旦那の飲み会が多い時の対処法
旦那の飲み会が多すぎて辛い…。お金かかるし、家のことも手伝ってほしいのに…。
旦那の飲み会が多いと、家庭にとって結構な負担ですよね。
お金を浪費してしまうだけでなく、家事・育児に支障が出る場合も。
今回は、旦那の飲み会が多い時の対処法や飲み会から帰ってこない・連絡がないなどの問題を改善する為の方法を紹介します。
ちなみに対処法といっても、それぞれの家庭の事情により適切な方法は異なるはず。
今回紹介する方法のうち、最適だと思うものを実践してみてください。
飲み会への参加条件を設定する・交換条件をつける
飲み会に行くための条件を設定することで、頻度を減らす&自分自身も楽しめる状況を作り出しましょう。
飲み会の回数や時間を制限する
まずは、単純に旦那が飲み会へ行く回数や時間(門限)を制限する方法。
飲み会自体は禁止せずに
「月に1回程度にしてね。」
「行ってもいいけど22時までには帰ってきてね。」
などなど。
ただ、いきなり回数を大幅に減らすと反発してしまう恐れがあるので、徐々に減らしてもらうイメージです。
まずは無理のない範囲でいいので、旦那自身にも「制限する」という意識をもってもらうことから始まります。
飲み会1回につき家事を1日分やってもらう
次に、交換条件を設定する方法です。
「飲み会に参加するなら、そのぶん一日家事をやってもらう」という条件。
飲み会の前日や翌日など、あなたの希望にあわせて家事をこなしてもらいましょう。
あ、家事の日を翌日に設定した場合は、二日酔いのせいで踏み倒される可能性もあるので様子をみながらで。笑
この方法は、旦那が飲み会に行くのを億劫にさせる&自分も飲み会の度に楽できちゃう効果があります。
飲み会の日は自分も家事をしない
旦那が飲み会のため家に居ない日は、単純に家事をしない・楽をするというのもアリ。
「あなたが飲む日は私も楽をするわね。」と宣言してもいいし、何も言わずにシレっと楽をしてもいいですね。
その日は出前をとったりとかね。笑
飲み会の度に憂鬱になるのではなく、むしろ旦那の飲み会が楽しみになる方法です。笑
旦那が飲み会の日は自分にご褒美を与える
旦那が飲み会の日は、自分にご褒美をあげるという手もあります。
「妻にもメリットをもたせる」という意味では、前項と似ていますね。
具体的には、ちょっとお高めのケーキやランチ、洋服などです。
場合によっては「家事をしない&ご褒美」の合わせ技もアリ。
また、「旦那が飲み会の日にやりたいことリスト」なるものを考えておいて、当日に実行するのも楽しいかもしれません。笑
飲み会が不要である理由やコストを理解してもらう
旦那が、飲み会への参加を「仕事だから」「付き合いだから」と本気で考えている場合、条件を設定するのが難しいこともあります。
俺だって好きで飲んでるわけじゃないのに、条件を設定するのは不公平だ!君だけ楽をするな!
なんて怒り出す人もしばしば。
その場合、まずは飲み会のコスト(お金や時間)を理解してもらい、旦那が自ら飲み会を控えたいと思う状況を目指してみるといいかも。
それ、飲み会じゃなくてもいいよね?
まずは、飲み会の必要性について疑義を唱えます。笑
飲み会に行こうとする旦那を止めても、聞こえてくるのは言い訳ばかりですよね。
- これも付き合いの一環だから
- 相談にのってほしいといわれたから
- 会社では聞けない、上司の貴重な話が聞けるから
- 飲み会の参加に積極的かどうかが評価に関わるから
などなど。
これらに対して言いたいことは山ほどありますが、およそ下記の一言に集約されます。
それ、飲み会じゃなくてもいいよね?
