド)
→X(旧Twitter)で話題になっている各地のトレンドを一覧で見ることができる。
テレビ等で取り上げられる頃に書きはじめるとどうしても出遅れてしまうので、上記ツールやネットで情報収集しておくのがおすすめ。
逆にいうと、初期のうちにそのトレンドワードで上位表示を確立できていれば、テレビ番組で取り上げられた時にさらなる流入(第二の波)が見込めます。
ツール以外であれば、インフルエンサーの発言にアンテナを立てておくのもありです。
インフルエンサーが「これはすごい」とか「これはブームが来そう」とか言うものは流行る可能性あり。
例えば今日本に浸透しはじめているNFTについては、だいぶ前から多くのインフルエンサーが発言していたりします。
全ての発言を真に受ける必要はありませんが、少し調べてみて「イケる!」と思ったものは挑戦してみるのもいいですね。
また、ツールやインフルエンサーの発言などは関係なく、場合によっては自分の直感を頼りにトレンド記事を書いてみるのもいいかもしれません。
記事を書く前に必ずライバルチェック
気になるトレンドがあったら、実際に狙いたいキーワードで検索をかけてみてください。
検索上位が既に大手メディアで埋め尽くされているようであれば、勝負しないほうがいいです。
逆に、そのキーワードについて言及しているサイトがほとんどなかったり、古い情報しかない場合は書く価値ありです。
僕が書いたトレンド記事の実例(新サービス紹介)
ここからは、僕が実際に書いたトレンド記事を例に流れを紹介します。
書いた記事
『Brainで稼ぐ仕組みとメリット・デメリット【新しい記事アフィリエイトの稼ぎ方】』
書いた時の流れ
- X(旧Twitter)でトレンドを察知
- 「Brain」でGoogle検索してライバルチェック
→競合がほとんどいなかった - 複合キーワード選定
- 記事作成・投稿
- インデックス登録リクエスト
- 記事URLをポスト(ツイート)
- 関連記事を追加投入
→内部リンクで繋ぐ
おおまかな流れはこんな感じです。
上記の2の部分までは先ほど説明したとおりなので、引き続き手順3からのポイントを説明していきます。
複合キーワード選定(類似サービスから予測)
トレンド記事を書く時にハードルとなるのが、どのような複合キーワードを狙うか?です。
「Brain+○○」というように組み合わせるワードが、Googleトレンドや関連キーワード調査ツールに上がって来ていないと、決めようがないんですよね。
当時、実際に関連キーワードツール『ラッコキーワード』で「Brain」と検索してみたんですが、ここでいうBrainに関連するワードは当時出てきませんでした。
そこで僕が行ったのが、類似サービスから複合ワードを予測する方法です。
実は、Brainと似たようなサービスで「インフォトップ」というものが既にあったんですよね。
なので、ラッコキーワードで「インフォトップ」と入力して検索をかけてみたわけです。
すると、それっぽいものが出てきました。
- 「インフォトップ 稼ぐ」
- 「インフォトップ 稼げる」
- 「インフォトップ 詐欺」
- 「インフォトップ アフィリエイト」
「インフォトップ」の文言をそのまま「Brain」に変換すると…
- 「Brain 稼ぐ」
- 「Brain 稼げる」
- 「Brain 詐欺」
- 「Brain アフィリエイト」
こんな感じ。
これらのキーワードを狙って記事を書いたら、すぐに上位に上がってきてました。
普通なら
「このサービスはどんな人が利用する?」
「その人が疑問に思うこと・不安に思うことは何?」
ということを考えて複合キーワードを決めていくらしいのですが…
当時の僕はそこまで掘り下げて具体的なイメージを持つことができなかったので、ツールに頼ったわけです。
まぁ、PV爆増したので結果オーライということで。笑
記事作成・投稿(情報の羅列で終わらせない)
実際に記事を書く時は、情報の羅列だけではなく今後の予測など独自の分析・考察なども加えると尚良し。
単なる情報の羅列だけだと上位表示が難しくなるだけでなく、訪問者が来てもすぐに離脱されてしまう可能性が高いです。
読者が求める情報を先回りして置いておくイメージですね。
インデックス登録リクエスト(重要)
記事を投稿した後は、Googleサーチコンソールでインデックス登録をリクエストするのをお忘れなく。
インデックス登録リクエストとは、ざっくりいうと
「Googleさん、記事投稿したから検索結果に反映させてね~♡」
と、お願いすること。
すぐに反映されるとは限らないですが、スピード勝負であるトレンド記事投稿時には重要な操作です。
インデックス登録リクエストの手順
- サーチコンソールの画面を開く
- 左側メニューにある「URL検査」をクリック→登録したいページのURLを貼付け→「Enter」
