ドラゴンボール超のトンデモ設定【ひどい、つまらない等の声が続出】
オッス!おら悟空!なわけないやん、しんすーだよぉ~。
※この記事では、ドラゴンボール超(映画含め)のネタバレ要素があります。ご注意ください。
さて。
ドラゴンボール超の評判、ネットがザワついてます。
- 「つまらない」
- 「面白くない」
- 「色々ひどい」
などの声が続出。
う~ん、辛辣。
ただですね
正直な話ですね
僕も、ドラゴンボール超の漫画を読んでいて違和感を感じることはありました。
今回は、ドラゴンボール超の評判がそれほどまでに悪くなってしまった理由を考察。
主な理由は、これまでのドラゴンボールの歴史を無視するようなトンデモ設定にあるのではと推察します。
パワーバランスの設定がおかしい
ドラゴンボール超で一番「ひどい」と言わしめたのが、パワーバランスの設定。
「なぜそうなる?」
「どう考えてもおかしいw」
などなど、困惑した人多数。
亀仙人(武天老師)が強すぎ
一番びっくらこいたのが、亀仙人の強さ。
猛者ぞろいの宇宙大会に参加し、まさかの大活躍。
悟空に「身勝手の極意」のヒントとなる闘い方も指南し、敗れたとはいえジレンの攻撃を何度も交わしてましたね。
いやあなた、だいぶ前に前線から離脱してましたよね?
なぜいきなり最前線で闘ってるのん?
これまでの亀仙人ではありえない強さ。
もう、あたくしプチパニック。
ブロリーが強すぎ
映画の話になりますが、ブロリーも強すぎでしたよね。
いくら適応力があるといってもさぁ…。
闘うなかでみるみる強くなり、最終的にベジットの超サイヤ人ブルーと渡り合うまでに成長してましたからね…。
あと、いろいろとブロリーに頼りすぎ。
人気あるからって、ケールとかいうブロリー型の新キャラも登場させちゃってさ。
ブロリー映画については下記記事で触れています。
『映画「ドラゴンボール超 ブロリー」の時系列がおかしい?違和感の理由を解説』
全体的にパワーインフレしすぎ
そして、ドラゴンボール超、全体的にパワーインフレしすぎ。
サイヤ人なんて、最終的に「超サイヤ人○○」で髪色を全色制覇するんじゃないかってぐらい。笑
あと、全王がチート級でして。
果てしなくチート級でして。
(後述します)
キャラ崩壊
ドラゴンボール超では、悟飯やベジータのキャラ崩壊っぷりも話題になっていましたよね。
悟飯もやし化(弱体化)
悟飯は、かなり弱体化している印象でしたね。
ただ、僕がショックだったのはパワーそのものよりも、悟飯の外見の劣化。
特に、映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』でのナヨナヨ感。
細すぎ。
筋肉しぼみすぎ。
髪型もなんか変。
ドラゴンボール超のストーリーが進むにつれて改善されてきてるっぽいですが、悟飯ファンの僕にとっては大きな出来事でした。
あれ、でもその映画ってドラゴンボール「Z」ってなってるね。ドラゴンボール「超」ではないの?
シリーズとしては「Z」になってるけど、時期やカテゴリ的には「超」に近いので、いちおう書いてみました。笑
ベジータのキャラ崩壊問題
ベジータのキャラ崩壊も深刻な状況に。笑
ビンゴダンスを踊ったり、ブルマにデレデレになってたり。
それより何より、強さとか闘いへのプライドが無くなった感があるのがショック。
一対一にこだわらなくなっていたり、自分より強い者の存在を軽々と認めてたり。
むしろ自分から共闘を呼び掛けるシーンとかありますのでね。
あのベジータ様が。泣
ストーリーが甘い・めちゃくちゃ
ストーリーの展開が甘かったり、めちゃくちゃになっていることも指摘されていますね。
ポタラ時間制限
「人間がポタラを使った場合は、合体していられるのは一時間」
という謎設定がいきなり出てきましたね。
グハッ…(吐血)。ま、魔人ブウ戦の時のベジータの葛藤は何だったんだ…。
いやいやいや~。
そこまで見事に覆されちゃ、もう何を信じていいのやら。
これさ、絶対さ、伏線回収とかじゃないやん、後付けやん(知らんけど)。
全王、何でもあり問題
ザマスが数百~数千人ほどに増え、絶体絶命のピンチ!って時。
(この増え方もどうかと思うけど。)
悟空が全王呼び出しボタンで全王を登場させて…
全王「こんな世界…消えちゃえ!」
…はい、終了。
…ザマス編、終了。
この一言で、宇宙ごと消滅ですよ。
もう何でもありっていうね…。
もう、今までのすったもんだは何だったんだっていう。
もう、どうでも良くなっちゃうよっていう。
そもそもドラゴンボール超って、破壊神をはじめ圧倒的に強いキャラが多すぎ。
なので、終始ストーリーに緊張感が感じられないんですよね。
「結局どうにかなるんでしょ。」
みたいな。
モロと二度目の対決で自信満々【なぜ敵のもとに戻ったし】
エネルギー吸収ができるモロに敗れた、悟空とベジータ。
再び大界王神様と一緒にナメック星で闘おうとします。
んで、一度負けたのに自信満々のベジータ。
WHY?!
