サーティファイ実技試験問題を解くコツ【Office系】
サーティファイの実技試験問題が難しい!コツとか無いのん?
コツはあるよ。今日はサーティファイの実技試験問題(Office系)を解くコツを紹介していくよ。
今回はバージョン2016を使って解説します。
練習方法
サーティファイの実技試験問題をマスターするには、テキストを参考に練習問題・模擬問題を解くのが主流です。
ウイネットの問題集が出題パターンが近いのでおすすめ。
※問題集を買う時は受験級とバージョンが間違ってないか確認しましょう。
練習の際に意識することは主に3つ。
- 時間を意識する
- 苦手な問題を把握する
- 間違った箇所を復習する
実技試験問題を解く際のコツ
それでは、サーティファイ実技試験問題を解くコツを見ていきましょう。
まずは下の問題をご覧ください。
※画像はクリックで拡大できます。
サーティファイの実技問題はこのような記述が多いです。
このような出題があった時、基本的には
左側から順にボタンの位置を追っていけばOK。
例えば、上記の出題にて文字の輪郭の設定したい場合
- 「フォント」グループの中の(文字の設定なので)
- 「文字の効果」ボタンの中の
- 「文字の輪郭」の中の
- 「色」 or 「太さ」
という具合に、左から順にボタンを開いていくことで設定を探し当てることができます。
このイメージさえ掴めていれば、問題文といえど答えが記されているようにも見えるので、とても簡単に感じるようになります。
それでは念のためにもう一問。
下記出題にて「図形の塗りつぶし」を設定するとしましょう。
左側から…
- 「描画ツールの書式」タブを選択
- 「図形の塗りつぶし」ボタンを選択
- 「図」を選択
- ダイアログが開いたら指定のファイルを選択
と進めていけばOKです。
※ちなみに「描画ツールの書式」タブは、図形などのオブジェクトを選択していないと表示されないので、タブが見当たらない場合はオブジェクトが選択されているか確認してください。
さて。
イメージできましたでしょうか。
もちろん、全てがこのパターンに当てはまるというわけではありませんが、基本的にはこの型を覚えておくことに越したことはありません。
科目ごとワンポイントアドバイス
サーティファイ実技試験問題の、科目ごとのポイントもサクッと紹介しますね。
本当は伝えたいことがいっぱいあるのですが、全て書こうとすると終わりが見えないのでワンポイントずつ紹介 笑
ワード(Word)
ワード試験のポイントは下記のとおり。
3級
タイピング速度は超重要!
2級
スタイル作成する時は「標準」の段落にカーソルがあることを要確認!
1級
参考資料タブ内のボタンの出題が結構あるよ!
エクセル(Excel)
エクセル試験のポイントは下記のとおり。
3級
半角・全角の違いに注意!最初の罫線の問題は③→①の順で解くと崩れにくいよ!
2級
関数の型をしっかり覚えよう!「問題5」はほぼゴールシーク or 統合!
1級
関数の応用力必須!マクロなど難問を解く前に一旦保存しておくと失敗も怖くないよ!
パワーポイント(PowerPoint)
パワーポイント試験のポイントは下記のとおり。
初級
テキストファイルからのコピー・貼付けをできるように!
上級
スライドマスタを理解しておかないと序盤でつまづくよ!時間勝負になるので「書式のコピー」や「F4ボタン(直前の操作を繰り返す)」を駆使して作業を高速化しよう!
知識問題の練習方法について【おまけ】
知識問題を練習する時は、決してテキスト上だけで完結せず実際にPC操作をして動きを確認しましょう。
というのも、知識問題を解く鍵は
「出題された時、実際の操作画面をいかにイメージできるか」
が重要だからです。
例えば
「○○の文字列を△△の設定で置換すると××と表示される」
という出題があった時、実際にその操作を行った時のイメージを持っていなければ解けないですよね。
知識問題といえど、実際にPCを動かして覚えることが重要です。
まとめ【サーティファイ実技試験問題を解くコツ】
本番でどうしても分からない問題が出た場合は、その問題を一旦飛ばして後回しにする勇気も必要です。
また、PC操作を上達したいなら、自分で課題を作って自由に操作してみることも大事。
- ワード→お店のPOP
- エクセル→家計簿
- パワーポイント→会社説明スライド
などなど。
「ここをこう表示したい時はどの設定を触ればいいだろう?」
という感じで、自問自答しながら考えることでPC操作は飛躍的に上達していきます。
応用力を身につけて、資格取得はもちろん実践の場でもスキルを活かして下さい!