※またはサーチコンソールの画面上部にあるURL入力欄に直接URLを貼付け→「Enter」 - 「インデックス登録をリクエスト」をクリック
記事URLをポスト(ツイート)
X(旧Twitter)で記事URLとハッシュタグを付けてポスト(ツイート)すると、さらなるPV増が期待できます。
ポイントとしては、ただURLを載せるだけじゃなく記事を読むメリットをしっかり書くこと。
既にバズっているポストがあるならそこにリプするという方法もありますが…
「迷惑にならない程度に」でお願いします。笑
関連記事を追加投入
あとは同じ流れで関連記事を追加投入していくと、相乗効果でさらにPVが伸びます。
僕のケースでは、他の複合キーワードの記事を3記事(計4記事)作成し内部リンクで繋ぎました。
(現在はいくつかの記事は削除していますが)
PVをなるべく伸ばすために、記事同士を内部リンクで繋ぐのも忘れずに!
記事テンプレートを作るとスピード感アップ
スピード勝負に本格的に参入したいなら、記事テンプレ(雛形)を作って蓄積しておくことをおすすめします。
トレンド記事に限ったことではないですが、記事テンプレがあると効率良くスピード感をもって記事を作れますよね。
例:「芸能人同士が結婚」のニュースが報じられた時のテンプレ
タイトル
「○○と○○が結婚!?出会いの経緯や過去の共演歴など徹底解説」
見出し
- ファンの祝福の声
(何名かのポスト(ツイート)を埋め込む) - ○○(男性側)のプロフィール・詳細情報
- ○○(女性側)のプロフィール・詳細情報
- 二人の出会いのきっかけや経緯
- 二人が惹かれ合った理由を考察
※あくまでも例えです。
これなら、穴埋めしていくだけである程度完成された記事ができあがりますね。
ただ、実際にトレンドの傾向が出始めてから記事を書くのはかなりの消耗戦になります。
大手メディアのように24時間臨戦態勢・人海戦術をするわけにもいきませんよね。汗
なので、あらかじめ準備しておけるトレンド記事を書くという手もあります。
トレンド記事を仕込んでおく(準備可能なケース)
ここからは、がっつりスピード勝負ではなく準備可能なトレンド記事について紹介します。
「あの漫画がドラマ化!」は大チャンス
小説や漫画がドラマ化される時は大チャンスです。
事前にじっくりたっぷり予習と準備ができるので。
最近だと、漫画『ミステリと言う勿れ』もドラマ化されましたね。
漫画は知らなかったけどテレビで初めて観るという人は大勢います。
映画とは違い、視聴者のほとんどは同じ時間にテレビを観ることになりますよね。
そこを狙います。
「この場面で視聴者は何を考える?何が気になる?」
という予測をたてて記事を仕込んでおくんです。
(できればドラマが始まる数日前までには記事を投稿しておく)
また、そのテレビを観て
「自分が感じたこと」
「他の人はどう感じたのか」
を共有したい人が大勢集まる場があります。
そうです、X(旧Twitter)です。
ドラマを観ながら、リアルタイムでハッシュタグをつけて投稿するとPV数アップに繋がります。
(こちらも”スパムっぽくならない程度に”でお願いします。笑)
番組の予定表からトレンドを予測する
番組の予定表からトレンドを予測する方法もあります。
一週間分の番組表をネットなどで確認して、記事にできそうなものを取り上げます。
肌感ではありますが、特番や生放送はX(旧Twitter)で一段と盛り上がることが多いようです。
公開予定の映画も狙い目
公開予定の映画も狙い目です。
あらかじめ予習したり、最適化した記事テンプレを作っておくことができるので。
そして映画を公開初日に観に行き、終わったら速攻で記事を書けるっていう。
僕も、実際に『ミュウツーの逆襲』や『ポケットモンスター ココ』の記事を書いてPVを稼がせてもらいました。笑
トレンド予測ができるジャンルの記事を書く
トレンドと言っても、あらかじめ予測しやすいものがあります。
例をいくつか挙げておきますので、書けそうなものについて特集記事を書いてみるのもいいですね。
- 季節ごとのイベントや行事ごと
→クリスマス、ゴールデンウィーク、ひな祭り、夏休みなど - スポーツ
→世界大会、オリンピック、プロ野球など - 地域情報
→○○祭り、自治体や商店街の新しい取り組みについて取材した記事など
たいていの場合イベントが始まる1~2ヶ月ぐらい前から検索需要が伸び始めるので、イベントの数ヶ月前ぐらいには記事を公開しておきたいところです。
(さらにいうと、検索結果に反映されて上位に上がってくるまでに時間を要することがあるので)
また、単発で終わるものではなく、なるべく長期にわたって開催されるものを選ぶとそのぶんトレンド期間が長持ちします。
(特にスポーツ関連)
地元のお店を記事にしたらPVが増えた話【実例】
地域情報の記事を書いても、母数が少ないからPV集まらないんじゃない?