いや、確かに今度は三対一だし、悟空とベジータは死の淵から復活しているから、パワーアップしてるかもだよ。
でもね、問題はそこじゃないんですよ。
問題は、モロがエネルギーを吸収できるってこと。
初戦で敗れた時だって、最初はベジータがモロを圧倒してた。
星ごとエネルギーを吸収されたから負けたんじゃん。
なぜに、また同じ状況で勝つ気満々なのん?
また吸収されてしまったら終わりやん。
あの時、囚人達が解放されてなくてもモロに負けてたはず。
違和感じわりまくりでしたよ。
その後は、さすがにモロの吸収技を克服してベジータが戻ってきますが。
ドラゴンボール超がめちゃくちゃになった理由を考察【辛口です】
ドラゴンボール超の設定やストーリーがここまでめちゃくちゃになってしまったのはなぜなのか。
いち読者として、理由を考察していきます。
ちょっと辛口かもです。
幅広い層、新規層の読者受けを狙った結果
めちゃくちゃになった一番の理由は、幅広い層や新規層の読者受けを狙った結果なのではと思っています。
例えば、ベジータがデレるようになったのは女性受けを狙った感があるんですよね。
たしかに「ベジータのこんな一面も見てみたい!」という需要はあったのかもですが、ちょっとやりすぎてるような…。笑
新規ファン獲得に走り過ぎると、どうしても既存のファンが違和感を感じてしまうことがありますね。
ドラゴンボール改から暗雲立ち込めてた
そもそもですが、ドラゴンボール改の時点で雲行きが怪しかったんですよね。
よっぽどドラゴンボールを終わらせたくなかったんだなぁと。
だって、ストーリーは原作とほぼ同じだったんですよ。
なぜ今さらという感じ。
ちなみに、元のアニメ・ドラゴンボールZとドラゴンボール改との主な違いは下記のとおり。
ドラゴンボールZと改の違い
- 絵面がちょっと綺麗になった
- アニメオリジナルのストーリーが無くなった
- 無駄な時間稼ぎ描写が減った。たぶん。
(煙もくもく、大地ゴゴゴみたいなやつ)
改も終了してしまい強引に引き延ばそうとした結果、今のドラゴンボール超が出来上がったのかなって勝手に思ってます。
ドラゴンボールは終わる予定だった?【鳥山明先生は本当は終了したいのでは】
ドラゴンボールには「本当はだいぶ前に終わる予定だった説」ってのがありまして…
ピッコロ編で終わる予定だった
フリーザ編で終わる予定だった
セル編で…
ブウ編で…
という感じ。
鳥山明先生の「うれし~!これでやっとわしは『ドラゴンボール』から開放されたのだ~!」という言葉からも、その真意が汲み取れるね。
昔から、編集スタッフに尻叩かれてる感はありましたね^^;
もしかすると、今もやめたいと思っているかも。
体調を崩さないか気がかりです。
ドラゴンボール超の良い点もある
さて。
ここまでドラゴンボール超のネガティブなことばかり書いてしまいましたが、実は良いなぁと思っていることも色々あるんです。
例えば、宇宙大会で優勝した時の人造人間17号の願い。
そして、ベジータがこれまでの自身の罪を悪いと思えている描写があることなどなど。
良い点にも注目して、これからもドラゴンボールを楽しんでいきまっしょ。
まとめ【ドラゴンボール超の設定がひどい?「つまらない」等の声が続出した理由】
ドラゴンボール超のめちゃくちゃ設定、細かいところまで含めればまだまだいっぱいあるのですが、今日はこの辺で。笑
これからのブラッシュアップに期待しています。