はい、論破。笑
飲み会に行きたくないけど仕方ないんだという(テイの)旦那にはこの一言でOK。
(角が立たないよう配慮した言い回しで。)
ちなみに、旦那が本当に飲み会へ行きたくないのに参加しちゃうという場合、単に誘いを断るのが苦手なのかもしれません。
その場合は飲み会の断り方をマスターしてもらいましょう。笑
コスト1:失った「お金」を認識させる
実は、飲み会にかかるお金をきちんと認識していない旦那も多い。
一次会に参加するだけなら約3000円~で済みますが、二次会・三次会・カラオケ・タクシー代などなど、結構な額になるんですよね。
それでも、翌日(または翌週)には妻が財布に小遣いを補充してたりして、お金を遣ってる感覚がどうしても薄れる。
まずは飲み会一回分でどれだけ浪費したのかをはっきりさせると、多少なりとも意識が変わることがあります。
例えば「昨日どこで飲んだの?どれだけ飲んだの~?」など、体調を心配するようなニュアンスで聞いてみるだけでもOK。
通常なら、答えるうちに記憶が整理されて「結構使っちゃったかも」と気付きます。
コスト2:失った「時間」を認識させる
飲み会で失うのはお金だけではありません。
時間も浪費しているため、それも一つの「コスト」として目を向けさせるのもアリです。
しかも、飲み会で失う時間は単に「飲んでいる時間」だけではないんですよね。
翌日、二日酔いで丸一日潰れることもあります。
土曜日や日曜日なら、せっかくの家族との時間を失うことに。
これだけのコストを認識させるには、旦那が飲んだ日の翌日に
「パパの体調が良かったら皆で公園にでも行きたかったな…。」
といった言葉をかけると吉。
体調を気遣いつつ「失ったコスト(家族との時間)」と向き合わせる技です。笑
飲みすぎ旦那にイライラ!パターン別対処法をサクッと紹介
ここからは、旦那の飲み会のあらゆる問題にイライラしている方へ。
パターン別の対処法をサクッと紹介していきます。
旦那の飲み会が多い!頻度高すぎ!
旦那の飲み会が多い!頻度高すぎ!
多くの家庭で「飲み会の頻度」の問題は発生しているかと思われます。
正直、適切な頻度というのは家庭によって異なるんですよね。
適切な頻度を決めていいのは、飲み会による負担を背負う側。
つまり、ここでいうと妻。
あなたが「頻度が高い・回数が多い」と思うなら、その意思を反映させるのが最適解。
「周りの皆も飲みに行ってるだろ」みたいな旦那の言い訳は、本来通用しないものなのです。
この記事前半で書いたように、「条件設定」や「飲み会のコストを理解してもらう」などの対処を試してみてください。
飲み会に行ったきり連絡なし
旦那が飲み会に行ったきり連絡してこない!こっちから連絡しても繋がらない!
飲み会に行くのはいいとして、せめて連絡はほしいですよね。
どこかで酔い潰れてないか心配だったり、家庭が緊急事態な時に連絡つながるのか不安だったりします。
素直にそのことを伝えて、こちらから連絡する場合もあるよと声掛けしておくと良いかも。
そのうえで「やっぱり頼れる人には家に居てほしいな///」という言葉を付け加えれば、早めに切り上げて帰ってくる場合も。
頼れる?そ、そそんなことないけど(そんなことあるけど)
といった感じ。
男心をくすぐりつつ、今以上に家庭に目を向けさせる効果があります。笑
旦那が女性と飲み会に?!浮気を疑ってしまう…
女の人と飲みに行くですって?!浮気しないか心配…。
やましいことはないと分かっていても、やっぱり少し不安ですよね。
この場合、事情をしっかり説明してもらったうえで「心配だから連絡はしてね」とお願いしておくのが最善かと。
ただの女友達なのに責められると、窮屈に感じる場合もあるようなので。
あまり責め立てず、快く送り出すのが吉。
それでも気になる・怪しいと感じるなら、いちおう目は光らせておくのはアリ。
浮気してない?ざっくりチェック
- お金の減り具合
- 帰ってきた時の匂いや雰囲気
例えば、酔って帰って来ているのにすぐ風呂に入ろうとするのは要注意かもです。
旦那が飲み会で帰ってこない!朝帰り!帰宅時間を早めるには
旦那が飲み会に行って帰ってこない!朝帰り!遅くても深夜0時までには帰ってほしんだけどな。
帰宅時間が遅いのも、困ったものですよね。
ただ、やはり責めたり飲み会禁止にしたりすると逆効果になる場合も。
笑顔で迎えつつ「昨日の夜はちょっと寂しかったな…」と声をかけるのが得策です。
家での居心地をよくすれば、自然と家に帰るようになってくるはず。
妊娠中 or 産後で赤ちゃんがいるのに旦那が飲み会に
なんで妊娠中なのに飲み会に行くの?!えっ?!産まれてからも行くの?!信じられない!