たしかに母数は少ないけど、そのぶん地の利を活かせる。上手くハマればぐんと伸びるよ。僕の実例で解説してみるね。
僕が書いたのは、地元の食堂について書いたグルメ記事。
『奥武島『魚めし屋』がオープンしたので食べてきた【沖縄グルメ】』
ブログを始めて間もない頃に書いた記事だよ。写真も暗くて素人感まる出し。それでも上位表示できてPVが伸びたんだ。
これについては、オープンしたばかりのお店を取り上げたのが功を奏したのだと考えています。
当時そのお店について取り上げていたメディアは他になく、食べログにもまだ載っていない状況でした。
ゆえに、初心者である僕が書いた記事でも検索順位は1位。笑
でもさ、世間に知られてないようなお店だったら検索需要すらないんじゃない?
実は、検索需要が爆伸びするきっかけがあったんだ。
それは、地元テレビ番組でそのお店が取り上げられたこと。
放送されてからしばらくはPV数が爆増していました。
今でこそ検索1位からは陥落してしまいましたが、まだまだ検索上位をキープしています。
そこからヒントを得るとすれば…
開店から間もない地元のお店を記事にしてみるのもアリですね。
トレンドの波が来る前に記事を仕込んでおくことで、波が来た時に他を出し抜けます。
トレンド記事を書く時の注意点
最後にトレンド記事を書く時の注意点を挙げます。
薄い記事しか書けないようであれば書かない
薄い記事しか書けなさそうであれば、”書かない”という選択肢を取る勇気も大切。
- トレンドばかりを負うと専門性皆無のありきたりな記事しか書けない
↓ - ありきたりな記事(低品質記事)ばかりが増えていく
↓ - 結果、ブログ全体の評価が下がる。
という流れになる恐れがあるので。
「トレンド記事を書くとGoogleにペナルティを受ける」
と主張する人も居ますが、トレンド記事そのものがマイナスになるのではなく上記の流れに起因しているのではないかなと思っています。
低品質な記事を書くと評価が下がるというのは、別にトレンドブログに限ったことではないですよね。
現に、長く検索上位に居座っているトレンドブログも少なからずあります。
なので、トレンドによるペナルティを恐れるのではなく
「そもそも低品質な記事を書かない」
に尽きるかと。
炎上・ネガティブ系の記事は避ける
わざと炎上を狙うような記事や事件・災害に関する記事に対して、Googleは日々監視の目を強めています。
一時的なPV数は稼げても、その後マイナスな影響を受ける可能性が高いです。
炎上系・ネガティブ系な記事は避けるのが無難。
公開後もメンテナンスを
トレンド記事を書いた後も、最新情報を追記し続けるといいです。
トレンド記事はすぐに埋もれていくので、定期的にメンテナンスすることでそれを防ぐ(または緩やかにする)のがおすすめです。
ブログにトレンド記事を取り入れてPVを伸ばそう
最後まで読んでいただきありがとうございます。
あらためて強調しておきたいことは下記の点です。
- トレンド記事はスピード勝負とは限らない
- トレンド記事の活躍の場は一回限りとは限らない
- トレンド記事といえど公開後のメンテナンスも大事
トレンド記事は素早く動くことも大事だけど、事前に仕込んでおくということもかなり有効なんですね。
まさに、今からできることがあるはず。
トレンド記事を書いてPVアップに繋げませう~。