これ、厄介ですよね。
妊娠中→子供が産まれたら中々飲みに行けなくなるからと、飲みに誘われる。
出産後→「出産祝い」という名目で飲みに誘われる。
これこそ、旦那の理解が必要。
しっかりと「妊娠中と産後しばらくは飲み会を控えてほしい」と伝えるのが大事です。
また、少し力技になりますが、知り合いの女性などに協力してもらうのもアリ。
第三者の口から「妊娠中や産後、赤ちゃんがいる間はちゃんと家に居てあげてね。」と告げてもらうと、とても効果的です。
とくに出産経験のある女性なら、さらに説得力が増しますね。
深夜に迎えに来させる旦那
深夜に迎えに来いって?もう何様なんだぁ~泣
飲み会の送迎をさせる旦那。
とりわけ、深夜にもかかわらず迎えに来させる旦那は困りものですよね。
子供がいる家庭なら、なおさらです。
この場合も、やはりその大変さやデメリットを理解してもらう必要がありますね。
まず、送迎の運転だけが大変なわけじゃないということ。
「お迎えの連絡、いつ入るかな?」
と、深夜まで常に気にしなければいけない。
小さい子供がいる場合は、寝てる子供を車に乗せてまで行かないといけない。
成長・発達にも関わってきます。
そのことをしっかり説明し、理解してもらうのが一番。
自分は頻繁に飲みに行くのに妻には行かせない「旦那の心理」
さて。
ここからは立場が逆になった場合のお話。
自分は頻繁に飲みに行くのに、妻には年に一度の飲み会にも行かせてくれないという旦那もいるようです。
これには原因がいくつかある為、それぞれのパターンにあわせた対処法が必要。
妻の代わりが務まるか不安
妻が飲み会に行っている間、自分(旦那)が家のことをこなせる自信がないから行かせないというケース。
特に、赤ちゃんがいる家庭だと「自分じゃ面倒みきれない、怖い」と感じる旦那は一定数いるようです。
普段から育児しないからよ。あたしゃそれを毎日やってるのよ。
はい、ごもっともデス…。
この場合の対処法としては、妻が居ない間に「何をすればいいか」を一から丁寧に説明し、把握させること。
哺乳瓶の消毒の仕方や、家事・育児用品の置き場所まで。
そして、準備してあげられることはできるだけ準備してあげて下さい。
やるべきことが見えてくると、案外、協力的になったりします。笑
そもそも旦那と妻で「飲み会に行くハードル」の高さが全然違うんだよなぁ。
旦那
→「今日は飲みに行ってくるね~」と軽く言える。
妻
→飲みに行く場合は一ヶ月前ぐらいから予定を立てて、旦那や親に子供のことをお願いしたり、赤ちゃんセットを用意しないといけない。
たいていこんな感じですよね。
理想としては、旦那にも協力してもらい「飲み会に行くハードル」を二人同じ高さにしたいところです。
妻の浮気が心配
妻が浮気しないか心配だからと、飲み会に参加させないケースもあるとのこと。
いや、そしたらしょっちゅう飲み会行ってる自分はどうなの。
はい、ごもっともでございマス…。
この場合、とにかく透明性を高めるよう努めましょう。
- 「誰と飲みに行くのか」
- 「どの店で飲むのか」
- 「何時頃に帰るのか」
などなど、旦那の不安を取り除くイメージで説明します。
さらに「心配になったらいつでも連絡していいからね☆」とひと押しすると、安心感を与えることができますね。
分かったわ。その代わり、あなたも飲み会に行く時はそうするってことよね(ニコッ
HAI☆GOMOTTOMO!泣
笑
妻は家で我慢するのが当たり前だと思っている
「妻は家に居とくのが当然」と思い込んでいるケース。
これ、一番厄介なやつです。汗
根本的に「男は外・女は家」という考えがある為、すぐに改善するのが難しい。
でも、少しずつではありますが改善策はあります。
このような思考って、閉鎖空間だと起こりやすいんですよね。
世間一般の感覚とズレていても、外部から指摘できる人がいないとこうなりやすい。
例えば
- いじめが無くならない学校
- パワハラが無くならない会社
などをイメージすると、分かりやすいかもです。
外部が介入できない閉鎖空間で、自分の常識を押し通し「オラが城」をつくりあげてしまうんです。
なので、この場合は周囲の協力が鍵になってきます。
具体的には、親族や友人の口からさりげなく後押ししてもらうなど。
「たまには○○ちゃんにも息抜きさせてあげてね。」と、旦那に向けて声掛けしてもらうといいですね。
世間の常識をさりげなく旦那の思考に植え付けていくイメージです。笑
まとめ【深刻な家庭問題に発展する場合も。少しずつでいいので改善していこう】
正直、今回の記事はまとめるのが大変でした。
なぜなら、旦那の「飲み会に行くための言い訳」のバリエーションが多すぎるので。笑
でも、この記事を書かずにはいられませんでした。
旦那の飲み会の悩みって、深刻な家庭問題にも繋がるんですよね。
飲み会ではなく、家庭に意識を向ける男性が少しでも増えてほしい、そんな思いで書きました。
ではでは~。